39クッキング【サスティナブル・トンカツ・ロールをマキ・マキ】
2020年11月27日(金)
さて今月の39クッキングは意識高い系のタイトルになっております。カタカナ多すぎて当ファンドの投資先ファンドの名前に負けないくらいの意識の高さを感じます(例:アバディーン・スタンダード・SICAV I- エマージング・マーケッツ・スモーラーカンパニーズ・ファンド クラスI(ルクセンブルグ籍米ドル建て外国投資法人))。と、冗談はこのくらいにして、残さず全部食べます!地球に優しいと思われるサスティナブル・トンカツ・ロール巻いていきましょう!
▼材料・道具(??人分)
-余った豚肉(脂肪分付き)
-お勤め品レタス
‐いつ買ったか記憶にございません系パン粉
-数年前の餃子パーティ用に買った薄力粉
-なぜか安いドラッグストアの卵
‐むかし業務スーパーで買った賞味期限切れの欧州マヨネーズ
‐冷蔵庫の隅っこに放置された練からし
-たまたまあったレモンの切れ端
‐ふるさと納税の返礼品でもらった米
-1年くらい前の寿司クラスで余った寿司海苔
-同上の寿司酢
上記材料の形容詞の多さを見てもわかるように、意識高い系maxですね。激動の2020年もそろそろ終わりが見えてきて大掃除の季節になっておりますが、冷蔵庫・冷凍庫等の掃除をされる際に、怪しい食材に出くわすこともあると思います。こういった食材をすぐにゴミ箱へポイだと、地球が泣いてグレタさんがキレるので、有効活用しましょうというのが今回の39クッキングのテーマでございます。今回はあくまでも我が家の一例ではございますが、何かしら皆様の冷蔵庫掃除のお役に立てれば幸いです。
【意外と多い家庭の食品ロス】
出所:消費者庁より、一部抜粋
① 豚肉の脂肪分からラードを抽出しましょう♪
で、前置きが長くなりましたが、余った豚肉の脂肪分からラードを抽出して、そのラードを使いトンカツを揚げてみましょう!以前トンテキを作った際に子供が脂肪分食べられないので、切り取って冷凍しておいたのですがそのまま捨てるなんてもったいない!ラードは保存もできるので結構使えます。例えば、餃子のタネに入れてコクを付けたりなど結構役に立ちますよ~♫
食品ロス削減にコミット中アピール♪
脂身は小さく刻み
30分ぐらい弱火で熱するとジワジワラードが出てきます
カリカリ部分とラードに分離できました!
カリカリ部分は塩でも振って、酒のつまみにしましょう♪
30分弱火で焼くガス代&時間的コストと格安スーパーでサラダ油買ってくるコストを比較すると後者の方が社会的コストが低いのではと思われる方もいるかもしれませんが、こういう矛盾しそうな点が出てきたら意識低い系に転じて、無視しましょう♪
② 豚肉をお化粧してラードで揚げます!
豚肉の赤身の部分を薄力粉→卵→パン粉の順にお化粧して、先ほど抽出したラードで揚げましょう!豚肉は後で巻きやすくするために、細長い形をイメージして切ってください。
それにしてもドラッグストアの卵ってなんであんなに安いんでしょうか・・・
気になりますね~♪
あらかじめラードを熱しておいてから揚げましょう!
Deep fryにしては油が足りない感がmaxですが、何とかなるもんですよ♪
ちゃんと両面揚げましょう!
後で巻くので冷やしておきましょう!
体細胞分裂後期の染色体みたいになっております♪
③ からしマヨネーズソースを作りシャリも合わせます
マヨネーズと練からしをよく混ぜます。さらに、レモン汁を少し垂らしてあげるとサッパリしておすすめです。シャリは寿司酢と合わせるので少し硬めに炊いてください。
半年くらい前に業務スーパーで買った欧風マヨネーズ
すでに賞味期限が切れており、
レモン汁入れるまでもなく酸っぱい気が・・・
持続可能な社会形成のためにその点は黙認
ダマができないようにシャリを切るように寿司酢と合わせましょう
④ マキマキ time!
