会社情報

  • 0800-888-3900〈受付時間〉 平日 9:30~17:00
  • 無料 資料請求 口座開設
  • 無料 個別相談申し込み
  • MENU

HOME > ありがとうブログ > マーケット動向・ファンド運用状況 <月次レポート2022年5月より>

マーケット動向・ファンド運用状況 <月次レポート2022年5月より>|ありがとうブログ|国際分散投資ならありがとう投信

マーケット動向・ファンド運用状況 <月次レポート2022年5月より>

2022年05月09日(月)

マーケット動向・ファンド運用状況 <月次レポート2022年5月より>

4月のマーケット動向

      

 4月のマーケットの動きですが、米国の金融引き締め懸念や中国のロックダウンなどから、ズルズルと下落する1ヶ月になりました。

 

 ウクライナ戦争は長期化しており、株式市場に与えるインパクトは鈍くなってきました。その一方、今までの金融緩和政策からの転換点を迎えている米国株式市場では5月初頭に開催されるFOMCに向けて警戒が強まり、政策金利の0.5%の利上げや0.75%利上げの観測まで出てきて、金融緩和環境で大きく株価が上昇してきた大手ハイテク企業を中心に調整しました。

      

   

    

 下記主要株式指数推移を参照していただくとお分かりいただけますように、今月は米国と新興国株式市場を中心に大きく下落しました。

 

 株式市場の動きとドル円の動きを見ていると円安の進行に合わせて、米国株が下落しているようにも見えます。米ドルに対する円安は日米金利差による影響が大きいと考えられており、金利のつく米ドルが買われ、一方利上げなどとてもじゃないけどできない日本円は人気が無くて、円安になるといった具合です。利上げでドル高が加速しているわけですから、低金利環境で買われてきた米国株への影響はしばらく続きそうです。

     

   

   

【米ドル円、ユーロ円推移】2022年3月31日を1として指数化  

             

     

202204為替の推移.gif

        

        

          

     

※ ファクトセットよりデータを参照し、弊社にて指数化しております。

  

 

  

【主要株式指数推移(配当込、現地通貨ベース)】2022年3月31日を1として指数化

                             

                   202204株価指数の推移.gif

  

                     

             

 ※ ファクトセットよりデータを参照し、弊社にて指数化しております。使用している指数についてはページ最下段の注記を確認ください。

  

      

   

  

ありがとうファンドの運用状況  

 

 

 ありがとうファンドの月間騰落率は6.7%の下落となりました。世界株が1.3%の下落でしたので、相対的に出遅れる1ヶ月になりました。参考までに日本株は2.4%の下落となりました。

 

 また、今月は売買を見送りました。

  

               

                 

           202204ありがとうファンドパフォーマンス.gif

     

          

          

      

        

        

        

値動きの大きさの推移(250営業日リスク推移)】

               

                           202204ありがとうファンドリスク.gif          

                      

      

値動きの大きさの推移について:設定来の日次リターンを基に過去250営業日のリスク(日次リターンの標準偏差の年率換算値)の推移を表したもの。簡単に説明すると、数値が高いほど日々の値動きの幅が大きいことを表し、逆に数値が低いほど日々の値動きの幅が小さいことを表します。ありがとうファンドは値動きの幅を低位に抑える運用を心掛けています。

 

    

 

    

 

【資産配分(2022年3月末)】

                        

             2022年3月末資産配分比率.gif

   

     

          

 

           

【ポートフォリオ(2022年4月末)】

               

        2022年4月末ポートフォリオ.gif

    

          

     

    

           

     

     

※「年率複利」は、過去の実績値であって将来の成績を保証するものではなく、またお客様ごとの購入時期によって運用結果は異なります。「年率複利」と「標準偏差」については、ありがとうファンド設定来(2004年9月1日)からのデータを基に、弊社にて計算しております。参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。

  

      

      

    

今後の見通しについて 

       

  

 今後の見通しについては、各種地政学リスク・新型コロナウイルスなど一過性のイベントなどで、短期的には景況感が下振れることがあっても、長期的にはファンダメンタルズの改善に基づいた企業利益の回復・成長のトレンドには変わりはないと考えております。

 

 下図ではリーマン・ショック前からの4つの国・地域でのEPS(1株当たり利益)の水準をまとめました。いずれの国・地域においても固有のリスクはありますが、これからの中長期の人口動態や、GDP成長率を見る限り、日本株式市場よりもエマージング株式市場や米国株式市場など外国株式市場の方が投資対象としては魅力があると考えています。

                  

    

         

                     EPS地域別比較202204.gif

                     

                

            

                    

         

出所:ファクトセットよりありがとう投信計算、EPSは2007年1月末を1として指数化し2022年4月末までの推移

   

  

   

     

今後の運用方針について

    

 

 株式市場という観点から足元の状況を考えると、リーマン・ショック後各国・地域は量的緩和などの金融緩和で各々の経済・市場を支え世界的にカネ余りの状況が続いております。さらにその度合いはコロナショックによる財政出動も併せて政策総動員でさらに強まり、厳しい経済状況にも関わらず株価を下支えしました。

