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短期的な相場変動に惑わされない<月次レポート2021年10月より>

2021年10月05日(火)

短期的な相場変動に惑わされない<月次レポート2021年10月より>

 皆さま、いつもありがとう投信をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。10月に入りだいぶ涼しくなって秋めいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか?

 

 季節の変わり目で体調を崩しやすいので、皆さまくれぐれもご自愛ください。

 

 先月、国内では菅総理の自民党総裁選不出馬による退陣表明後、国内は自民党総裁選報道一色の1ヶ月となり、岸田氏が新総裁に選ばれました。また、新型コロナ感染者数もピークアウトして第5波が収束したことにより緊急事態宣言も9月30日で全面解除されました。

 

 世界では、ワクチン接種が先進国中心に進むにつれて、ワクチン接種しても感染増加を防げないことが、先行するイスラエルやシンガポール、欧米などのデータから明らかになってきており、ゼロコロナを目指すロックダウンなどの厳しい措置からウィズコロナで経済活動との両立を目指す方針に変更する動きが各国で出て来ています。

 

 日本においても第5波がひとまず収束したことにより、コロナに感染してもいつでもどこでも受診・受け入れできる医療体制の整備や予防・治療薬の普及による経済活動と社会生活の正常化への期待が高まっています。

   

 

 さて、9月のマーケットの動向ですが、世界株式市場は、供給制約によるインフレ懸念や米国長期金利上昇、早期テーパリング観測、米国連邦政府債務上限の問題や中国不動産開発大手の中国恒大集団の債務問題などが悪材料になって今まで上昇相場を牽引していたグロース株を中心に総じて下落した1ヶ月になりました。一方、日本株は自民党新総裁への期待や新型コロナ感染者数の減少による経済活動再開期待から外国人投資家の買いが入り大きく上昇した1ヶ月となりました。

 

 そのような中、皆さまのありがとうファンドの先月の騰落率は月間で2.8%の下落となりました。世界株は1.8%の下落でしたので、相対的にややアンダーパフォームした1ヶ月となりました。ご参考までに日本株TOPIX配当込みは4.4%の上昇となりました。

 

 

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経済活動正常化後を見据えて出口戦略に左右される展開

  

 今後のマーケットについては、引き続き国・地域ごとの新型コロナウイルスの感染動向と経済活動正常化による景気・企業業績の回復と今後の景気・業績見通しに注目が集まってくるとともに、資源や半導体など世界的な供給制約による需給逼迫によるインフレ懸念、米国長期金利上昇、米国でのテーパリング観測など、各国政府・中央銀行による金融緩和・景気対策・財政出動の持続性と経済活動正常化後を見据えた出口戦略に左右される相場展開になると思われます。

 

 世界の株式市場は上下にボラティリティの高い相場状況が続くと思われますので、引き続き国・地域の分散と個別銘柄の選別が重要になってくると考えます。

  

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短期的な相場変動に惑わされないことが大切

 

 世界中で新型コロナウイルスのパンデミックが始まってから1年半以上が過ぎました。この間、マーケットの動きは当初のパニック的な株式市場の暴落から各国政府・中央銀行による金融緩和・財政政策による下支えによる過剰流動性相場による株式市場の大幅な上昇までジェットコースターのような展開で感染者数の推移がバロメーターになり、各国・地域・セクター間でのパフォーマンス格差が大きく開きました。

 

 今後、経済活動が再開されてくるとコロナ対策のための金融緩和や財政出動の出口戦略に注目が集まってくると思いますが、短期的にはコロナが収束し経済活動が正常化されてからの方が、むしろマーケット全体にとっては逆風となって調整局面が来るかもしれませんが、長期的な成長のメガトレンドはコロナ前後で大きく変わるわけではありません。金融緩和や財政出動による下支えがなくなれば、業績を伴わずに期待だけで上昇していた銘柄は大きく売られる反面、しっかりと企業業績に裏打ちされた企業は厳選されて買われることになるでしょう。

 

 個人の資産運用で大切なことは、短期的な相場変動に惑わされることなく、長期的な資産の成長を目指して資産運用を継続していくことです。

 

 弊社では、引き続きお客様から託されたお金を持続的に利益成長していける質の高いクオリティグロース企業を中心に厳選して長期投資し、幅広く世界に国際分散投資することでダウンサイドリスクを抑えながら優れた運用成果の提供を目指して参りますので、今後ともありがとう投信をご愛顧いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

   

 

 

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ありがとう投信株式会社

代表取締役社長 長谷俊介

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