39クッキング【ドイツ人はジャーマンポテトを知らない...?】
2023年01月24日(火)
さて、年初から世界株式市場は総じて堅調な展開が続いております。特に昨年大きく下落した欧州株式市場の力強さが目立ちます。欧州は記録的な暖冬になっているようで、暖房などに使われるエネルギー需要が減り、従前にリスクと意識されていたエネルギー危機には陥らないだろうとのことで、過度な景気後退懸念が和らいでいる点が欧州株式相場を支える一つの要因になっているようです。ということで、今月は堅調な欧州株式市場にあやかって『ジャーマンポテト』を作ってみましょう!懐かしいですね~小学校の給食では週1ぐらいでジャーマンポテトを食べていた気がします。ドイツに『ジャーマンポテト』という名称の料理があるのかは定かではありませんが、『日本人の寿司』とか『日本人の天ぷら』みたいなノリで作ってみましょう♪
【欧州天然ガス価格は暖冬による需要低下で下落】
(天然ガスオランダTTF)
出所:ファクトセットより、ありがとう投信作成
▼材料・道具
-ジャガイモ たくさん
-タマネギ 気持ち少な目
-ニンニク 2片くらい
-厚切りベーコン(笑) お好きなだけ
-コンソメ 少々
-醬油 少々
-乾燥パセリ 少々
分量は適当で大丈夫。味付けは厚切りベーコン(笑)があるので、調味料を入れなくてもそれなりに着地しますが、つまみ食いしながらコンソメと醬油で決めましょう!ダンケ!
① カルトッフェル(ドイツ語でジャガイモの意)を厚めにスライスしましょう!
今回はいちいちカッコいいドイツ語を散りばめていくイメージのレシピになりそうな予感がしてきました。スライスしたカルトッフェルをラップして、電子レンジで少し柔らかくなるくらいまでチンしましょう!下の写真の量だと3分ぐらいでちょうどよかった気がします。電子レンジは時短レシピの戦友ですね。因みにドイツ語で時短はkurze Arbeitszeitenと言うそうです。カッコよすぎてカタカナ表記できないのでグーグル先生の翻訳を聞いてください。
厚切りカルトッフェル(笑)の出来上がり
3分後のイメージ。今回はジャーマンポテトを保存用に作り、食べる際にもう一度チンするので、作った後すぐ食べる方はもう少しチンしたほうが良いかもしれません。
② ベーコンとニンニクを炒めましょう!
『ベーコンとニンニクはドイツ語でなんていうの?』と気になる方もいるかと思います。もう既に調べるのが面倒くさくなってきました。気になる方はグーグル先生に聞きましょう!厚切りベーコン(笑)を好きなサイズに切り、ニンニクは火が通りやすいようスライスし、油を少し入れて一緒に炒めてください♪ちなみにドイツ語で炒めるはpfannenrührenだそうです。攻めますね~
ベーコンの旨味がニンニクにしみこみます!
いい匂いがしてきました!
Why ジャーマンポテト!?
Why Japanese people!?
③ ジャガイモと一緒に炒めてEnde(ドイツ語で終わりの意)!
いったんベーコンとニンニクをフライパンから取り出し、タマネギとジャガイモを弱火で炒めます。全体的にジャガイモが柔らかくなってきたら、先ほど取り出したベーコンとニンニクを入れて軽く炒めてEndeです!味付けはつまみ食いしながらコンソメと醬油で決めてください♪
最後に乾燥パセリをパラパラかけましょう♬
ビール飲みたくなってきましたね~
すぐに食べたくなる気持ちを封印して作り置き用として冷蔵保存。翌日ジャーマンポテト大好き人間の子供たちに食べられて、結局私の分は残りませんでした・・・戊辰戦争で軍資金に困った会津藩からドイツが当時蝦夷地の一部を買い取るみたいな話を聞いたことがあります。ドイツと北海道は同じような気候らしいので、もし実現していたらポテト大量生産植民地になっていたかもしれません。もしそうなっていたら道産子の私としてはカッコいいけど異常に長い単語を勉強することになり・・・考えただけでもゾッとしますね~植民地にならなくてダンケ!
P.S.
こちらのレシピブログを書いている際に、『本当にドイツ人はジャーマンポテトという名称の料理を知っているのか?』という切り口でドイツ人の方にアンケートをしたところ、ジャーマンポテトとか言われてもさ・・・というリアクションでした。本場ドイツでは『Bratkartoffeln』がいわゆる日本人の言うジャーマンポテトに当たり、ジャガイモを主とした家庭料理だということでした。地域ごとに生のポテトを使うか茹でたポテトを使うか、また、ベーコンではなく卵を入れてみたりなど、どの家庭でも食べられるがゆえにバリエーションが半端ない家庭料理のようです。それら多くの『Bratkartoffeln』を日本人が総括して『ジャーマンポテト』でいいじゃんみたいなノリで着地したのでしょう。私の『Bratkartoffeln』は電子レンジ使用なので、またバリエーションが増えましたね。
また、そのドイツの方が追加でドイツでのポテト事情を懇切丁寧に説明してくれました。最後に受益者の皆様にポテトのありがたさを共有して終わりたいと思います。ドイツにおけるポテト料理の広がりの起源は、その昔、ドイツのポツダムにあるサンスーシ宮殿の王様が当時、誰も見向きもしなかった(手を付けなかった)土の中にあるポテトを、飢餓の対策として一般的な家庭料理にまで根付かせたことだとディープなお言葉を頂きました。たしかに葉物の野菜と比べて長期間保存できますし、おなかもいっぱいになりますからね。今後日本が貧しくなっていき、我が家も食べ物に困るフェーズになったら、実家の北海道でポテト栽培始めたいと思います!ポテトに39!ご解説頂いたドイツの先生にダンケ!
グーグル先生に修正お願いしないとですね♪
出所:googleより、一部抜粋
39!
ありがとう投信株式会社
ファンドマネージャー 真木喬敏
◆記載内容について: 資料に記載されている個別の銘柄・企業については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。
◆株価指数について:記載されている各国・地域市場の指数は特別注記が無い場合は以下の指数を使用しています。
【日本株】→FactSet Market Indices Japan 配当込み(税引き前配当再投資)
【世界株】→FactSet Market Indices World 配当込み(税引き前配当再投資)
【米国株】→FactSet Market Indices US 配当込み(税引き前配当再投資)
【欧州株】→FactSet Market Indices Europe 配当込み(税引き前配当再投資)
【新興国株】→FactSet Market Indices Emerging 配当込み(税引き前配当再投資)
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