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マーケット動向・ファンド運用状況 <月次レポート2021年3月より>

2021年03月03日(水)

マーケット動向・ファンド運用状況 <月次レポート2021年3月より>

2月のマーケット動向

     

 2月のマーケットの動きですが、序盤は前月の米国市場で起きた個人投資家の投機的売買による混乱が収拾した安心感から買戻しが入り、世界株式市場は総じて上昇しました。中盤にかけては、米国のバイデン政権が掲げる1.9兆ドル規模の追加経済対策に対する期待から米長期金利が上昇し、景気敏感銘柄を中心に底堅い展開が続きました。

 

 日本株は世界の景気敏感株と揶揄されるぐらいなので国内政治のスキャンダルガン無視で買われ、日経平均は約30年半ぶりに30,000円台を回復しました。後半になると、米長期金利の上昇ピッチの速さが警戒され、世界株式市場は総じて下落しました。接待問題は『施されたら施し返す、恩返しです』みたいですね、半沢直樹ワールドだけにしておいてほしいものですが、残念ながらこれが現実です。

   

  

 

 下記主要株式指数推移を参照していただくとお分かりいただけますように、単月で見ると全体的に同じ様に動き、月中盤に最高値を更新した様に見えますね。日経平均は30年半年ぶりの30,000円台回復と大々的に報道されていますが、同じ時期で他の株式市場の株価水準を比較してみると景色がだいぶ異なります。NYダウは約10倍ハンセンは約8倍ドイツDAXで6倍半英FTSE100でさえ約2倍上昇しています。30年前の日本のバブルがいかに異常な状態だったことと、その後の30年間の後始末による没落の歴史をわかりやすい形で容赦なく示していますね。重要なレッスンは日本が世界の中心ではないということだと思います。

   

  

 

【米ドル円、ユーロ円推移】2021年1月31日を1として指数化  

       

     202102為替の推移.gif

  

    

   

※ ファクトセットよりデータを参照し、弊社にて指数化しております。

  

 

  

【主要株式指数推移(配当込、現地通貨ベース)】2021年1月31日を1として指数化

                 

        202102株価指数の推移.gif

 

             

     

 ※ ファクトセットよりデータを参照し、弊社にて指数化しております。使用している指数についてはページ最下段の注記を確認ください。

  

      

   

  

ありがとうファンドの運用状況  

             

 ありがとうファンドの月間騰落率は4.8%の上昇となりました。世界株は4.0%の上昇でしたので、相対的に見ても強い1ヶ月になりました。参考までに日本株は3.1%の上昇となりました。

  

 月中の売買状況については、コムジェスト日本株式ファンドを一部売却しました。

 

         

         

      202102ありがとうファンドパフォーマンス.gif

  

      

         

      

        

        

        

値動きの大きさの推移(250営業日リスク推移)】

   

                      

  202102ありがとうファンドリスク.gif

  

          

               

    

            

   

値動きの大きさの推移について:設定来の日次リターンを基に過去250営業日のリスク(日次リターンの標準偏差の年率換算値)の推移を表したもの。簡単に説明すると、数値が高いほど日々の値動きの幅が大きいことを表し、逆に数値が低いほど日々の値動きの幅が小さいことを表します。ありがとうファンドは値動きの幅を低位に抑える運用を心掛けています。

 

    

    

【資産配分(2021年1月末)】

                  

     2021年1月末資産配分比率.gif

  

    

          

 

           

【ポートフォリオ(2021年2月末)】

          

 

 2021年2月末ポートフォリオ.gif

          

    

    

          

     

     

※「年率複利」は、過去の実績値であって将来の成績を保証するものではなく、またお客様ごとの購入時期によって運用結果は異なります。「年率複利」と「標準偏差」については、ありがとうファンド設定来(2004年9月1日)からのデータを基に、弊社にて計算しております。参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。

  

      

      

    

今後の見通しについて 

       

 今後の見通しについては、各種地政学リスク・新型コロナウイルスなど一過性のイベントなどで、短期的には景況感が下振れることがあっても、長期的にはファンダメンタルズの改善に基づいた企業利益の回復・成長のトレンドには変わりはないと考えております。

  

 下図ではリーマン・ショック前からの4国・地域のEPS(1株当たり利益)の水準をまとめました。足元では、すべての国・地域で企業利益の成長が鈍化しているように見受けられます。いずれの国・地域においても固有のリスクはありますが、これから中長期の人口動態や、GDP成長率を見る限りエマージング株式市場が最も投資妙味のある地域と考えております。

              

                

              EPS地域別比較202102.gif    

            

         

                  

         

