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ありがとう39ランキング【世界は広いよ!:時価総額比 耐久消費財セクター編】|ありがとうブログ|国際分散投資ならありがとう投信

ありがとう39ランキング【世界は広いよ!:時価総額比 耐久消費財セクター編】

ありがとう39ランキング【世界は広いよ!:時価総額比 耐久消費財セクター編】

このコーナーでは、色んな角度から39位までのランキングを見てみたいと思います。

       

今回から数回はセクター別の時価総額比較(日本円ベース)をチェックしてみたいと思います。

       

一言にセクターと言っても色々あります。また、セクターの分類についても指数を提供している会社や、情報ベンダーによって分類の仕方が少し異なります。ここでは、弊社の情報ベンダーであるファクトセットのセクター分類に沿って、データを抽出してみました。今回は比較的日本企業が活躍していそうな耐久消費財の39位までのランキングを見てみましょう!(2018年8月末基準)

        

ファクトセットのセクター分類は20セクターで、それぞれのセクターにはさらに細かい業種分類があります。

耐久消費財は読んで字の如く比較的長期での使用目的の消費財ですね。

mapping.gif

出所:ファクトセットより、ありがとう投信が和訳・作成

       

        

▼耐久消費財セクター時価総額比上位10:前回の全体版では10位に入れなかったトヨタが1位!

image024.jpg出所:ファクトセットより、ありがとう投信作成、データは2018年8月末時点

      

      

▼39位ランキングの詳細:自動車関連企業が多く見られます。日本企業は11社ランクイン!

自動車や家電関連企業が耐久消費財セクターとして分類されるのはOKな気がしますが、ゲーム機やゲームソフト関連企業は?という若干違和感を感じました。11位まででは、ソニー、アクティビジョン・ブリザード(ゲームソフト会社)、任天堂以外すべて自動車関連の企業でした。そんな自動車メーカの中でも、8位テスラ11位上海汽車集団が少し変わり種といったところでしょうか。テスラは言わずと知れた電気自動車メーカーで、上海汽車集団は今や世界最大の自動車市場となった中国での最大手自動車メーカーになります。

     

以前『中国のリープフロッガー」が投資の新しい潮流を創る』というレポートでありがとうファンドのエマージング諸国株式を担当しているチームも少し触れていましたが、今急速に進んでいる自動車の電動化に日本のメーカーは今まで通りリーダシップをとっていけるのでしょうか?今後の展開が気になりますね。ずいぶん前のことですが、テスラ・モデルSを販売店で見たときの衝撃は忘れられません。ボンネットを開けると、そこにはエンジンがないんですから。ぽっかり物置スペースでした。電気自動車はモーターで動くため、エンジンが必要ないんですね。今後電気自動車が普及するにつれて、特に部品の多いエンジン回りの部品メーカーなどはどうなるのでしょうか?形が変わっても日本の匠の技が生かされるといいのですが・・・。

       

また、最近頻繁に聞かれるようになった『モノ消費からコト消費へ』という時代の流れも少なからず耐久消費財セクターに影響を与えているように思えます。なんとなく10位の顔ぶれを見ていると、従来通り自動車企業の時価総額が大きいのは確認できましたが、5位アクティビジョン・ブリザード(ゲームソフト会社)8位任天堂などゲームソフトメーカーも上位にランクインしています。数年後、トヨタは依然1位だとしても他は抜かれる可能性もあるのではないでしょうか。

        

皆様はあまり聞きなれていないかもしれませんが、MaaS(Mobility-as-a-Service)という言葉があります。来型の交通・移動手段にシェアリングサービスも統合して、移動手段をサービスとして捉える考え方です。この考え方の中では自動車を『保有する』というよりは『シェアする』といったイメージです。A地点からB地点へ行きたい場合、必ずしも車を保有し続ける必要はないということです。簡単な例としては、カーシェアリングサービスですね。最近日本でもUberなどのライドシェアのサービスが認知されるようになってきました。この仕組みが本格的に浸透した場合、車そのものに対する興味は薄れていくと思います。例えば、皆様が飛行機に乗って東京から沖縄旅行に行くと仮定して、その飛行機がJALかANAといったサービスを提供するエアラインの好みはあっても、ボーイング製かエアバス製の飛行機かはあまり関心が無いと思います(飛行機マニアを除く)。自動車もそういう対象として見られるようになったとき、日本の花形産業の自動車メーカーがただの箱作り屋さんになっていないといいなと思いました。

image001.jpg
image003.jpg出所:ファクトセットより、ありがとう投信作成、データは2018年8月末時点で抽出できる直近データ、na、-は開示情報が無いか、ファクトセットのデータベースに無いデータ

       

    

39!

ありがとう投信株式会社

ファンドマネージャー 真木喬敏

    

◆記載内容について: 資料に記載されている個別の銘柄・企業については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。

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