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マーケット動向・ファンド運用状況 <月次レポート2018年12月より>

2018年12月07日(金)

マーケット動向・ファンド運用状況 <月次レポート2018年12月より>

<11月のマーケット動向>

 

 11月のマーケットの動きですが、引き続き米中貿易摩擦の動向に左右された一ヶ月になりました。

 

 序盤はトランプ大統領が習近平国家主席と北朝鮮や貿易問題について電話会議したことで、米中貿易摩擦に対する懸念が和らぎ、前月末大きく下げていたところから世界株式市場は反発、上昇しました。また、米国中間選挙の結果はねじれ議会になりましたが、事前にマーケットが予測していたシナリオ通りだったため、安心感が広がり上昇基調が続きました。

  

 中盤では、iphone販売不振報道からアップルをはじめとするテクノロジー銘柄に売りが広がり、低調な推移となりました。月後半では、EU臨時首脳会合において英国のEU離脱案が合意に至ったことなどにより、安心感が広がり世界株式市場は上昇して月末を迎えました。

   

 

 下記現地通貨ベースの指数推移を参照していただくと、今月はエマージング株式市場が他の国・地域に比べてアウトパフォームしたことが確認いただけると思います。

   

 

 

【米ドル円、ユーロ円推移】2018年10月31日を1として指数化 

  

      201811為替の推移.gif

   

 

  ※ ファクトセットよりデータを参照し、弊社にて指数化しております。

 

 

  

  

【主要株式指数推移(配当込、現地通貨ベース)】2018年10月31日を1として指数化

     

201811株価指数の推移.gif

       

 

 ※ ファクトセットよりデータを参照し、弊社にて指数化しております。使用している指数についてはページ最下段の注記を確認ください。

  

    

 

   

 

<ありがとうファンドの運用状況>

   

 ありがとうファンドの11月月間騰落率は2.8%の上昇となりました。今月は、米中貿易摩擦緩和期待から足元低迷していたエマージング株式市場が相対的に強い一か月になりましたが、ありがとうファンドでは長期的な経済成長のポテンシャルを鑑みて、エマージング株式市場への投資割合を世界株価指数(2.1%上昇)に比べて多く保有しているため、結果的に世界株式市場に比べ堅調なパフォーマンスを実現できました。

 

 また、今月からABエマージング・エクイティファンドの名称がABエマージング・ロウ・ボラティリティ・エクイティファンドへ変更になりました。ロウ・ボラティリティとは価格変動リスクを抑える意味があり、もともとそういう投資哲学のファンドであったのをもっと理解しやすくするための名称変更だそうです。カタカナの名前が長すぎて・・・理解が・・・。という気持ちはグッとこらえましょう。(長いので、ABエマージング・ロウボラと略します。)

  201811ありがとうファンドパフォーマンス.gif

      

   

 

  

    

値動きの大きさの推移(250営業日リスク推移)】

      

     

201811ありがとうファンドリスク.gif

    

値動きの大きさの推移について:設定来の日次リターンを基に過去250営業日のリスク(日次リターンの標準偏差の年率換算値)の推移を表したもの。簡単に説明すると、数値が高いほど日々の値動きの幅が大きいことを表し、逆に数値が低いほど日々の値動きの幅が小さいことを表します。ありがとうファンドは値動きの幅を低位に抑える運用を心掛けています。

 

  

 

【資産配分(10月末)】

       

2018年10月末資産配分比率.gif

   

【ポートフォリオ(11月末)】

         

  

2018年11月末ポートフォリオ.gif

 

※「年率複利」は、過去の実績値であって将来の成績を保証するものではなく、またお客様ごとの購入時期によって運用結果は異なります。「年率複利」と「標準偏差」については、ありがとうファンド設定来(2004年9月1日)からのデータを基に、弊社にて計算しております。参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。

  

      

      

    

<今後の見通しについて> 

    

 今後の見通しについては、各種地政学リスクなど一過性のイベントはあるものの世界経済は引き続きリーマン・ショックからの回復・成長が続くと考えています。ファンダメンタルズの改善に基づいた企業利益の成長がより注視される市場になるでしょう。下図ではリーマン・ショック前からの4国・地域のEPS(1株当たり利益)の水準をまとめました。足元は減税政策の影響などで米国市場の堅調さが目立ちますが、中長期的には今まで低迷していたエマージング市場とヨーロッパ市場の伸びしろは大きいと考えています。