後は巻くだけ!この時点で気づいたのですが、意識高い系ロールではなく、カロリー高い系ロールになっている気がしてきました・・・地球には優しくとも、消費者には厳しいイメージですね。ということで少しでもカロリーを削減すべく、シャリを薄めに敷くことにしました。受益者の皆様方におかれましても、自分の体調と相談の上、調整して下さい。
スーパーサイヤ人級カロリーロールになりつつ・・・
細巻でもなく、太巻きでもない、中巻きぐらいでしょうか?
半分の半分の半分で8等分がちょうどいいくらいのサイズだと思います♪
⑤ 地球の恵みに感謝して残さず食べましょう!
私のケースではサスティナブル・トンカツ・ロールになりました。受益者の皆様方の冷蔵庫管理能力はもっと高いと思うのでそんなに余りものが無いかもしれませんが、大掃除の際に一見ゴミ箱行きの食材が出てきましたら、39秒踏みとどまり、食品ロス削減の気持ちで有効活用してみて下さい。ただし、頑張りすぎてお腹をこわして病院行きにならないようお気を付けくださいませ。
オマケ:
マキつながりで恵方巻の食品ロス問題
マキつながりで食品ロスの代名詞レベルの恵方巻についてもこれを機に触れておきます。皆様もニュースなどで恵方巻が大量に売れ残って、廃棄されている動画を見たことがあると思いますが、下記の様なアンパンマンならぬエホウマキマン的キャラができるほど問題は深刻なようです。
私の意識が低いからかもしれませんが、
こんなキャラ店頭で見たことないすw
出所:農林水産省より、一部抜粋
そもそもなぜ節分に恵方巻なる太巻きを食べる習慣があるのか自体理解に苦しむところですが、クリスマスにケーキ食べたり、KFCのチキン食べたりと同じようなことで、誰かが需要喚起のために始めたマーケティングの類でしょう。食べたいときに太巻き食べればいいだけの話だと思いますが...。よく考えてみればこういうことは、他にもたくさんあります。そういうことを一つ一つつぶしていくことで持続可能な社会の形成へつながると思うのですが、これ以上言うと怒られそうなので止めます。
【無くてもOK!リアルに不要不急な恵方巻】
出所:消費者庁より、一部抜粋
近年、豆まきよりも恵方巻がポピュラーに・・・
これで儲かる人がいるからでしょう。
本当に欲しくて買っているのか?
買わされているのか?
不思議なものです。
【節分あるある→豆巻く人%、恵方巻食べる人%】
出所:博報堂生活総合研究所生活定点より、ありがとう投信作成。恵方巻については2009年以前のデータは無い。
今月の厳選投資銘柄紹介ブログではスシローグローバルホールディングスを紹介しましたが、同社ではビッグデータを分析を活用した店舗運営をしており、具体的な例としては皿に無線ICチップを付けて需要予測や鮮度管理の精度を高め、結果的に廃棄率の低減につなげたりしているそうです。もともと回転寿司の注文数は皿単位ですので非常に多くの詳細データを収集することが可能で、他の飲食業退と比べてビックデーターとの相性がいいようです。こうやって得られたデータから、時間帯や店舗ごとに需要の高いネタを特定し、効率的に供給することにより最終的な廃棄率を低減させることができるという仕組みです。これからの世の中はこういったテクノロジーの実用化も持続可能な社会形成のためには必要になっていくことでしょう。当ファンドではそういったテクノロジーが生み出す効率化、資源配分の最適化というメガトレンドに乗った銘柄にも多く投資しておりますので、たまには厳選投資銘柄紹介ブログの方ものぞいていただけますと幸いです。
なぜクリスマスにKFCなの?
の解答です。
【How KFC Became a Christmas Tradition in Japan - Cheddar Examines】
39!
ありがとう投信株式会社
ファンドマネージャー 真木喬敏
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【日本株】→FactSet Market Indices Japan 配当込み(税引き前配当再投資)
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【新興国株】→FactSet Market Indices Emerging 配当込み(税引き前配当再投資)
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