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ありがとうの本棚(今月の一冊『西洋絵画のお約束』)

2025年01月09日(木)

ありがとうの本棚(今月の一冊『西洋絵画のお約束』)

カラー版-西洋絵画のお約束-謎を解く50のキーワード

(中公新書ラクレ 822) 新書- 2024/10/8

中野 京子 (著)

 

   

 レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ、フェルメール、ドラクロワなどの絵画は、美術館やテレビ、教科書などで一度は目にしたことがあるでしょう。「あ、有名な絵だ」とか「きれいだな」だけで、絵画鑑賞が退屈だと感じる方も多いのではないでしょうか。

 

 本書では、絵にも意味があり、「シンボル(象徴)」・「アレゴリー(比喩)」・「メタファー(隠喩)」・「アトリビュート(その人物を特定する持ち物)」・「エンブレム(記号)」それら絵の言語に隠された画家のメッセージを説明し、絵を読み解く手がかりをテーマ別に解説しています。著者の独特な絵画の解釈と語り口(所々にツッコミがあったり...)、そして解説とともにカラーで絵画も掲載されているため非常にわかりやすく、楽しみながら知識がつきます。

 

 例えば、百合や薔薇、リンゴなど植物、月や虹など天体や自然、十字架や鏡など道具や楽器、道化や聖母マリアなど人物...西洋絵画で繰り返し登場するシンボルにはそれぞれ意味があり、それらは神話や宗教をもとにしているものも多くあります。キリスト教とともに発展した西洋絵画は、文字の読めない人たちへ教えを伝えるためであったり、ペストやコレラなどの史実を後世にわかりやすく伝えるために描かれています。また、ミケランジェロの「最後の審判」のように右に「正義=良きもの」、左に「悪」を描き分けて、相反する要素でシンボル的な意味を持たせているものもあります。

 

 日本人にとって、文化や宗教の違う西洋的思考を理解するのは難しいですが、シンボルをみつけて、絵が象徴しているものが分かると、当時の文化や宗教、歴史もわかり、興味深く絵を観ることができます。本書を片手に美術館や画集で絵画鑑賞をしてみてはいかがでしょか。

      

       

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