     

    

 EPS地域別比較201811.gif

       

    

出所:ファクトセットよりありがとう投信計算、EPSは2007年1月末を1として指数化し2018年11月末までの推移

   

 

   

    

<今後の運用方針について>

 

 株式市場という観点から足元の状況を考えると、リーマン・ショック後各国・地域は量的緩和などの金融緩和で各々の経済・市場を支え世界的にカネ余りの状況が続いています。リターンを求めてやや過熱感のある市場も出てきました。このような環境下では一つの市場だけに投資することはリスクが高く、特定の市場に過度に偏ることなく幅広く分散投資することにより長期的に持続性のあるリターンを享受できると考えております。ありがとうファンドでは、世界経済の成長をグローバル市場で競争力のある企業の成長に沿った形で享受できるよう、国際分散・厳選・長期投資を継続していきます。

 

 アクティブファンドというと上昇局面で大きく稼ぐといった様な派手なイメージが強いと思いますが、ありがとうファンドでは上昇局面で無理に上値を狙うといった運用よりは市場全体が下落する局面にて市場相対で下げ幅を抑制することにより結果的に長期で安定したパフォーマンスを提供できると考えております。その源泉としては、①実績のある投資先ファンドによる成長企業の厳選、②国・地域別資産配分の見直し・調整、③金ETFなど株式市場と相関が低い資産を組み入れることによる資産分散を主に考えております。下図はあくまでも参考までにですが、上昇局面では90%ほど市場に追従し、下落局面では下落幅を抑制した場合のバックテスト例になります。ダウンサイドリスクを抑制することにより、長期で価格変動リスクを抑えながら運用パフォーマンスを向上できたことが確認いただけると思います。

  

 

   

 ACWIシミレーション.gif

  

  

出所:ファクトセットよりありがとう投信計算、株価は1987年年初を100として指数化し2017年9月末までの推移、注:上昇・下落局面は月次騰落率ベースで判断。平均年率パフォーマンスと標準偏差についても月次ベースのデータから計算

  

   

  

<投資先ファンドの状況について>

     

 月間騰落率については、日本株式を主な投資対象としているコムジェスト日本株式ファンド、米国大型株式を主な投資対象としているABアメリカン・グロースファンド、北米小型株式を主な投資対象としているアバディーン北米小型ファンドが各種参考指数(円ベース)に対しアウトパフォームしました。


 今月のマーケットでは、今年の一大イベントであった米国の中間選挙がありました。結果は上院では与党の共和党が多数派を維持する一方、下院は野党の民主党が多数派になり上下院でねじれ議会になりました。トランプ大統領は『アメリカ・ファースト』を前面に出して、この選挙を戦ってきました。思い起こせば約一年前に米減税法案が議会を通り、今年年初からは貿易赤字が膨らむ国に対して不公正な貿易を行っているとして、制裁関税の検討・実施してきました。自国の産業を守るためにあらゆる手を実施してきた米国経済は堅調そのもので、4ページのEPSの推移や、本ページ年間騰落率を見ても米国の一人勝ちが確認いただけると思います。一大イベントを終えて、今後は米国一人勝ちの継続性がより注視される展開になるでしょう。

     

    

【月間騰落率】

 

  201811月間騰落率.gif

 

    

注:参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。

   

        

 【年間騰落率】

   

201811年間騰落率.gif 

 

 

注:参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。 

     

     

 

<投資先ファンドの運用パフォーマンス>

            

201811投資先ファンドパフォーマンス.gif

      

注:参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。

   

 

    

【本文で使用している指数の注記】 騰落率は、FACTSETよりデータを参照し、弊社にて計算しております。
TOPIXに関する著作権、知的財産権その他一切の権利は東京証券取引所に帰属します。S&P500種指数(S&P500)に関する著作権、知的財産権、その他一切の権利はS&P Dow Jones Indices LLCに帰属します。MSCI Indexに関する著作権、知的財産権その他一切の権利は、MSCI に帰属します。

  

 

※各国・地域市場の指数は他に断りの無い限り以下の指数を使用しています。
【日本株】→TOPIX配当込み
【世界株】→MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックストータルリターン
【米国株】→S&P500 トータルリターン
【欧州株】→MSCI ヨーロッパ トータルリターン
【エマージング株】→MSCI エマージング トータルリターン

 

 

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