出所:ファクトセットよりありがとう投信計算、EPSは2007年1月末を1として指数化し2021年2月末までの推移

   

  

   

     

今後の運用方針について

    

 株式市場という観点から足元の状況を考えると、リーマン・ショック後各国・地域は量的緩和などの金融緩和で各々の経済・市場を支え世界的にカネ余りの状況が続いております。さらにその度合いは直近のコロナショックによる財政出動も併せて政策総動員でさらに強まっています。新型コロナウイルス感染拡大による世界経済への影響は引き続き深刻な状況ですが、株価はこういった政策総動員の支えもあり、景気の最悪期の向こうを織り込み回復を続けています。

 

 今後株価が短期的にどう動くかは誰にもわかりませんが、ありがとうファンドは、高値で売って、底値で買うといったタイミングを見て売買を繰り返すファンドではありません。あくまでも長期的な人口動態の変化に対応できる企業や、革新的な商品・サービスを提供できる企業など、今後の世界経済をリードしうるビジネスモデルを有した国内外の企業に厳選投資することにより、長期的な世界経済の成長を基準価額の上昇という形で享受することを目標としております。

  

 アクティブファンドというと上昇局面で大きく稼ぐといった様な派手なイメージが強いと思いますが、ありがとうファンドでは上昇局面で無理に上値を狙うといった運用よりは市場全体が下落する局面にて市場相対で下げ幅を抑制することにより結果的に長期で安定したパフォーマンスを提供できると考えております。

 

 その源泉としては、①実績のある投資先ファンドによる成長企業の厳選、②国・地域別資産配分の見直し・調整、③金ETFなど株式市場と相関が低い資産を組み入れることによる資産分散を主に考えております。

 

 

 下図はあくまでも参考までにですが、上昇局面では90%ほど市場に追従し、下落局面では下落幅を抑制した場合のバックテスト例になります。ダウンサイドリスクを抑制することにより、長期で価格変動リスクを抑えながら運用パフォーマンスを向上できたことが確認いただけると思います。

   

  201908世界株シミレーション.gif

   

 

  

   

出所:ファクトセットよりありがとう投信計算、株価は1987年年初を100として指数化し2019年7月末までの推移、注:上昇・下落局面は月次騰落率ベースで判断。平均年率パフォーマンスと標準偏差についても月次ベースのデータから計算

  

   

  

投資先ファンドの状況について

       

  

 

 月間騰落率については、前月に引き続き小型株式市場を主な投資対象としているファンド勢の上昇が目立ちました。

  

 一方、米政権の巨大追加経済対策に対する期待などから米長期金利が上昇したことや、ワクチン早期普及による経済活動再開の本格化を見越して、コロナ禍で下火だった割安株への資金流入が続きました。

 

 また、金利が上昇したので、金利のつかない金ETFは相対的に魅力が低下し、大きく下落しました。

     

 

  

ファンドの詳細は下記のありがとうブログをご参照ください→

 

【米国株式ファンド】

【欧州株式ファンド】

【新興国株式ファンド】

【米国小型株式ファンド】

【新興国小型株式ファンド】

【世界株式ファンド】

 

 厳選銘柄例:米国企業

 (本社はアジアの需要に応えるためシンガポールへ移転)

 Kulicke & Soffa Industries

   

 

【月間騰落率】

                        

                202102月間騰落率.gif

                    

注:参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。

   

 

 

        

 【年間騰落率】 

                  

          202102年間騰落率.gif

 

  

          

注:参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。 

      

     

 

投資先ファンドの運用パフォーマンス

                   

                   202102投資先ファンドパフォーマンス.gif

               

      

                        

注:参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。

   

   

       

【本文で使用している指数の注記】 騰落率は、FACTSETよりデータを参照し、弊社にて計算しております。
TOPIXに関する著作権、知的財産権その他一切の権利は東京証券取引所に帰属します。S&P500種指数(S&P500)に関する著作権、知的財産権、その他一切の権利はS&P Dow Jones Indices LLCに帰属します。MSCI Indexに関する著作権、知的財産権その他一切の権利は、MSCI に帰属します。

  

  

※各国・地域市場の指数は他に断りの無い限り以下の指数を使用しています。

 

【日本株】→ TOPIX 配当込み(税引き前配当再投資)
【世界株】→ FactSet Market Indices World 配当込み(税引き前配当再投資)
【米国株】→ FactSet Market Indices United States 配当込み(税引き前配当再投資)
【欧州株】→ FactSet Market Indices Europe 配当込み(税引き前配当再投資)
【新興国株】→ FactSet Market Indices Emerging 配当込み(税引き前配当再投資)

  

 

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