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ありがとうファンド18周年を迎えて <月次レポート2022年9月より>

2022年09月06日(火)

ありがとうファンド18周年を迎えて <月次レポート2022年9月より>

 皆さま、いつもありがとう投信をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。9月に入りすっきりしない不安定な天気が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

 先月8月のマーケットは、世界的なインフレ高進リスクが高まる中で利上げ動向に左右される1ヶ月になりました。

 月初から月中にかけては米国での物価上昇率が高止まりしているもののピークアウト期待が出てきたことから、楽観的な見通しが広がってグロース株中心に上昇しましたが、月末のジャクソンホールでのFRBのパウエル議長の講演でインフレを抑制するために今後も積極的な利上げを続けていくタカ派的な発言をしたことをきっかけに調整して1ヶ月を終えました。

 

 そのような中で、ありがとうファンドは月間で+1.5%の上昇となりました。参考までに世界株は+0.5%の上昇となり、日本株TOPIX配当込みについては+1.2%の上昇となり相対的にアウトパフォームしました。

  

   

 

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ありがとうファンド第18期決算を迎える

  

 さて、皆さまのありがとうファンドは8月31日に第18期決算を行いました。先行き不透明なマーケット環境が続いておりますが、無事に決算を迎えることが出来たことに感謝申し上げます。これもひとえにお客さまをはじめ、株主、役職員、投資先関係者、取引先等、ステークホルダーの皆さまのご支援の賜物であると感謝しております。誠にありがとうございます。

 

 この1年間を振り返ってみますと、昨年末までと今年年初からでマーケット環境はガラッと大きく変わった1年でした。各国政府・中央銀行による大規模な金融緩和と財政出動に支えられる中、経済正常化による景気回復期待、企業業績の回復期待から、世界株式市場は昨年末まで史上最高値を更新して上昇を続けました。ありがとうファンドの基準価額も昨年末までに高値を更新して29,000円台を付けましたが、今年年初からは一転して下落調整局面が続いております。

 

 インフレ高進リスクが高まり、各国中央銀行は金融政策を変更して利上げ・金融引締めに舵を切ったことにより、特にコロナ禍で大きく上昇したバリュエーションの高いグロース株を中心に大きく下落しました。さらに2月24日にロシアがウクライナに侵攻したことにより、地政学リスクが一気に高まることによるリスク回避の動きや、ロシアに対する経済制裁の影響による資源エネルギー価格の高騰などによって世界株式市場は大きく調整しました。

 

 地政学リスク、インフレリスク、利上げ・金融引締めによる景気後退リスクが重なりボラティリティの高い先行き不透明なマーケット環境の中、ありがとうファンドの年間騰落率は-9.6%の下落となりました。参考までに世界株は+6.5%の上昇、日本株TOPIX配当込みは+2.5%の上昇となり、今期は相対的に出遅れた運用成果となりました。出遅れた大きな要因としては、コロナ禍で特に大きく上昇していたクオリティグロース銘柄の保有比率が大きくて利上げの影響で大きく調整したこと、利上げの恩恵を受ける金融セクターや資源エネルギー価格高騰の恩恵を受けるエネルギーセクターをほとんど保有していなかったこと、欧州株式のウェイトが相対的に高くてウクライナ情勢の影響を大きく受けたこと等が大きな要因であると考えられます。

 

 なお、運用報告の詳細につきましては、9月下旬頃に交付予定の「交付運用報告書」をご確認頂ければ幸いです。また、10月より3年ぶりに全国6ヶ所で運用報告会を開催させていただきますので、ご都合よろしければ是非ご参加いただければと思います。

   

 

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長期的な時間軸で資産運用の王道を歩んでいく

  

 ありがとうファンドの運用は今月から19年目に入ります。新型コロナパンデミック、地政学リスク、物価高騰、利上げ・金融引締め、歴史的な円安水準、景気後退懸念など先行き不透明な状況が続いておりますが、弊社はお客様の資産運用を一生涯サポートさせていただけるように、これからも皆さまから託されたお金を大切に運用して長期的に安定的な運用成果を目指していきたいと考えております。

 

 コロナ禍も3年目に入り、世界では欧米中心に完全にウィズコロナの流れになってきております。欧米と比較して周回遅れの日本ですが、第7波が落ち着いてくればウィズコロナに向けて様々なコロナ規制や制限を緩和する動きが今後は加速してくると思われます。

 

 現在、世界は物価高騰をいかに抑制していくかが最重要な課題になっており、景気後退リスクとのバランスをうまく取りながら利上げを進めています。半面、日本は金融政策の現状維持スタンスを変えないため完全に蚊帳の外の状態の中で、資源エネルギー価格、原材料・食糧価格の高騰、円安の影響を強く受けざるを得ない苦しい状況です。

 

 このような世界情勢の中でも、弊社では、長期的な時間軸で物事を捉えて、短期的な相場動向に一喜一憂することなく、世界経済の成長及び企業の利益成長の恩恵を享受すべく長期・国際分散・厳選投資で基本に忠実に資産運用の王道を歩んで参ります。

 

 今後ともありがとう投信をご愛顧いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

  

 

  

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ありがとう投信株式会社

代表取締役社長 長谷俊介

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