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ありがとう39ランキング【テクノロジーサービスセクター:①クラウドIaaS、PaaS】

ありがとう39ランキング【テクノロジーサービスセクター:①クラウドIaaS、PaaS】

このコーナーでは、いろいろな角度から39位までのランキングを見てみたいと思います。

今回も前回に引き続きセクター別の時価総額比較(日本円ベース)をチェックしてみたいと思います。

一言にセクターと言っても色々あります。またセクターの分類も指数を提供している会社や、情報ベンダーによって分類の仕方が少し異なります。ここでは、弊社の情報ベンダーであるファクトセットのセクター分類に沿って、データを抽出してみました。今回はありがとうファンドで比較的保有割合の多いテクノロジーサービスセクターのランキングを見てみましょう!(2019年1月末基準)

   

  

  

  

    

   

  

ファクトセットのセクター分類は20セクターで、それぞれのセクターにはさらに細かい業種分類があります。

今回のセクターはこれからの世の中を支えるハイテク企業がたくさんです!

111.jpg出所:ファクトセットより、ありがとう投信が和訳・作成

   

   

  

▼テクノロジーサービスセクター時価総額比上位10社:日本企業は・・・ランクインできず。

ほぼ米国の独壇場ですが、中国、インドの企業も頑張ってランクイン!

image006.jpg出所:ファクトセットより、ありがとう投信作成、データは2019年1月末時点

  

   

   

39位ランキングの詳細:日本企業は17位のリクルートのみランクイン・・・大丈夫か・・・。

月次運用レポートの『各投資先ファンドの組入銘柄TOP5』によく出てくる常連さんたちの名前もちらほらありますね!それにしてもマイクロソフトの時価総額87兆円はすごい・・・。日本企業で最大のトヨタ自動車の4倍以上・・・。

image001.jpg

2.jpg出所:ファクトセットより、ありがとう投信作成、データは2019年1月末時点で抽出できる直近データ、na、-は開示情報が無いか、ファクトセットのデータベースに無いデータ。

   

   

  

▼クラウドサービスについて

さて、39社もあると、どこから手を付ければよいのか考えものですが・・・。1位マイクロソフトの屋台骨になっているクラウドサービスビジネスを切り口にこのセクターの解説をはじめてみたいと思います。

   

そもそも『クラウド』とはなんぞやからはじめましょう。Cloud(クラウド)を直訳すると雲です。あーそうですか、雲なんですね~で分かる人がいたら大したもんです。簡単に説明すると、クラウドはパソコンや、スマートフォンといった端末から、インターネットを経由して、データ、ソフトウェアサービスなどを利用する利用形態です。以前はパソコンの中にデータやソフトウェアが内蔵されていることが多かったのですが、インターネットの高速化が進んだ最近では、データなどをクラウド上に置いて使用することが可能になったということです。ユーザー目線からすると、データがどこにあるかを意識せずに様々な端末で仕事できる便利な時代になったという具合です。

   

そもそも、クラウド技術がここまで普及した背景にはスマートフォンの普及拡大があります。下の図では、スマートフォンの代表格iPhoneの売上高とクラウドサービスの代表格AWS(アマゾンウェブサービス)の売上高推移を比べています。2007年にiPhoneが発売されてから、2015年まで右肩上がりで普及が進んでいることが確認いただけると思います。少し遅れて、AWSも伸びてきていますね。これは、スマートフォンはデータの保存容量が少なく、データを処理する能力もパソコンほど高くないので、クラウド上の大容量ストレージや高性能サーバーを生かすことにより、欠点を補うといった背景があったと考えられます。

   

  

スマートフォンの普及拡大がクラウドサービスの普及へ

1.jpg出所:会社資料、ファクトセットより、ありがとう投信作成

  

  

クラウドが提供するサービスは、その構成要素から大きく以下の3種類に分類することができます。

   

●IaaS (Infrastructure as a Service、イアース) :インターネットを経由でハードウェアや情報通信技術インフラを提供

   

●PaaS (Platform as a Service、パース):SaaSを開発する環境や運用する環境をインターネット経由で提供

  