 

 一方、足元では、金融緩和だけではなく長引くコロナ禍の供給制約なども合わせてインフレ圧力が強まり、米国などでは金融緩和の正常化が本格的に意識され、株式市場では調整ムードが広がっております。今後株価が短期的にどう動くかは誰にもわかりませんが、ありがとうファンドは、高値で売って、底値で買うといったタイミングを見て売買を繰り返すファンドではありません。

 

 あくまでも長期的な人口動態の変化に対応できる企業や、革新的な商品・サービスを提供できる企業など、今後の世界経済をリードしうるビジネスモデルを有した国内外の企業に厳選投資することにより、長期的な世界経済の成長を基準価額の上昇という形で享受することを目標としております。

 

 アクティブファンドというと上昇局面で大きく稼ぐといった様な派手なイメージが強いと思いますが、ありがとうファンドでは上昇局面で無理に上値を狙うといった運用よりは市場全体が下落する局面にて市場相対で下げ幅を抑制することにより結果的に長期で安定したパフォーマンスを提供できると考えております。

 

 その源泉としては、①実績のある投資先ファンドによる成長企業の厳選、②国・地域別資産配分の見直し・調整、③金ETFなど株式市場と相関が低い資産を組み入れることによる資産分散を主に考えております。

  

 下図はあくまでも参考までにですが、上昇局面では90%ほど市場に追従し、下落局面では下落幅を抑制した場合のバックテスト例になります。ダウンサイドリスクを抑制することにより、長期で価格変動リスクを抑えながら運用パフォーマンスを向上できたことが確認いただけると思います。

    

  201908世界株シミレーション.gif

   

 

  

   

出所:ファクトセットよりありがとう投信計算、株価は1987年年初を100として指数化し2019年7月末までの推移、注:上昇・下落局面は月次騰落率ベースで判断。平均年率パフォーマンスと標準偏差についても月次ベースのデータから計算

  

   

  

投資先ファンドの状況について

       

 

 

 月間騰落率については、株式を中心としたファンドが総じて下落し、ありがとうファンドの基準価額下落要因になりました。特に、当ファンドではグロース銘柄の保有割合が大きい為、冒頭でも言及したように金利上昇によるバリュエーション悪化懸念により、大半の投資先ファンドが市場平均に対し出遅れるかたちになりました。

 

 一方、市場全体がリスクオフ局面を迎える中、金ETFの2ファンドは大きく上昇しました。

    

    

ファンドの詳細は下記のありがとうブログをご参照ください→

 

【米国株式ファンド】

【欧州株式ファンド】

【米国小型株式ファンド】

【新興国小型株式ファンド】

【世界株式ファンド】

 

 厳選銘柄例:米国企業

  

垂直統合型の廃棄物処理サービスで活躍!:Casella Waste Systems

    

 

 

【月間騰落率】

                               

                          202204月間騰落率.gif    

                          

注:参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。

   

 

 

        

 【年間騰落率】 

                    

             202204年間騰落率.gif

   

   

           

注:参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。 

      

     

 

投資先ファンドの運用パフォーマンス

                            

                             202204投資先ファンドパフォーマンス.gif

                   

              

                            

注:参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。

   

   

        

【本文で使用している指数の注記】 騰落率は、FACTSETよりデータを参照し、弊社にて計算しております。
TOPIXに関する著作権、知的財産権その他一切の権利は東京証券取引所に帰属します。S&P500種指数(S&P500)に関する著作権、知的財産権、その他一切の権利はS&P Dow Jones Indices LLCに帰属します。MSCI Indexに関する著作権、知的財産権その他一切の権利は、MSCI に帰属します。

  

  

※各国・地域市場の指数は他に断りの無い限り以下の指数を使用しています。

 

【日本株】→ TOPIX 配当込み(税引き前配当再投資)
【世界株】→ FactSet Market Indices World 配当込み(税引き前配当再投資)
【米国株】→ FactSet Market Indices United States 配当込み(税引き前配当再投資)
【欧州株】→ FactSet Market Indices Europe 配当込み(税引き前配当再投資)
【新興国株】→ FactSet Market Indices Emerging 配当込み(税引き前配当再投資)

  

 

関連記事

お取引にかかる手数料率およびリスクについて

弊社ホームページに掲載されている『ありがとうファンド』のお取引をしていただく際には、所定の手数料や諸経費をご負担いただく場合があります。また、『ありがとうファンド』には価格の変動等により損失が生じるおそれがあり、元本が保証されているわけではありません。

『ありがとうファンド』の手数料等およびリスクにつきましては、商品案内やお取引に関するページ等、及び投資信託説明書(交付目論見書)に記載しておりますのでご確認ください。

初めての資産運用をご検討中の方

資産運用無料個別相談

お客さま一人ひとりに寄り添って
資産運用を一生涯サポートさせていただきます。

無料個別相談のお申込み

pagetop