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宝くじで資産運用?:International Game Technology (イタリア)|ありがとうブログ|国際分散投資ならありがとう投信

宝くじで資産運用?:International Game Technology (イタリア)

宝くじで資産運用?:International Game Technology (イタリア)

さて、今回の厳選投資銘柄ブログでは昨年12月から投資を開始したラザード・グローバル・エクイティ・フランチャイズ・ファンドで組み入れられているInternational Game Technology (イタリア)を紹介させていただきます。同社は世界でトップクラスの宝くじ事業を擁し、100カ国以上において事業を展開しているグローバル企業になります。法人の登記自体はイギリスで、米国上場の企業ですが、同社の前身がイタリアの会社であり、その会社がIGT社(米国)と合併した歴史的背景を踏まえ、ラザードの運用チームではイタリア銘柄として運用しているそうです。実際イタリアの宝くじ市場ではシェア90%越えを有する超老舗になります。今まで紹介してきた成長銘柄とは少し事業内容が異なりますね。International Game Technology(以下IGT)の紹介を通して、ラザード・グローバル・エクイティ・フランチャイズ・ファンドの投資哲学を実感していただけますと幸いです。

 

さて、早速同社の事業別売上高を見てみましょう。同社売上の半分以上がグローバル宝くじ事業から成っています。宝くじ事業は、一般にコンセッション契約(政府・公共団体が、施設や事業の運営等を民間事業者に委託する形態)が多く、他社が参入しづらい規制下にある独占的な事業形態を有しています。しかも、コンセッション契約には、例えば10年等の長期にわたり締結されることもしばしばあり、IGTのような宝くじ運営会社にとって長期で安定した収益を獲得する機会をもたらします。ある意味最強の参入障壁なんですね~

ラザード・グローバル・エクイティ・フランチャイズ・ファンドでは、『競争優位、企業としての安定性および高い収益の予見可能性を有する企業(エコノミック・フランチャイズと定義します)』に着目し、厳選投資を行うとしています。同ファンドの組入銘柄には、IGT以外にも長期契約でキャッシュインフローを確定しやすいスペインの高速道路運営会社などの投資例もあります。同ファンドの詳細については、現在全国で、【2023年新春企画セミナー】ラザード・アセット・マネージメント投資先ファンド紹介セミナーを開催しておりますので、ご興味ある方は是非参加ご検討お願い申し上げます。

 

【事業別売上高構成】

2022年第3四半期期末時点

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出所:会社資料より、ありがとう投信作成

 

 

 

冒頭申し上げたように、本拠地イタリアでの宝くじ事業のマーケットシェアは90%を超えていますが、米国においても75%近くのマーケットシェアを有しています。例えば、直近の2022年には、同社はテキサス州において競争入札を経て、10年間にわたるスクラッチくじの印刷およびサービス業務の契約締結を勝ち取りました。これまでも同社はテキサス州と長期にわたる関係を築いており、この契約により、テキサス州とのパートナーシップは2034年まで延長されるそうです。

 

また、IGTは多様な宝くじ運営サービスを提供しており、データセンター業務から販売、機器の販売およびサポート、配送、コールセンター業務まで幅広く手掛けています。宝くじの販売において、『In-lane』というモデルにも強みを有しており、利用者がスーパーマーケットなど小売店のレジにおいて宝くじを気軽に購入できるシステムも提供しています。こういった宝くじ関連の業務を一手に委託できるので、政府・自治体としては助かりますよね~やめられないですよね~

 

【国・地域別売上高構成】

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出所:ファクトセットより、ありがとう投信抜粋

 

 

 

因みに、もう一本の稼ぎ頭であるグローバルゲーミング事業では、カジノ事業者などにスロットマシンなどのゲーム機器はもちろん、カジノにおける顧客管理システムまで包括的に商品とサービスを提供しています。コロナ禍ではカジノが閉鎖されたこともあり、苦しい状況が続きました。最近ではペントアップ需要の追い風もあり、力強い株価の推移に回帰しています。

 

以前勤めていた外資系金融機関では、株式投資に対して制限が非常に厳しい部署で働いている同僚がいました。その彼女に『株買えないなら、資産運用はどうしているの?』と聞いたところ『Lottery』 と一言で返されました。ある意味究極のブラックスワンに賭けた厳選投資なのかもしれませんね。因みに彼女は米国人でもイタリア人でもございません。『一攫千金の宝くじ』『宝くじ運営企業の株』、受益者の皆様はどちらのタイプでしょうか?

 

【コロナ禍前からの株価推移】

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出所:ファクトセットより、ありがとう投信作成。株価と指数は2019年1月1日を1として指数化、2023年2月18日までの推移。外貨建ての株価と指数はすべて日次で邦貨換算した日本円ベース

 

 

 

39!

ありがとう投信株式会社

ファンドマネージャー 真木喬敏

 

         

 

◆記載内容について: 資料に記載されている個別の銘柄・企業については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。

◆株価指数について:記載されている各国・地域市場の指数は特別注記が無い場合は以下の指数を使用しています。

【日本株】→FactSet Market Indices Japan 配当込み(税引き前配当再投資)

【世界株】→FactSet Market Indices World 配当込み(税引き前配当再投資)

【米国株】→FactSet Market Indices US 配当込み(税引き前配当再投資)

【欧州株】→FactSet Market Indices Europe 配当込み(税引き前配当再投資)

【新興国株】→FactSet Market Indices Emerging 配当込み(税引き前配当再投資)

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