●SaaS (Software as a Service、サース):インターネット経由でソフトウェアパッケージを提供

   

下図のオンプレミスとは、サーバー、ソフトウェアなどの情報システムを自社内で運用する従来からある形態です。IaaSPaaSSaaSの違いは今まで自社内で管理していた部分をどこまでクラウド化してクラウドベンダーに管理してもらうかの違いになります。ユーザーから見たメリットとしては、なんといっても初期費用・運用費用が低いことです。オンプレミスのように自社で資産としてシステムを所有すると、莫大な導入費用はもちろん、毎日の保守費用もばかになりません。一方デメリットとしては、カスタマイズ性の低下が考えられます。また、インターネットに接続されたサーバー上にデータを置く分、情報漏洩などのセキュリティリスクが高くなる可能性も考えられます。

3.jpg出所:各種資料より、ありがとう投信作成

   

   

   

目に見えないものを理解するのは、なかなか難しいですよね・・・。元板前的マインドで考えると以下のような感じでしょうか。え!? もっとわけわからんだと・・・。詳しくはセミナーで質問してください。くれぐれもSaaSSushi as a Serviceじゃないので、間違わないでね・・・。

   

4.jpg出所:元板前真木の脳内を再現

   

   

ちなみに同じような用語でMaaS (Mobility as a Service、マース)については以前セミナーや耐久消費財セクターランキングでも触れましたね。これからいろんなところで目にすることになるでしょう。

  

世界のクラウドサービス市場規模推移及び予測

2.jpg出所:総務省「平成30年版情報通信白書」等を参考に、ありがとう投信作成

CaaSはCloud as a Serviceの略で、クラウド上でほかのクラウドのサービスを提供するハイブリッド型

  

  

  

    

メガクラウドベンター達・・・(IaaS、PaaS)

さて、業界用語に少し慣れてきたところでランキングに戻りましょう。

  

下の図では、主にクラウドサービスの土台となるIaaSPaaSを提供している企業の世界マーケットシェアを2017年と2018年(第4四半期比較)で比較しています。アマゾンが30%を超えるシェアを持って圧倒的なプレゼンスを見せています。ただし前年同期比で大きく増加しているという点ではマイクロソフトのほうが勝っていますね。中小規模のクラウドベンダーがシェアを落として、上位数社がその分シェアを伸ばしているようです。特に『規模の経済』がモノをいうこういったビジネスでは、先駆者メリットが大きいのでしょう。アマゾンのAWSについてはサービス提供開始から60回以上値下げしているらしいので、積極的にシェアを取ってきたのでしょうね。中小規模のクラウドベンダーでは太刀打ちできませんね・・・。

   

クラウドサービスの世界マーケットシェア比較

(IaaS,PaaS、ホステッド・プライベートクラウド)

5.jpg出所:Synergy Research Group

  

  

アマゾンは小売業セクターに分類されているので、残念ながらテクノロジーサービスセクターのランキングには出てきませんが、アマゾン全体の営業利益の構成をみると、半分以上がクラウド事業であるAWS(アマゾンウェブサービス)で稼いでいます。

    

アマゾンの営業利益構成

(2018年度)

7.jpg出所:会社資料、ファクトセットより、ありがとう投信作成

  

  

下の事業別利益率の推移を見ても、AWSがどれだけアマゾン全体の利益に貢献しているかがわかると思います。AWSで稼いで、他の事業の拡大を支えているのでしょう。アマゾンプライム会員費は米国では年間1万円を超える水準(119ドル)ですが、日本では3,900円と随分安い水準です。単に日本のデフレマインドがハンパなくて値上げできないのか、利益を削っても会員を増やすステージと考えているのかのどちらかでしょう。いずれにしても、AWSの活躍があってできる技でしょう。と、いろいろ書きだすと止まりませんが、今回はアマゾンのセクターではないので、続きは小売業セクター編でアマゾンの凄さを説明したいと思います。

   

アマゾンの事業別利益率の推移

(営業利益/売上高)

6.jpg出所:会社資料、ファクトセットより、ありがとう投信作成

   

   

