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オリンピックで頭の体操

2021年05月31日(月)

オリンピックで頭の体操

最近テレビをつけるとワクチン接種状況と同じくらいの頻度でオリンピック開催・中止についての報道を見かけます。オリンピック開催予定日まで2ヶ月を切ったのに、はっきりとした方向性が示されていないのですから、マスコミに叩かれるのは当然のことなのでしょう。当ファンドは長期投資を大前提としたファンドでございますので、オリンピック開催or中止といった短期的なテーマによってあまり影響はないと考えておりますが、良い機会なので頭の体操がてらオリンピックの経済的効果を無観客の脳内で考えてみましょう。

 

まず、下図はあくまでもコロナ禍前の資料になりますが、オリンピック開催に伴う東京都における直接的な需要増加額のマトメになります。全て足し合わせると大体2兆円規模になるようですね。上から2つの『施設整備費』『大会運営費』については、開催・中止に関わらず既に支出されていると考えられるので、どっちに転ぼうとあまり影響はなさそうです。よって、いわゆるオリンピック関連による建設業界への特需といったようなものは既に出尽くしていると考えた方がよさそうですね。むしろオリンピックのようなお祭りの後は、反動減が意識されるので、こういった需要を短期的に押し上げるようなテーマに頼るのは長期投資のテーマとしては不向きでしょう。よって当ファンドの近年の日本株保有銘柄をざっくり見ても、大手ゼネコン銘柄は組み入れておりません。足元ではいくら割安だよと言われても、長期的な成長が見込めない以上投資対象になることはないと考えております。

 

【オリンピック開催に伴う直接的効果】

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出所:東京オリンピック・パラリンピック準備局より、抜粋

 

 

建物は出来上がっているからいまさら影響ないとして、中止した場合の経済的損失はどうなるのでしょうか?上図だと、上述した以外の4つの項目に影響がありそうですね。合計して大体5,690億円という水準になるようです。無観客開催の場合は『大会参加者・観戦者の消費支出』『家計消費支出』項目が吹っ飛ぶと考えられるので、4,989億円の経済損失になるようです。観客半減などによる簡素化での開催は、単純に半分にしてあげて2,494億円ほどの経済損失でしょう。該当項目の内訳を見ると、交通費・宿泊費・飲食代など、コロナ禍で最も影響を受けた業界への影響が大きそうです。中止もしくは簡素化開催のケースでは、既に苦しい業界をさらに追い詰めることになりますね。そもそも、コロナ禍の感染拡大防止対策によってコロナ前に試算していた需要を取り込めるかも不透明ですが・・・

 

交通費・宿泊費・飲食代関連つながりで、すこし深堀してみましょう。ちょうど1年ぐらい前は『Go Toキャンペーン』から恩恵の受けられる銘柄みたいな短期的なテーマが流行っていましたが、Go To自体がどっかにGo Toしちゃったので今ではあまり聞かなくなりました。当ファンドで関連してそうな銘柄をあえて挙げるとすれば、以前紹介したスペイン企業のアマデウス IT グループがあります。企業について詳しくは以前のブログ『景気サイクルに影響を受けにくい質の高さとは?:アマデウス IT グループ(スペイン銘柄)』をご参照ください。旅行業界の成長をエアラインと比べて比較的固定費の薄いITという視点から恩恵を受けるといった成長ストーリーで、株価も長期にわたって堅調に上昇していましたが、コロナが完全に国際的な人流を止めてしまったので、株価は大きく調整しました。幸い、アマデウスを保有しているヨーロッパ株式市場担当ファンドのアリアンツ戦略では確信度が低下した時点で同社保有割合を削減し、他の銘柄に振り替えているのでファンド全体への影響は限定的になりました。むしろそれ以外の銘柄選択効果により、ありがとうファンドの基準価額上昇に大きく貢献してくれました。

 

