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マーケット動向・ファンド運用状況 <月次レポート2018年2月より>

2018年02月09日(金)

マーケット動向・ファンド運用状況 <月次レポート2018年2月より>

<1月のマーケット動向>

 

 1月のマーケットの動きですが、世界経済の拡大、企業業績の改善期待を背景に上昇した一ヶ月になりました。序盤から中盤にかけては、12月末を本決算期末とする海外企業の本格的な決算発表を前に好業績が期待される銘柄を中心に大きく値を上げる展開で推移しました。特に米国では2017年末に成立した税制改革法案を受けて、業績予想の上方修正が相次いだことなどが上昇に寄与しました。

 

 中盤にかけても株式市場は総じて上昇を続けましたが、ドル安・円高が進行したことなどから、やや値の重い展開になりました。

 

 終盤は、米国財務長官のドル安容認発言などにより、さらにドル安が進みました。特に日本株式市場では、輸出業中心に業績の悪化が懸念され、やや弱含む展開になりました。

 

 月間の騰落率としては、TOPIX(配当込み)は1.06%の上昇、米国S&P500(配当込み)はドルベースで5.73%の上昇、欧州MSCIヨーロッパ(配当込み)はユーロベースで1.61%の上昇、新興国MSCIエマージング(配当込み)はドルベースで8.34%の上昇となりました。

 

 為替相場は月末時点で、米ドル/円が109円台前半と前月末比で円高に転じました。ユーロ/円については135円台後半と前月末比でやや円安基調で月を終えました。

  

 本格的な決算発表を前に新興国市場と米国市場が大きく上昇しましたが、ドル安・円高基調に転じたことから、円ベースではややマイルドな上昇にとどまりました。

  

 

 

<ありがとうファンドの運用状況>

 

 ありがとうファンドの1月月間騰落率は2.6%の上昇となりました。主に前月までに保有割合を増やしていたヨーロッパ市場を主な投資対象とするファンドの上昇や、新興国株式を投資対象とするファンドの上昇が大きく寄与しました。

 

 1月中の売買状況については、昨年12月から投資対象として運用可能になったiシェアーズ ゴールド・トラスト(金ETF)の買い付けを開始しました。

    

 

201801ありがとうファンドパフォーマンス.gif

 

  

   

 

【資産配分(12月末)】

 

 12月末資産配分比率.gif

 

 

  

【ポートフォリオ(1月末)】

  

2018年1月末ポートフォリオ.gif

  

    

※「年率複利」は、過去の実績値であって将来の成績を保証するものではなく、またお客様ごとの購入時期によって運用結果は異なります。「年率複利」と「標準偏差」については、ありがとうファンド設定来(2004年9月1日)からのデータを基に、弊社にて計算しております。参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。

  

    

    

  

<今後の見通しについて> 

 

 今後の見通しについては、北朝鮮問題など一過性のイベントはあるものの世界経済は引き続きリーマン・ショックからの回復・成長が続くと考えています。ファンダメンタルズの改善に基づいた企業利益の成長がより注視される市場になるでしょう。下図ではリーマン・ショック前からの4国・地域のEPS(1株当たり利益)の水準をまとめました。足元5年ほど低迷していたエマージング市場とヨーロッパ市場は底を打ち活気を取り戻しはじめたように見えます。

 

 

EPS地域別比較201801.gif

  

出所:ファクトセットよりありがとう投信計算、EPSは2007年1月末を1として指数化し2018年1月末までの推移

   

 

  

  

<今後の運用方針について>

 

 株式市場という観点から足元の状況を考えると、リーマン・ショック後各国・地域は量的緩和などの金融緩和で各々の経済・市場を支え世界的にカネ余りの状況が続いています。リターンを求めてやや過熱感のある市場も出てきました。このような環境下では一つの市場だけに投資することはリスクが高く、特定の市場に過度に偏ることなく幅広く分散投資することにより長期的に持続性のあるリターンを享受できると考えております。ありがとうファンドでは、世界経済の成長をグローバル市場で競争力のある企業の成長に沿った形で享受できるよう、国際分散・厳選・長期投資を継続していきます。

 

 アクティブファンドというと上昇局面で大きく稼ぐといった様な派手なイメージが強いと思いますが、ありがとうファンドでは上昇局面で無理に上値を狙うといった運用よりは市場全体が下落する局面にて市場相対で下げ幅を抑制することにより結果的に長期で安定したパフォーマンスを提供できると考えております。その源泉としては、①実績のある投資先ファンドによる成長企業の厳選、②国・地域別資産配分の見直し・調整、③金ETFなど株式市場と相関が低い資産を組み入れることによる資産分散を主に考えております。下図はあくまでも参考までにですが、上昇局面では90%ほど市場に追従し、下落局面では下落幅を抑制した場合のバックテスト例になります。ダウンサイドリスクを抑制することにより、長期で価格変動リスクを抑えながら運用パフォーマンスを向上できたことが確認いただけると思います。

  

 

   

 ACWIシミレーション.gif

  

  

出所:ファクトセットよりありがとう投信計算、株価は1987年年初を100として指数化し2017年9月末までの推移、注:上昇・下落局面は月次騰落率ベースで判断。平均年率パフォーマンスと標準偏差についても月次ベースのデータから計算

  

  

  

<投資先ファンドの状況について>

    

  

 月間騰落率については、コムジェスト日本株式、アリアンツ・ユーロランド、アリアンツ・ヨーロッパセレクトファンドが参考指数(円ベース)に対しアウトパフォームし、ありがとうファンドの基準価額上昇に寄与しました。

 

 特に、コムジェスト日本株式ファンドは参考指数に対して強いパフォーマンスを実現してくれました。実際に運用を担当されている同社ポートフォリオアドバイザーのリチャード・ケイ氏が弊社との共催セミナー『 低成長環境下で成長する日本企業』で解説頂いたクオリティ・グロース企業の成長性が評価されたのではないでしょうか。

 

 特に1月は10-12月期の決算発表がはじまった中、同ファンド組入7位(1月末時点)の後継者問題に直面する中小企業のM&A支援で有名な日本M&Aセンターの決算発表の内容が好感され、同ファンドの基準価額の上昇に大きく寄与しました。ありがとうファンドでは日本株式市場全体については、日銀金融緩和の逆流・人口動態による長期的な内需の弱さなどあまりポジティブな考えは持っていませんが、引き続きコムジェストのように低成長環境下で成長できるクオリティ(質)とグロース(成長)を兼ね合わせた企業に厳選投資するアクティブファンドに期待したいと考えております。

   

   

【月間騰落率】

  

  201801月間騰落率.gif

 

注:参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。

   

       

 【年間騰落率】

        

201801年間騰落率.gif

注:参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。 

    

    

 

<投資先ファンドの運用パフォーマンス>

  

201801投資先ファンドパフォーマンス.gif

 

 

注:参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。

   

    

【本文で使用している指数の注記】 騰落率は、FACTSETよりデータを参照し、弊社にて計算しております。
TOPIXに関する著作権、知的財産権その他一切の権利は東京証券取引所に帰属します。S&P500種指数(S&P500)に関する著作権、知的財産権、その他一切の権利はS&P Dow Jones Indices LLCに帰属します。MSCI Indexに関する著作権、知的財産権その他一切の権利は、MSCI に帰属します。

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