それではアマゾン様の天下泰平の世かというとそういうわけでもなく、39位ランキングの1位マイクロソフトが近年アマゾンを猛追しています。クラウド化のメリットの一つとして自前でサーバーなどのインフラを運用・管理しなくていいので、コスト下がりますねとお話ししましたが、もともとあるデータとシステムをクラウド化する際にお金以外の手間ももちろんかかります。例えば移行期間の時間的コストなどの手間です。その点、もともとマイクロソフトのシステム(Windows Server, Officeなど)を使っているような企業からすれば、互換性の高いマイクロソフトのクラウドを採用したほうが手間が少なくなるといったメリットが考えられます。マイクロソフトと言われると、何となくWordとかExcelのソフトウェアパッケージを粛々と売っているつまらない老舗IT企業というイメージが大きいと思いますが、ちゃんとクラウド化の波にのって世の中の変化に柔軟に対応して成長している企業だということがご理解いただけたと思います。こういった成長性に注目して、ありがとうファンドで投資しているアライアンス・バーンスタイン米国大型成長株ファンド(フランクおじさんが運用するファンド)では、マイクロソフトを去年から再度組み入れています。日本の老舗企業にもこんな会社があればいいんですけどね・・・。

   

マイクロソフトの売上高構成

(2018年度)

8.jpg出所:会社資料、ファクトセットより、ありがとう投信作成

  

下図では、マイクロソフトの主要事業別利益率の推移を表しています。『プロダクティビティー・アンド・ビジネスプロセス事業』では、従来のOfficeライセンスのビジネスからMicrosoft Office 365や、Microsoft Dynamics などSaaSとしてのクラウドサービスを提供しています。SaaSについては次回以降詳しく説明したいと思います。また、特に海外でビジネスSNSとして有名なLinkedInもこちらで運営されています。『インテリジェント・クラウド』事業では、主に企業向けであるMicrosoft Azure(IaaS/PaaS)を提供しています。先ほどから出てきているアマゾンのAWSのライバルサービスですね。

   

マイクロソフトの主要事業別利益率の推移

(営業利益/売上高)

9.jpg出所:会社資料、ファクトセットより、ありがとう投信作成

  

   

2位アルファベットはグーグルの持株会社です。Google Cloud Platform(GCP)というIaaS/PaaSのクラウドサービスを提供しています。グーグル自身が使用しているプラットフォームであるため、このクラウドサービスを通して世界最高レベルのテクノロジーを使えるメリットは大きいでしょう。また、セキュリティについても同様です。今後クラウド化がさらに進んでいった先には、膨大なクラウド上のデータを機械学習と人工知能で処理するステージになると考えられています。GCPは機械学習と人工知能に優位なポジションにあるため、足元の市場シェアではアマゾン、マイクロソフトに出遅れていますが、次のステージを見据えた戦いはまだまだこれからでしょう。

  

7位IBM27位レッドハットの買収を発表しており(約3.8兆円、2019年中の買収に合意)、クラウド事業へのさらなるシフトへ舵を切っています。アマゾン、マイクロソフトに大きく出遅れているところからの巻き返しは成功するのでしょうか・・・。

  

最後に、小売業セクタ―のアリババ(中国)が世界シェアでIBMの後を追っていますが、こちらは中国国内でのクラウド化や、東南アジアなどアリババの他の事業が進出している地域でも採用が増えているようです。小売業セクターで、クラウドで・・・どこかで聞いたことがあるような・・・。アリババの偉大さについては以前『リープフロッグとは?』で解説しましたので、こちらを参照していただけますと幸いです。

  

いっきにSaaS関連のランクイン企業の説明までしたかったのですが、すごく長くなりそうな気がしてきたので続きはまた次回にしましょうか・・・。

  

②クラウドSaaS、ソフトウェアへつづく・・・。

  

  

参考までに・・・

言及した銘柄の株価推移


10.jpg出所:ファクトセットより、ありがとう投信作成。株価(すべて日本円ベース)は2014年9月末を100として指数化、2019年1月末までの推移。

  

  

39!

ありがとう投信株式会社

ファンドマネージャー 真木喬敏

         

◆記載内容について: 資料に記載されている個別の銘柄・企業については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。

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