ありがとう39ツアー【こんなご時世だから対馬行ってみませんか?後編】
2019年11月22日(金)
さて、前回に引き続き真木的対馬ワールドをご堪能ください。
⑥姫神山砲台跡
とりあえず戦闘力高そうな名前の砲台跡です。学生の頃、司馬遼太郎の『坂の上の雲』を読んで当時のロシアに対する脅威を何となく理解していたつもりですが、まさにそれが形として残っている砲台跡のように思えました。
車を降りて30分ぐらい歩きます。
天空の要塞だと・・・。ラピュタ感ハンパないですね。
もちろん私以外誰もいません。
確かに大規模です。
リアル要塞ですね。
う~ん。だんだん怖くなってきたぞ~。
これも砲台跡でしょう。
麓の神社入り口。
ロシアのバルチック艦隊を殲滅したのがよほどうれしかったのか、
島の神社のいたるところで見かける砲弾。
⑦西の漕手
さて、どんどん渋くなってきましたね~。その昔、遣唐使はここで船を乗り換えて大陸へ向かったそうです。ロマンですね~。
道中、万関橋にて、
実は対馬は北と南で島が分断されており、この橋でつながっております。
⑧対馬藩お舟江跡
市街地から少し南に行くとひっそり現れる船着き場です。対馬藩の御用船を係留していたそうです。撮影当時はド干潮です。潮が戻るとぷかぷか船が浮くのでしょう。
近くの対馬市内も観光スポットはたくさんありますが、
今回の39ツアーはワイルド路線なのでサクッとでご容赦下さい。
城!工事中!以上!
⑨石屋根倉庫
他ではなかなか見られない板状の石を屋根にした高床式倉庫です。台風対策でしょうか。支える構造も大したもんです。
島でよく見かけるこういった断層の岩をはがして作ってるのでしょうか。
近くの神社にあった案内板。元寇の役古戦場だそうです。
株価も神風が吹けば・・・。
当ファンドはそんな神風頼りのファンドではございませんのであしからず。
⑩金田城跡
さて、フィナーレを飾るのは『城山を探索してダイエット!』なんて、生ぬるい気持ちでトライして死にかけました。1350年前に古代人が築いた『金田城』と100年前に旧日本陸軍が建設した近代要塞が併存する城山だそうです。以前紹介した『屋久島編』では、基本的に一本道で他の観光客もたくさんいるので、ガイド不要と申し上げましたが、ここは前提が大分異なるのでガイドがいたほうがいいと思います。理由としましては、まず一本道じゃありません。そして観光客がいません。私の様な一人旅だと、リアルにひとりボッチなので、イノシシなど野生動物に遭遇する可能性を考えると複数のグループで行動、もしくはガイドさんを雇うのが賢明です。なお、対馬では熊は生息していない様でリアル『森のくまさん』リスクはないようですが・・・。
スタート地点。
山道を大分車で走りたどり着きましたが、この時点でだ~れもいません。
旧陸軍の要塞もあったとのことで、道は整備されています。
日露戦争に備えて、ダイナマイトで発破して道を切り開いたそうです。
北海道で板前修業していたその昔、親方に教えてもらいました。
こういうのは鹿などの野生動物がいる証拠です。
眺めは最高です。
何か養殖しているのでしょうか?
豊かな森です。
リアル『もののけ姫』ワールドです。
石垣もちらほら。
たまに『ジュラシックパーク』みたいになります。
むむ!
これは明日の日経平均が右肩上がりという神の暗示でしょうか?
引き込まれそうです。
1時間くらい登ると要塞がこんにちは!
(何か獣の鳴き声が聞こえましたが、聞かなかったことにして前進あるのみ)
砲台跡。
手前と奥で2か所。
自然に飲み込まれつつあります。
ここに一人で入る勇気はありませんでした・・・。
道中、上見坂公園にて。
ここは駐車場から歩いて数分で砲座跡を見ることができるので、クイックにという方はおすすめです。
リアルラピュタですね。
そしてもれなく誰もいない。
私が滞在した時期だけなのかな・・・?
流石に一人でこの森を歩いてると町が恋しくなってきました。
【宿】
人生初、宿坊チャレンジ!町の中心にある『宿坊対馬西山寺』様にお世話になりました。以前、山形羽黒山に行った頃から、いつか宿坊に泊まってみたいと考えておりましたが、遠く離れた対馬でその夢がかなって39so muchでした!
How about 39 times?
希望すれば、早朝の座禅も体験できます。
めんどくなったら、『合意なき離脱』しようともくろんでいましたが、なんと宿坊は満室にもかかわらず、座禅参加者は私一人だけ!副住職のお兄さんとone on one 座禅と相成りました。
こりゃ逃げられない!
何もしない30分というのも新鮮でした。
受益者の皆様も是非!
おっ!対馬ヤマネコ?
いえいえ、対馬テラネコでした。
美味しい朝ごはんも頂き大変お世話になりました。
三九でございます。
【食】
対馬はアナゴの漁獲量が日本一だそうです。そうです、あの磯○家の婿養子といつもつるんでるアナゴさんです。前編で紹介した和多都美神社の近くにある『あなご亭』様にお世話になりました。
ふんわり『あなごカツ』を食し。
『あなごのせいろ蒸し』に舌鼓。
全米が泣きました。
夜、回転寿司でもあなごを食べてみる。
ほとんどのお客さんが韓国人観光客のようで、タッチパネルもご覧の通り。
無料が気になりますね。
スーパーやドラッグストアもこんな感じ。
カップ状の蒟蒻ゼリーは韓国で問題アリらしく、パウチ状なら持ち帰りOKみたいです。
【終わりに・・・】
足元の日韓両国間の関係を鑑みますと、対馬の観光業はもとより、対馬経済全体としてもなかなか厳しい状況にあると考えられます。
訪日外国人数の推移(月次)
出所:ファクトセットより、ありがとう投信作成
サクッと検索しただけでも、こんなお得なキャンペーンも出てきます。
こんなご時世だからこそ対馬観光ご一考いただけますと幸いです。
対馬という名前から、馬いてもおかしくないなと思っていたら案の定いました!
桜を見る頃
また行きますかね。
39!
ありがとう投信株式会社
ファンドマネージャー 真木喬敏
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【日本株】→FactSet Market Indices Japan 配当込み(税引き前配当再投資)
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【欧州株】→FactSet Market Indices Europe 配当込み(税引き前配当再投資)
【新興国株】→FactSet Market Indices Emerging 配当込み(税引き前配当再投資)
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