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景気サイクルに影響を受けにくい質の高さとは?:アマデウス IT グループ(スペイン銘柄)<月次レポート2017年7月より>|ありがとうブログ|資産運用・長期投資ならありがとう投信

景気サイクルに影響を受けにくい質の高さとは?:アマデウス IT グループ(スペイン銘柄)<月次レポート2017年7月より>

景気サイクルに影響を受けにくい質の高さとは?:アマデウス IT グループ(スペイン銘柄)<月次レポート2017年7月より>

 皆様、いつも大変お世話になっております。

 

 先月の月次レポートで紹介させて頂いたアリアンツ2ファンドの特色について、簡単に説明させて頂ければと思います。当ファンドの請求目論見書内の各ファンドの特色を見て頂くと、アリアンツの2本のファンドについて次のように書かれています。『景気サイクルに影響を受けにくい質の高さと、構造的な成長ドライバー を併せ持つユーロ圏の企業の株式に投資し、長期的に高いリターンの獲得を目指す』今月のありがとうトピックスでは、この『景気サイクルに影響を受けにくい質の高さ』について、実際に投資している銘柄を例に説明させて頂きます。

 

 皆さんはアマデウス IT グループ(スペイン銘柄)という企業をご存知でしょうか?航空・旅行業界で働いている方なら、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。スペインの銘柄と聞いただけでは、シエスタ(昼休憩)してばかりなどを連想して、『景気サイクルに影響を受けにくい質の高さ』には程遠いイメージかもしれません。冗談はさておき、同社の主な事業は、航空会社と旅行会社などをITでサポートするといった事業内容です。特にGDS(グローバル・ディストリビューション・システム)と言われる、コンピュータ予約システムの提供で有名な企業です。世界中の主要な航空会社、ホテル、レンタカー会社の予約システムと接続されており、リアルタイムでの予約を可能にしています。

 

 

 同社のビジネスモデルの詳細を語る前に、航空業界について簡単に説明させて頂きます。

 

 図1では、1970年から、世界の実質GDP(国内総生産)と飛行機での旅客数の推移を比較しています。各々の年率平均成長率を比較すると、過去45年で、世界の実質GDPが平均して3%伸びているところ、旅客数はその1.8倍近くの平均5.5%伸びていることがわかると思います。同時に、過去45年の間に何度か景気後退局面はありましたが、基本的には右肩上がりであることも見て取れると思います。原因は様々ですが、例えば、多国籍企業が増えていく中、海外出張などの増加も一つの原因と考えられるでしょう。また、近年では中国などの新興国において中間所得層が増えてきたことから、個人が海外へ留学・旅行したりなど、国内外問わず世界経済のグローバル化が進むにつれて、航空業界も成長してきました。最近では英国のEU離脱、米トランプ大統領の誕生など見ると反グローバリズムの現象も見られますが、自由貿易による世界経済への恩恵は大きいと考えますので、基本的には今後も旅客数は右肩上がりで増えていくのではないでしょうか。これだけ見ていると、なるほど航空業界は世界の経済規模より加速度的に成長するので、エアライン銘柄へ投資すれば良い様に思えます。それではみなさん、JALやANAに投資しますか?

 

 

 

図1:航空機を使った旅客数の伸びは世界経済規模の成長を凌駕してきた

  旅客者数の伸び率.gif

 

 出所:ファクトセットよりありがとう投信計算

 ところで、ずいぶん前になりますが、私の知り合いが株主優待券欲しさに、JALを保有していたことがありました。大企業ということで安心ですし、正規料金の半額で飛行機に乗れる株主優待券も貰えるなんて一石二鳥という理由からでした。しかしながら、その後2010年にJALが破綻しました。その後私の知り合いは一度もJALに乗っていません。そうなんです、旅客数の増加が見込まれる成長業界ではありますが、エアライン自体は非常に経営の難しいビジネスモデルなのです。米国のユナイテッド、デルタといった有名なエアラインも少なくとも一度は破綻しています。図2の青い棒グラフは世界のエアライン銘柄の税引き前利益の推移を表しています。業績の良いときと、悪いときの起伏が大きいことが確認できると思います。これには様々な要因がありますが、簡単に言うと高価な飛行機を購入・リースしたりなど、設備投資に多額な固定費がかかることや、燃料の価格が不安定なことに起因します。一方赤色の線グラフは、アマデウスITグループの税引き前利益の推移を表しています。確かにエアラインの利益が下がるときは同様に下げていますが、その下げ幅は小さいく、なだらかに推移しているのが見て取れると思います。

 

 

図2:エアラインの業績はブレる、一方アマデウスの業績はスムーズに推移

 

エアラインとアマデウス利益比較.gif

  

 出所:ファクトセット、会社資料

 

  

 

 なぜ、同社の税引き前利益のブレはエアラインのそれより小さいのでしょうか?それは、IT企業という性質上、製造業の様に多額の固定費(工場新設などの設備投資)が少ない分、コスト面で景気後退局面に収益性がブレにくくなるのです。また、同社では比較的早い段階からGDSを提供してきて、彼らのサービスが業界標準になっており、足元では世界シェア最大の約45%を獲得していることから、業界ではなくてはならない存在になっています。例え何らかの理由で一つのエアラインの業績が振るわなくとも、旅客者は他社のエアラインを使うため、どのエアラインを使うにしても飛行機に乗る人がいればいるほど儲かる仕組みができあがっており、同社の売上も全体の旅客数が増えるに沿って安定的に推移していると考えます。これが『景気サイクルに影響を受けにくい質の高さ』の一例でした。そんな同社の株価は図3で見られるように、スペイン株式市場指数を大きくアウトパフォームし続けてきました。7月後半以降、新投資先パートナー・ファンド紹介セミナーを全国で予定しており、他の個別銘柄などを例に、ファンドの特色を解説させて頂きますので、ご興味ございましたらご参加検討いただけると幸いです。 

 

 

図3:株価の推移

 

アマデウス株価推移.gif

 

 出所:ファクトセットより、2010年4月を1として指数化

 

 

  

ありがとう投信株式会社

ファンドマネージャー 真木喬敏

 

 

◆記載内容について: 資料に記載されている個別の銘柄・企業については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。

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