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時代の転換点をどう生きていくか <月次レポート2026年7月より>

2026年07月06日(月)

時代の転換点をどう生きていくか <月次レポート2026年7月より>

 皆さま、いつもありがとう投信をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。

 早いもので今年も半年が過ぎました。FIFAワールドカップで熱戦が繰り広げられていますが、いかがお過ごしでしょうか?最近、地震や台風などによる自然災害が増えていますのでくれぐれもお気を付けください。

 

 

 さて、先月の世界のマーケットですが、AI・半導体株の上昇相場が一服して一進一退の1ヶ月となりました。米国株はNYダウが+2.5%となる一方で、ナスダックは-2.8%の下落となりました。

 

 上旬はインフレ懸念や中東情勢を受けて下落しましたが、中旬には米国とイランの和平交渉が進展し原油価格が下落したことから上昇しました。下旬にはAI・半導体関連株への高値警戒感や資金調達懸念が重石になりましたが、月末にはテック株中心に買い戻される展開となりました。

 

 日本株についてはAI・半導体関連需要増加期待や中東情勢に対する懸念が後退したことから日経平均は+5.6%の上昇、TOPIXは+0.9の上昇となり、日経平均株価は月中に7万2千円を超えて史上最高値を更新しました。また、日銀は金融政策決定会合で0.25%利上げし、政策金利は1.0%と、1995年以来31年ぶりの高水準になりました。

  

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 一方で、金(ゴールド)については、ドル高や米国の利上げ観測が高まったことによって大きく下落し1トロイオンス4000ドル台で月末を迎えました。為替相場についてはドル高が進んで160円台を突破し為替介入が警戒される中、162円台半ばの水準で月末を迎えました。

 

 そのような中でありがとうファンドは月間で-1.0%の下落となりましたが、月中には、基準価額が5万1千円を突破し、純資産額は約331億円の最高値を更新することができました。為替が円安に振れたことがプラス寄与となった一方で、金ETFが大きく下落したことがマイナス寄与となりました。

 

 

 今後の見通しですが、米国とイランが戦闘終結の覚書に署名したことによって、中東情勢に対する懸念が後退しましたが、戦争前の状態に戻るには相当な時間がかかるものと考えられますので、原油価格の高止まりと供給制約は長期間続くとする見方が多く、インフレ圧力は継続し、金利は高止まり、株式市場はボラティリティの高い相場展開が継続していくと思われます。

 

 また、株式市場を牽引しているAI・半導体株ブームについては期待と不安が交錯する状態が続くと見られ、高値警戒感があるものの今後の業績期待から株価がさらに上昇する可能性もある中、ハイパースケーラーの巨額設備投資とFCF圧迫問題やデータセンター建設の進捗状況などのリスクも意識されはじめていることに注意が必要で値動きの荒い展開になると考えられます。

 

 

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時代の転換点をどう生きていくか

 

 終わりの見えないウクライナ戦争と中東イラン情勢、トランプ政権の反グローバリゼーションによる保護貿易と自国優先主義、生成AIの急速な普及とAI・半導体株ブーム、世界的なインフレ、超円安など、私達を取り巻く環境はコロナ禍以降に大きく変わってしまいました。

 

 日本は失われた30年を経て、出生数はコロナ禍以降激減し、死亡者は急増して少子高齢化と人口減少が加速する中、インフレと円安が進行して金利は上がり、実質賃金も年金も物価上昇には追いつかないまま庶民の生活は苦しくなるばかりで、「衰退途上国」と揶揄されるようにまでなってしまいました。

 

 長かったデフレ時代からインフレ時代への転換点を今、私達は生きていますが、20~30年続いたデフレマインドから頭を切り替えるのはなかなか難しいのではないでしょうか。

 

 しかし、何も変えずに今までと同じ考え方で生活していけば、インフレ時代にはジリ貧になっていく可能性が少なくないと思われます。身近な小さなことからでも少しずつ変えていくことが大切で、それが将来振り返ったときに大きな違いになってくるのではないかと思います。

  

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 資産運用においては、物価上昇が今後も続いていく見通しの中、モノの価値が上がり、お金の価値が下がるので、私達が保有している現預金は実質目減りして購買力が低下していきますので、資産防衛の観点からインフレに対応できる株式などの資産にも分散投資する必要性が増してくると思われます。

 

 そして、分散投資では、国や地域の「国際分散」と資産クラスや投資対象・銘柄、通貨等の分散の「資産分散」、購入タイミングを分けて継続的に積立投資していく「時間分散」を組み合わせて、時間軸を長期で考える「長期投資」をしていくことで、リスクを抑えながら長期的な資産の成長を目指していくことができると考えます。

 

 

 今後もありがとうファンドは、お客さまから託されたご資金を長期投資で世界経済及び企業利益の成長の恩恵を長期で享受できるように国際分散投資をするとともに、地政学リスクやイベントリスク、インフレリスクに備えて金(ゴールド)にも投資することでダウンサイドリスクを抑えながら安定した運用成果の提供を目指して運用を行って参ります。

 

 弊社では、時代の転換点においても、お客様に寄り添って、お客様の資産運用が成功するように一生涯サポートさせて頂ければと考えておりますので、引き続きありがとう投信をご愛顧いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

  

     

       

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ありがとう投信株式会社

代表取締役社長 長谷俊介

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