ありがとうの本棚(今月の一冊『9000人を調べて分かった 腸のすごい世界』)
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9000人を調べて分かった 腸のすごい世界
- 2023/4/24 國澤 純 著
今月は今話題の腸活の本をご紹介します。
近年、腸の研究が進み、脳と腸は互いに影響しあっているということが実証されてきています。過度な緊張や不安からおなかが痛くなったり、おなかの調子が悪くて物事に集中できなかった経験はありませんか。
その現象は「脳腸相関」といって、感情や思考と腸が密接であるということの証だそうです。
情報番組や健康雑誌で便秘対策の腸活ばかりが取り上げられるせいで、腸活=便秘対策であり、腸は消化・排泄するためだけの臓器というイメージが根強いが、腸は第二の脳であり、腸活=免疫力アップと改めてほしいと筆者は主張しています。
1人の人間の中に、約700種類、1兆個もの菌がいるといわれています。ここまで菌の種類と数が増えたのは、人類がこれまでいろいろな環境に住み、いろいろなものを食べてきたことによると考えられています。自給自足の生活を送っていた昔の人は、栄養の偏りやエネルギー不足を腸内に様々な種類の細菌を住まわせることでカバーしてきました。
一方、スーパーに行けば食べたいものがいつでも手に入る現代人は、季節(旬のもの)に関係なく、好きなものばかり食べてしまう傾向にあります。それが腸内の菌の種類の偏りの原因となり、免疫力低下につながるらしいです。
そのほかにも、認知症やうつ病の人の腸内環境についても触れられています。興味のある方は読んでみてください。

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