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マーケット動向・ファンド運用状況<月次レポート2017年12月より>

2017年12月19日(火)

マーケット動向・ファンド運用状況<月次レポート2017年12月より>

<11月のマーケット動向>

 

 11月のマーケットの動きですが、年初から世界株式市場を牽引してきたIT関連銘柄の利益確定の動きが広がったことなどから、やや調整基調のマーケットでした。序盤から中盤にかけては、世界株式市場は利益確定などでやや弱含む展開でしたが、月後半にかけて米国の税制改革法案が上院通過したことなどもあり、日米株式市場は上昇基調に戻りました。

 

 一方、年初から景気改善に沿う形で大きく上昇していた新興国株式市場については、堅調な米国経済、税制改革の進展などによる先進国への資金流失の懸念もあってか、月の終わりにかけてやや低調に推移しました。欧州株式市場は月後半にドイツメルケル首相が少数与党で政権樹立するより再選挙の方が望ましいなどと述べた事などが嫌気され、低調パフォーマンスのまま月を終えました。

 

 月間の騰落率としては、TOPIX(配当込み)は1.48%の上昇、米国S&P500(配当込み)はドルベースで3.07%の上昇、欧州MSCIヨーロッパ(配当込み)はユーロベースで2.06%の下落、新興国MSCIエマージング(配当込み)はドルベースで0.21%の上昇となりました。

 

 為替相場は月末時点で、米ドル/円が111円台後半と前月末比で円高に振れました。ユーロ/円については133円台前半と前月末比でやや円安基調で月を終えました。

    

 年初から景気感の改善に沿って伸びてきた世界株式市場は中間決算発表も一巡しやや調整基調の月でした。特に年初から景気感の改善がみられ、株価も伸びていた欧州株式市場はやや値の重い様子が見てとれると思います。

    

   

  

<ありがとうファンドの運用状況>

   

 

 ありがとうファンドの11月月間騰落率は0.4%の上昇となりました。基準価額は上昇したものの、参考指数に対しては低調なパフォーマンスの一ヶ月になりました。

 

 11月中の売買状況については、若干割高感のある米国株式市場を主な投資対象としているキャピタルICAファンドを一部売却しました。また、欧州株式市場を主な投資対象としているコムジェストヨーロッパファンドを一部売却し、同様の投資戦略で信託報酬の低いアリアンツ・ユーロランドファンドを買付けスイッチングしました。

 

   

    

 

 

201711パフォーマンス.gif

    

 

 

 

【資産配分(10月末)】

  

 

 

10月末資産配分比率.gif

   

 

 

 

  

  

【ポートフォリオ(11月末)】

   

  

  

   

 11月末ポートフォリオ.gif

  

  

  

※「年率複利」は、過去の実績値であって将来の成績を保証するものではなく、またお客様ごとの購入時期によって運用結果は異なります。「年率複利」と「標準偏差」については、ありがとうファンド設定来(2004年9月1日)からのデータを基に、弊社にて計算しております。参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。

  

 

 

  

<今後の見通しについて> 

    

 

 今後の見通しについては、北朝鮮問題など一過性のイベントはあるものの世界経済は引き続きリーマン・ショックからの回復・成長が続くと考えています。ファンダメンタルズの改善に基づいた企業利益の成長がより注視される市場になるでしょう。下図ではリーマン・ショック前からの4国・地域のEPS(1株当たり利益)の水準をまとめました。足元5年ほど低迷していたエマージング市場とヨーロッパ市場は底を打ち活気を取り戻しはじめたように見えます。

    

 

 

   EPS地域別比較201711.gif

   

 

 

出所:ファクトセットよりありがとう投信計算、EPSは2007年1月末を1として指数化し2017年11月末までの推移

   

 

  

  

<今後の運用方針について>

   

 株式市場という観点から足元の状況を考えると、リーマン・ショック後各国・地域は量的緩和などの金融緩和で各々の経済・市場を支え世界的にカネ余りの状況が続いています。リターンを求めてやや過熱感のある市場も出てきました。このような環境下では一つの市場だけに投資することはリスクが高く、特定の市場に過度に偏ることなく幅広く分散投資することにより長期的に持続性のあるリターンを享受できると考えております。ありがとうファンドでは、世界経済の成長をグローバル市場で競争力のある企業の成長に沿った形で享受できるよう、国際分散・厳選・長期投資を継続していきます。

 

 アクティブファンドというと上昇局面で大きく稼ぐといった様な派手なイメージが強いと思いますが、ありがとうファンドでは上昇局面で無理に上値を狙うといった運用よりは市場全体が下落する局面にて市場相対で下げ幅を抑制することにより結果的に長期で安定したパフォーマンスを提供できると考えております。その源泉としては、実績のある投資先ファンドによる成長企業の厳選、国・地域別資産配分の見直し・調整、今後投資予定の金ETFなど株式市場と相関が低い資産を組み入れることによる資産分散を主に考えております。下図はあくまでも参考までにですが、上昇局面では90%ほど市場に追従し、下落局面では下落幅を抑制した場合のバックテスト例になります。ダウンサイドリスクを抑制することにより、長期で価格変動リスクを抑えながら運用パフォーマンスを向上できたことが確認いただけると思います。

 

 

   

 ACWIシミレーション.gif

  

  

出所:ファクトセットよりありがとう投信計算、株価は1987年年初を100として指数化し2017年9月末までの推移、注:上昇・下落局面は月次騰落率ベースで判断。平均年率パフォーマンスと標準偏差についても月次ベースのデータから計算

  

  

  

<投資先ファンドの状況について>

   

  

 

 月間騰落率については、コムジェスト日本株式、ABアメリカン・グロース、アリアンツ・ヨーロッパセレクト、コムジェストエマージングファンドが参考指数(円ベース)に対しアウトパフォームし、ありがとうファンドの基準価額上昇に寄与しました。特にコムジェスト日本株式ファンドが大きく値をあげました。これは日本の株式市場において、投資家がコムジェストアセットマネジメント社の得意とするリターンとクオリティを重視した投資スタイルへ変化してきているためだと同社は考えているとのことでした。

 

【月間騰落率】

 

 

   201711月間騰落率.gif

  

 

  

 

   

 

  

  

 年間騰落率については、アリアンツ・ユーロランド、コムジェスト日本株式、ABアメリカン・グロース、アリアンツ・ヨーロッパセレクトファンドが参考指数(円ベース)に対しアウトパフォームしました。これらのファンドに共通することは徹底的な成長株戦略ファンド(グロース戦略)という点です。こういった成長株戦略は昨年後半のトランプラリーで割安だったエネルギー、金融関連銘柄が買い戻されたバリュー相場では出遅れていましたが、過去一年間景気改善が続くにつれ持続的に企業利益を成長できる成長銘柄が徐々に見直された結果、良好なパフォーマンスを実現できたと考えます。

  

  

 【年間騰落率】

      

   

  201711年間騰落率.gif 

  

  

 

 

 

<投資先ファンドの運用パフォーマンス>

      

 

  201711投資先ファンドパフォーマンス.gif

  

  

  

 

 

注:参考指数(円ベース)の騰落率についてはファクトセットよりデータを参照し、弊社にて計算しております。

  

   

【本文で使用している指数の注記】 騰落率は、FACTSETよりデータを参照し、弊社にて計算しております。
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