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新投資先パートナー紹介: アリアンツ・グローバル・インベスターズ・ゲーエムベーハー(月次レポート2017年6月より)

新投資先パートナー紹介: アリアンツ・グローバル・インベスターズ・ゲーエムベーハー(月次レポート2017年6月より)

 皆様、いつも大変お世話になっております。ありがとうファンドでは、さらなる国際分散投資を通じて運用パフォーマンスの向上を目指しており、投資先パートナー・ファンドの見直しを進めて参りました。この度5月末の信託約款変更のタイミングに合わせて投資先パートナー1社と投資先ファンド2本を追加しましたので、まずは投資先パートナーの方を紹介させて頂ければと思います。

 

 

 アリアンツ・グローバル・インベスターズ・ゲーエムベーハーを新投資先パートナーとして採用いたしました。アリアンツは損害保険、生命保険業界で世界最大級の規模を有しておりますので、名前自体はどこかで聞いたことがあるという方も多いと思います。アリアンツ・グローバル・インベスターズ・ゲーエムベーハーはその世界最大級の保険会社の強力なサポートのもと活躍するアクティブ運用に定評のある資産運用会社です。ちなみに、ゲーエムベーハー(GmbH)はドイツ語で有限会社という意味だそうです。私も日々勉強させて頂いております。私が以前板前修業していた割烹料理屋さんはまだ有限会社ですので、ドイツ風にしたらかっこいいだろななんて考えてしまいました。

 

 

アリアンツ会社概要.gif

   

 

 運用資産総額は約59兆円(2016年12月末時点)と、規模的にも世界有数の資産運用会社の一つです。またドイツ発祥ということもあり、特に欧州の投資戦略に強みがあります。このたび採用に至った2本のファンドについても、欧州の成長銘柄の選定に定評がある専用チームから採用しております。

 

 

アリアンツ運用資産.gif

  

 

 投資手法の特徴としては、グラスルーツ・リサーチ(草の根・調査)という足を使う調査方法を採用しております。通常運用会社のアナリストは企業のIR(Investor Relations: 投資家向け広報)と定期的に面談し、今後の事業方針について質問することなどにより、今後の企業業績を予想する際の根拠となる情報を収集しています。しかしながら、企業IRの見立てが必ずしも正しいとは言えませんし、それを100%鵜呑みにするわけにはいきません。よって、客観的に情報を収集する必要があります。こういった場面で、同社のグラスルーツ・リサーチが活躍します。この調査手法は、ポートフォリオマネージャーが保有している銘柄情報の確度を測るため、調査員に足を使ってもらい調査するというコンセプトです。

  

 

アリアンツグラスルーツリサーチ.gif

 

 

 

 例として、Scout24というドイツ企業についてのグラスルーツ・リサーチを見てみましょう。

 

 Scout24は不動産物件のオンラインベースでの広告事業を主な事業としています。今後ドイツ国内の不動産仲介業者は紙ベースでの広告よりもオンラインベースでの広告に予算を割くだろうという前提のもと、事業を拡大しています。銘柄選定をするポートフォリオマネージャーとしては、広告のデジタル化は社会一般的な傾向と考えることもできますが、ひょっとしたら紙ベースの方がローカルな不動産物件市場ではまだ効果があるといった可能性も否定できません。

 

 このような時に、グラスルーツ・リサーチを使うことにより、オンラインベース広告に対する需要の方が強いだろうという前提を客観的に評価することができ、業績予想の確度を向上させることができるのです。実際のグラスルーツ・リサーチの結果では、ドイツの大手不動産仲介業者の広告費予算の4分の3はオンラインベースの広告であること、また今後もその傾向は続くこと。加えて、不動産物件オンライン広告分野で、独占的なマーケットシェアを確立しているScout24はブランド力もあり、価格についても交渉力があることがわかりました。

 

 これらの調査結果をもとに、強い需要と、高い価格交渉力から、量・質兼ね備えた高い収益性が期待できると判断できるわけです。こういった運用会社自前の調査活動には費用も多くかかると思いますが、この度採用した2つのファンドの信託報酬はそれぞれ0.45%とありがとうファンドで現在組み入れているヨーロッパ担当ファンドの半分以下で設定されています。これもひとえに強力な親会社のサポートがあるからこそ可能なのだと思います。

 

 

アリアンツ投資先scout24.gif

  

出所:アリアンツ・グローバル・インベスターズ資料、会社資料より、ありがとう投信作成

 

 

 実際組入れる2本のファンドについては、基本的には既存のヨーロッパ担当ファンドと投資哲学も同様で成長銘柄に厳選投資を前提としています。ヨーロッパ市場はリーマン・ショック以降景気後退が長く続いてきた分、足元の景気改善局面、フランス大統領選など政治的なイベントリスクも後退してきたことなどから、中長期で株価の伸びしろも大きいと考えております。今現在1本のファンドでありがとうファンドの欧州約30%を担当していますが、今後は信託報酬の低い新規2ファンドを加えて、3本のファンドを通して中長期で安定的なパフォーマンスを実現したいと考えております。

 

 また、設定来から2017年4月末までのパフォーマンスをありがとう投信ホームページで公開していますので、そちらもご参考頂ければと思います。新規2ファンドの特徴については来月以降、実際に組入れている個別銘柄紹介を通して説明させて頂く予定です。また、7月後半以降、新投資先パートナー・ファンド紹介セミナーを全国で企画しておりますので、ご興味ございましたらご参加検討いただけると幸いです。

 

 

ありがとう投信株式会社

ファンドマネージャー 真木喬敏

 

 

◆記載内容について: 資料に記載されている個別の銘柄・企業については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。

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