ありがとう39ツアー【3連休にどうですか?推定樹齢7000年超えの縄文杉にこんにちは!】
2018年09月21日(金)
皆様いつも大変お世話になっております。
さて、夏も終わりだんだんと涼しくなってきましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
ウサギ、熱帯魚と続いたので今回はヤクシカとヤクザルがそこらじゅうにいる屋久島にしてみました。
いつか行ってみたいなと思っていましたが、この度3泊4日の弾丸ツアーでチャレンジしてみました。結果、毎日雨、時々曇りといった感じでした。地元の人に聞いたところ、『屋久島は1ヶ月の間35日雨だよ』と言われるほど雨が多いようです。特に3月、6月、9月は雨の日が多いとのことでした。事前のリサーチが甘く反省しております・・・。皆様は私の失敗から学んでいただければと思います。
【参考までの行き方:東京羽田空港→鹿児島空港→屋久島空港】
私の場合は東京羽田空港→鹿児島空港間はANA、鹿児島空港→屋久島空港はJAL系列しかないので泣く泣くJAL系列を使いました。朝早く東京を出て、午前中に屋久島についているイメージです。国内旅行はどこも近くて助かりますね。他にも、屋久島空港へは大阪・伊丹空港や、福岡空港からも飛行機が出ているようです。また、鹿児島からフェリーという手段もあるようですが、私の場合はあまり時間が無かったので飛行機を採用しました。
出所:Google map,
【屋久島どんな島?】
車で周ると一周約100キロメートル、人口約1万3千人(平成25年)の離島です。島内は路線バスもありますが、色々と見て回る観光スポットが散らばっているので、レンタカーをお勧めします。私がこの度見て回った箇所を下記の図で簡単にまとめてみました。これ以外にも、たくさん面白そうなところがありますので、弾丸ツアーではなく長期で滞在してみる方がいいかもしれませんね。
出所:Google map,
【①縄文杉】
正直これを見たくて屋久島に行ってきました。しかし、道のりは長かったです・・・。往復距離約20キロメートル、歩行時間約10時間の修業でした。詳しいルートなどはググって調べてください。30分ぐらい歩いたらOKだよねと勝手に考えていたので、心の準備もリアルな装備の準備も全くできていませんでした・・・。油断大敵ですね。私はエリート中国人の王さんと二人で励ましながら登りましたが、どうやら周りの方々の中にはガイドさんを雇ってトレッキングをされている方もいました。基本的には一本道なので、ガイドを雇う必要はないと思いますが、心配な方は活用されるのも良いでしょう。屋久島の歴史等などを10時間の長い修業の中で一通り教えてくれるみたいです。ふるさと納税で屋久島に寄付するとガイドの返礼品というのもあるみたいですよ。
年配の方々もチャレンジされているで、びっくりしました。私より元気なおじいちゃんおばあちゃんも結構いました。外国人の方も多く、王さん曰く「往復10時間で済むならいい方だよ」とのことでした、中国の秘境を本気で見に行こうとすると単位が数日になるそうです・・・。彼らにとっては手軽に大自然に触れられるコースなのでしょう。なかなかハードルが高い、家族で楽しみたいという方は「ヤクスギランド」という足場もちゃんと整備されていて、起伏も少なく短いコースもあるので、そちらからチャレンジしてみるのもありだと思います。
行の3分の2くらいはひたすらトロッコ線路上を歩きます。
昔このトロッコを使って木材を運んでいたようです。
こういった歴史系は屋久杉自然館で勉強できますので、事前に見学をお勧めします。
そこらへんで適当に買った激安カッパとスニーカーで修業しました。
皆さんは事前にちゃんと準備しましょう。
山をなめると大変なことになります。
お昼ごはん、チョコレートなどもお忘れなく。
一方、修業パートナーの王さんはフル装備。
受益者の皆様は王さんを手本にしてください。
こういうまっすぐな杉はいい建材・木材になりそうですね。
屋久島=自然=原始林というイメージが強かったのですが、その昔年貢を米の代わりに杉で納めていたケースもあったようで、屋久杉も結構伐採されたみたいです。切りすぎたところからの植林の歴史も勉強できるいい機会でした。
長期投資でもそうですが持続可能性は重要ですね。
残り3分の1はやや足場の悪いのぼりになります。
ここからが勝負です。きばれや!
