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【今月のFP情報コラム】持病があると、団信には入れない?(2024年9月)|ありがとうブログ|国際分散投資ならありがとう投信

【今月のFP情報コラム】持病があると、団信には入れない?(2024年9月)

【今月のFP情報コラム】持病があると、団信には入れない?(2024年9月)

  住宅ローンを契約する際に加入が求められる団体信用生命保険(団信)は、健康状態の告知が必要なため、持病や過去の病歴によっては入れないこともあり、住宅ローンを組むことが難しくなります。

 

 今回は団信に入れないケースや対処法を解説しますので、住宅ローンを検討している方は、参考にしてください。

団体信用生命保険(団信)は住宅ローン専用の生命保険

 

 団信とは、住宅ローンの返済期間中に、契約者が死亡または所定の高度障害状態となった際、契約者に代わって保険会社から金融機関に残りのローンの返済が行われる生命保険です。団信に加入している契約者に万一の事態があった場合、住宅ローンの返済がなくなるため、家族は返済を心配せずにそのまま同じ家に住み続けることができます。

 

団信に入れない可能性があるケースとは

 

【年齢】

 一般的な加入年齢の目安は満20歳~70歳未満で、「ローン完済時に80歳前後」であることなどが求められます。そのため、既に一定の年齢に達していると審査に通りづらくなります。加入条件は保険会社や団信の種類によって異なります。

 

【健康状態】

 最も注意したいのは、病歴や持病ついて保険会社に伝える「告知義務」がある点です。

一般的に以下のような告知を正確に行わなければなりません。

 

■最近3か月以内に医師の治療(指示・指導を含む)や投薬を受けたことがあるか

 

■過去3年以内に、病気での手術、もしくは2週間以上に渡り医師の治療(指示・指導を含む)や投薬を受けたことがあるか

 

■手・足の欠損または機能に障害、背骨・視力・聴力・言語・咀嚼(そしゃく)機能に障害があるか

 


団信への加入の際、一般的には下記の病気で申告が必要となります。

 団信持病リスト.gif

 

 

団信に入れない場合の対処法

 

◆ワイド団信に加入する

 ワイド団信は、健康上の理由などで一般の団信には加入できない人に向けた、引受基準が緩めの団体信用生命保険のことです。保障内容自体は一般の団信と変わりません。ただし、引受基準は保険会社によって異なり、基準が緩和されているとはいえ、必ず加入できるとは限りません。また、金利が0.2~0.3%程度上乗せされるため、毎月の支払い、ローン完済までの合計金額は大きくなってしまいます。その他にも、ワイド団信を取り扱っている金融機関が限られている、加入が満50歳未満と年齢制限があるなどの注意点があるので、申し込み前に募集要項を確認しておきましょう。

 

◆配偶者が住宅ローンを組む

 共働き世帯の夫婦で、配偶者に一定の所得があり、団信に加入できる健康状態であれば、住宅ローンの契約者を配偶者にする、または収入合算型の住宅ローンを選ぶ方法があります。ただし、共働き前提で住宅ローンを組むため、倒産や病気などで自分の収入が減少してしまった場合、配偶者が1人で返済しなければならないため注意が必要です。住宅ローンは長期にわたる返済になるため、夫婦でよく検討し、判断をするようにしましょう。

 

◆フラット35を利用する(団信なしプラン)

 フラット35は住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して取り扱っている長期固定型金利タイプの住宅ローンです。団信への加入が任意のため、団信に加入せずに住宅ローンの契約ができます。団信無しの住宅ローンですが、契約者が死亡または高度障害状態となった場合には、相続人や家族にローン残債を返済する義務が発生します。返済できない場合は最終的に住宅が差し押さえられ、住み続けることができなくなります。このように万一の時のリスクが大きいため、他の生命保険や収入保障保険でリスクに備えることが重要です。

 

◆告知対象期間を過ぎてから申し込む

 団信の告知義務期間は3年以内です。告知対象の病気があったとしても、完治してから3年経ってからあらためて申し込むこともひとつの手段です。ただし、高齢になるほど保険料が高くなり、他の病気を発症するリスクも上がります。また、将来の住宅ローン金利の変動や、その時に気に入った物件が見つかるかなど不確定なこともありますので、考慮して検討しましょう。

  

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 団信は、死亡・高度障害以外にもがんや3大疾病などの病気をカバーする特約もあり、ローン契約者の万一に備えられるのが大きなメリットです。一方で、ローン契約時にしか加入できず、保障内容も変更できないという制限もあるため、ご自身が加入している生命保険や医療保険と保障内容が重複していないか確認することも大切です。

 

 住宅ローンを利用する際に、金利や返済期間、借り入れできる総額や毎月の支払額などの条件面をまずは考えると思います。しかし、万一の場合の備えについても考えておかないと「物件を決めてあとは購入するだけ」という段階で、審査が通らない!!!...なんてことになってしまいます。

 

 団信のラインナップは金融機関ごとに異なります。マイホーム購入を検討する際には、金利と団信の内容も必ずチェックし、自分に合ったものを選びましょう。

 

 告知内容によって団信に加入できない場合、さまざまな手段があるので、審査に通らなくてもすぐに諦めず、金融機関の住宅ローン担当者や不動産営業担当者に相談してみるのもおすすめです。

 

  

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<本件に関するお問合せ>
ありがとう投信株式会社 カスタマーサービス部
フリーコール:0800-888-3900
TEL:03-5295-8030  FAX:03-5295-8031
(受付時間 9:30~17:00 土日祝日、年末年始を除く)

 

 

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