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ありがとうの本棚(今月の一冊『半導体戦争』)

2024年05月07日(火)

ありがとうの本棚(今月の一冊『半導体戦争』)

半導体戦争 世界最重要テクノロジーをめぐる国家間の攻防

単行本(ソフトカバー)- 2023/2/15クリス・ミラー (著), 千葉 敏生 (翻訳)

 

 株式市場は生成AIブームで昨年から大きく上昇してきましたが、その牽引役となっているのは米国のエヌビディアなどの半導体関連企業です。

 

 半導体関連と一口に言っても裾野は広くて、半導体を設計する会社、製造・組み立てする会社、製造する装置を作っている会社とその部品を作っている会社、半導体の材料を作っている会社、出来上がった半導体を検査する装置を作っている会社など一大産業を形成しています。

 

 半導体は、現在の生活に必要なありとあらゆるものに使われており、冷戦終結後は「産業のコメ」とも呼ばれています。スマホやPCだけでなく私達の身の回りにある家電や自動車、電車や飛行機、インフラ設備など電気で制御するほぼすべてのものに半導体が使われています。もはや半導体なしでは私達は生活することができないと言っても過言ではないでしょう。

 

 本書は、そのような現代社会に欠かせない世界最重要テクノロジーである半導体の黎明期から現在に至るまでを世界の歴史的文書の調査や100人を超える科学者、技術者、CEO、政府官僚へのインタビューに基づきまとめたノンフィクションです。

 

 半導体の歴史を遡ると国際政治や安全保障、軍事力との深い関係がわかってきます。半導体は石油以上の「戦略的資源」であり、なぜ半導体を巡って米中が激しく対立しているのかが理解できるでしょう。

 

 株式市場の現在の生成AIブームがいつまで続くかはわかりませんが、半導体は間違いなくこれからも人類にとって最重要なもの一つであることは確かだと思います。そのような半導体を理解するはじめの一歩として本書を一読してされてみてはいかがでしょうか。おすすめいたします。

   

      

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