ありがとうの本棚(今月の一冊『一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方 』)
一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方 単行本(ソフトカバー)- 2022/11/10加藤 俊徳 (著)
大人になって資格等の勉強をする時「若い頃に比べて全然頭に入らない。絶対年のせいだ!」と思ったことはありませんか。
今月は大人の勉強法(大人脳の使い方)について書かれた本をご紹介します。
脳が成長するルールに則って、効率よく頭が働く勉強法が紹介されているので自分に合った新しい勉強法が見つかることでしょう。
本書では脳は20代までは学生脳、脳の成人式は30歳で、そこからが大人脳とされています。そして脳のピークは30代~50代。中でも45歳から55歳は脳の最盛期と述べられています。仕事でもプライベートでも悩み、考え、決定を下してきた経験値こそが脳を熟成し、活性化させるそうです。学生の頃、意味が理解できなくても呪文のように丸暗記できていたことが、大人になって頭に入ってこないのは経験値があるからこそなのかもしれないですね。
ではどのように大人脳を働かせればよいのでしょうか。
学生時代のようにひたすら暗記するような勉強法は大人には不向き。暗記するのではなく、理解しようと頭を働かせることがポイントです。また、視覚・聴覚を利用する、ボーっとするときには運動する、エピソードをつけて感情に訴えかけるなど、複数の機能を利用することが求められるそうです。
学びたいという意欲がある大人におすすめの1冊です。漫画付きで読みやすいので是非読んでみてください。
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