杉には申し訳ないですが、根っこの上通らせて頂きます・・・39!
こんな大きな切り株も・・・。
切り株の中から上を見上げると・・・♥が見えました。
修業してよかったです。
私がすごく小さいオジサンということではございません。
ふつうに杉がでかいんです。
一年中雨降っているので、苔がいたるところに...。
とうとういました縄文杉。何本か重なって生えているようです。
でかすぎてうまく撮れません・・・。現地で見ると迫力ありますが、まっすぐな杉と比べるとゴツゴツしていてかっこよくないかも・・・。
どうやらその点が縄文杉が長い間生き残った理由の一つみたいです。
不細工だから、木材としての価値が無かったそうで・・・。
世の中どう転ぶかわからないですね。
苦しく長い修業の中でも楽しむ気持ちを忘れないでください。
お母さんと一緒にエサを探すヤクシカの子供に遭遇。
「あんた誰?」といった感じでしょうか。
可愛いですね。
【②もののけ姫っぽいところ:白谷雲水峡】
こちらも必見スポットです。沢が多いせいか、霧がかかりやすく、一面緑の苔景色が見られます。私は時間が無かったので1時間程度散歩しただけでしたが、推定樹齢3000年の弥生杉など大きな屋久杉たちも簡単に見て回ることができるのでお勧めです。
指がたまりませんね。
【③大きな滝あります:大川の滝】
屋久島は九州トップクラスの高さを誇る山がたくさんありますので、滝もたくさんあります。何か所か見て回りましたが一番インパクトが大きかったのがこちらの滝です。
【④ヤクシカ、ヤクザルいます:西部林道】
大川の滝から車で少し北に進むと西部林道というやや狭い道路になっています。対向車に気をつけないとだな~。いやだな~といった感じで進んでいたのですが、この道は意外と面白かったです。なぜなら、ヤクザルとヤクシカに会えるからです。後で地元の方に聞いたら、遭遇率はほぼ100%の様です。自然のサファリパークといった感じでしょうか。エサをやっちゃダメですよ。本州のニホンザルやシカと比べるとやや小柄な感じがしました。クマなどの天敵がいないようなので、のんびり過ごしてるのでしょう。
【⑤干潮の時にしか入れない海中露天風呂あります:平内海中温泉】
干潮時の数時間しか入れない平内海中温泉。私は近くの民宿に宿泊していたので、ほぼ毎晩通いました。地元の方とお話しできるいい機会でした。「岩場のここから源泉わいているよ」とか、湯船が3~4個あるのですが、「今は潮引き出してそんなに時間たってなくて、まだ海水残ってるからこの湯船はぬるいよ」とか、「逆に完全に干潮の時に入ると源泉の濃度が高くなりすぎて熱すぎるよ」とか勉強させていただきました。縄文杉を見に行って疲れた体を癒すには最適なお風呂でした。さらに、近くには24時間入れる海の見える露天風呂や、人がちゃんと管理している温泉もあるので、温泉巡りをされてはいかがでしょうか?
写真を撮りたかったのですが、普通に全裸のおじさんや家族がいたので、イメージはググってください。
【おまけ:雨の日の過ごし方】
屋久島の天気は変わりやすいので、天気予報はあまり意味が無いと思います。少しぐらいの雨なら慣れっこなのですが、流石に滝のように降られると何をすれば・・・となってしまうと思います。そんなとき、さまざまな体験コースを活用してみてはいかがでしょうか。私の場合、飛び込みで予約もせずアクセサリー手作り体験をしました。他には屋久杉を使って箸を作ったりなど様々な種類があるようです。
地元で取れるヤクガイの貝殻を加工して、ひたすら磨いてアクセサリーを作ります。
私はジンベイザメのブレスレットを作りました。ヤクガイの中身は珍味だそうです。教えてくれた仙人はもともと中身が好きで食べていて、貝殻でなんかできないかな?と考え出したとのことでした。
仙人の仕事場です。
私の仕事場もこのぐらい・・・。
仙人は屋久島に移住して39年。
様々なものを立たせることができる特殊能力を持ち合わせています。
尊敬します。
2時間磨くとこんなにきれいになります!
屋久島39 so much!
また修業に行きます!
そして、たくさん写真を撮ってくれたエリート中国人の王さんにも三九謝謝!
39!
ありがとう投信株式会社
ファンドマネージャー 真木喬敏
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