冒頭の『東京オリンピック・パラリンピック準備局』の資料では12.2兆円のレガシー効果についても試算されていますが、内容がボヤ~っとしていて、さらに多岐にわたるので細かく言及はしませんが、ご興味のある方はご参照ください。『おもてなし環境整備』なんてのもあって、今見るとなつかしい感が半端ないです。

 

今回例に挙げた『オリンピック』や『Go Toキャンペーン』など、需要喚起による投資テーマは数多くあります。投資にはテーマがつきものなので、テーマ自体を否定する気はありませんが、賞味期限という点ではなるべく長期に続く構造的な変化に伴うトレンドを追及すべきと思います。そのため、当ファンドでもそういった投資哲学を前提としたファンドを選んでおります。例えば、オリンピックなどの施設建設費の当初予算からの乖離については、以前紹介したドイツ企業のネメチェック(Nemetschek)のソフトウェアサービスが貢献しており、建設業界をデジタルで『見える化』する同社のサービスはこれからの世の中で長く必要とされると思います。経済の基本は、限りある資源の配分・有効活用だと考えておりますので、デジタル化による効率化は産業構造の変化に大きな影響を与え、今後も長く続くことでしょう。

 

当初予算と最終支出の乖離は大きく、業界では大きな問題になっている。

どこかで聞いたことのあるような・・・。築地移転、東京オリンピック・・・。

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出所:会社資料より、ありがとう投信作成

 

 

オリンピックで頭の体操してたらなんかムズカシイ話になってきましたね。巷では『アフターコロナの注目テーマ』や『ワクチン関連』銘柄がどうこう言われておりますが、あまり短期的なテーマに右往左往されない方が最終的には金メダルな気がします。最後に、当ファンドでは、投資例を原則毎月更新しております。いくら長期投資だからと言われても、どんな企業に投資しているのかがわからなかったら、目先の株価に一喜一憂するだけで続かないものです。厳選投資銘柄紹介ブログでは、投資先企業の成長ストーリーを簡単に解説させていただいておりますので、お時間のある時にでもご参照いただき、少しでも長期投資を体感していただけますと幸いです。

 

【最近紹介した投資例】

 

帳簿も申告もDIY!:Intuit(米国)

 

スマイルは0円じゃない!:Align Technology(米国)

 

泳いでよし!眺めてよし!株価もよし!:Pool Corporation(米国)

 

半導体組立装置からミニLEDまで任せて39!:Kulicke & Soffa Industries(米国)

 

ブラジルの電子決済なら任せて39!:StoneCo(ブラジル)

 

火鍋屋もナメたらアカン:Xiabuxiabu Catering Management(中国)

 

すし屋もナメたらアカン:スシローグローバルホールディングス(日本)

 

ピザ屋をナメたらアカン: Domino's Pizza(米国)

 

証明書があると安心?:Centre Testing International(中国)

 

建設化学品業界のサイヤ人的存在!:SIKA(スイス)

 

稼ぐスマートメーターでスマートシティでございます♪:Itron(米国)

 

倉庫型店舗で爆買いしようぜ!:BJ's Wholesale Club(米国)

 

業務スーパーでお世話になっております:神戸物産(日本)

 

使い捨て内視鏡のパイオニア:Ambu(デンマーク)

 

39!

ありがとう投信株式会社

ファンドマネージャー 真木喬敏

         

◆記載内容について: 資料に記載されている個別の銘柄・企業については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。

◆株価指数について:記載されている各国・地域市場の指数は特別注記が無い場合は以下の指数を使用しています。

【日本株】→FactSet Market Indices Japan 配当込み(税引き前配当再投資)

【世界株】→FactSet Market Indices World 配当込み(税引き前配当再投資)

【米国株】→FactSet Market Indices US 配当込み(税引き前配当再投資)

【欧州株】→FactSet Market Indices Europe 配当込み(税引き前配当再投資)

【新興国株】→FactSet Market Indices Emerging 配当込み(税引き前配当再投資)

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