ありがとう39ツアー【沖縄で湧水を巡る旅 後編】
2019年01月17日(木)
最後のハイサ~イ!
後編では8箇所の湧水を紹介させていただきます。
集大成感でてきましたね~~。
後編では、沖縄南部にある南城市&八重瀬町周辺を探索してみました。
出所:Google Mapより、ありがとう投信作成
① トウマガー
秘境の中の秘境にあります。
いろいろかき分けていきます。
② カンチャ大川
こちらも秘境感ハンパないっすね~。
③ 垣花樋川(カキノハナヒージャー)
かつては左側上のイナグンカー(女の川)は女が使い、右側のイキガンカー(男の川)は男が使っていた。その下流の浅い水たまりはンマミシガー(馬浴川)、全体をまとめてシチャンカー(下の川)と呼ばれ、樋川から流れた水は下の田をうるおし、稲作が盛んであった。(現地案内より一部抜粋)
こちらは観光客もちらほら来るみたいです。
夏は地元のちびっ子たちの水遊び場になるそうです。
遠くには海が見えますね~。
イキガンカー(男の川)
イナグンカー(女の川)
垣花樋川から流れてきた水でクレソン畑が広がっていました。
ステーキの付け合わせとかについてくるアレです!
近くの壁に描いてありました。
結構込み入ったところにあるので、安全運転でお願いいたします。
南城市のゆるキャラ『なんじぃ』かわいいですね~~。
④ セイセンガー
集落のど真ん中にあります。
私なりのグラスルーツリサーチ(草の根調査)を現地でしたところ、昔は飲料水としても使われていたようですが、上流にゴルフ場ができてから水質が悪くなり、今では洗濯水などとして使われているようです。私は玉転がしには全く興味がありませんので、悔しい限りでございます。
すぐ横に公民館があり、まさに集落の中心といった感じでした。
⑤ シリーガー
今では使われていない感maxですね。
⑥ 前川樋川
前川樋川は琉球国惣絵図(1750年頃)に記載されていることから、当時から住民の生活用水として利用していたと思われる。(現地案内から一部抜粋)
ジャングルの中にあります。
前川樋川を中心とした崖の中腹には、岩盤を彫り込んで築造された民間防空壕が40ヵ所、並んで存在している。この民間防空壕は1944年10月10日の南西諸島大空襲(那覇市は9割の家屋が焼失した。)後、米軍の沖縄上陸が濃厚となったため、字民が2・3世帯ずつ一組になり避難壕として建設したものである。壕入口の多くはしゃがんで通れるくらいの高さで、広さは約4㎡。隣り合う壕が内部で連結するという構造になっている。(現地案内より一部抜粋)
⑦ ヤフガー
屋富祖井(ヤフガー)については以下のような伝説がある。
昔、大干ばつに会い具志上村、屋富祖村の人々は飲料水の確保に苦しんでいた。ところでたまたま、屋富祖家の犬がずぶ濡れになって山中より出てくるのを人々は見つけ、こんな干ばつに田野に水のあるわけはないが、どこで浴びたのだろうかと不審に思い、ある日、その犬が、山中にわけていく後を追うた、すると、果せるかな清水がこんこんと湧き出ている泉があった。人々は大いに喜び、その周辺の山を切り開き設備を施し通路を設けた。そして、ここより水を汲むようになり、以後いかなる干ばつにも飲料水に苦しむことはなかったという。そして、その犬が屋富祖家の所有であることにちなんで、屋富祖井(ヤフガー)と呼ぶようになったとさ。めでたしめでたし。(現地案内より一部抜粋)
まさに39犬ストーリーですね。
通り道...犬が山中にわけていくイメージでお願いいたします。
今でも大活躍ですね。
ヤギの刺身はコリコリして美味しいです。
ヤギ汁は・・・。
受益者の皆様にお譲り致します。
是非チャレンジしてみてください。
⑧ ユムチガー
ユムチ(世持)は方言で「世直し」を意味するほめ言葉のようです。三度にわたる大修理で現在に至ります。
水草が青々しく生え、小魚もたくさん泳いでいました。
周りはサトウキビ畑や除虫菊の畑になっており、ユムチガーの湧水が大活躍しているのでしょう。
⑨ おまけ【ケイブカフェ】
鍾乳洞カフェあります。そして提供されているコーヒーは...35コーヒー!!!
『風化したサンゴ』を200度まで温めて、コーヒー生豆を焙煎しているそうです。
それはいいとして、とても他人とは思えないネーミングセンスですね!3935!
3935!
立派なガジュマルも見学することができます。
カフェの鍾乳洞は超昔、水の通り道だったらしく、
今まで見てきた湧水にも少なからず関係しているのでしょうね。
にふぇ~で~びる!!(沖縄の方言でありがとう)
『なんじぃ』と一緒に散歩しているヤギはおそらくお友達ではなく・・・39...。
39!
ありがとう投信株式会社
ファンドマネージャー 真木喬敏
◆記載内容について: 資料に記載されている個別の銘柄・企業については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。
関連記事
| ライフTOPへもどる |