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新興国の投資銘柄紹介:個人消費セクターの需要増からの恩恵(後半)|ありがとうブログ|国際分散投資ならありがとう投信

新興国の投資銘柄紹介:個人消費セクターの需要増からの恩恵(後半)

新興国の投資銘柄紹介:個人消費セクターの需要増からの恩恵(後半)

 さて、個人消費拡大の恩恵を受ける企業例としてセントシャインオプティカルという台湾でコンタクトレンズを製造している企業を例に説明させていただきます。

 

 皆様方の中でも近視の方は多いと思います。かく言う私も小さいころから近視がひどくメガネ生活を長くしていましたが、社会人になってからはジョギングなどスポーツをする際に不便でしたので、使い捨てのソフトコンタクトレンズを使うようになりました。装着感だけではなく、使い捨てで管理しやすく、単価もずいぶん安くなりましたのでメガネと比べて魅力的だった点が大きかったと思います。

 

 セントシャインオプティカルはあまりなじみのない名前だと思いますが、実は日本のコンタクト市場で多くのシェアを持っている某大手コンタクト販売会社に製品を卸しています。私も以前お世話になっていました。実は、同社の直近の売上構成をみると、大半が日本になっています。こんなこともあり、意外と身近な存在かもしれません。

 

 

【セントシャインオプティカル:台湾のコンタクトレンズ製造メーカー】

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出所:ファクトセット、指数と株価は2012年年初を100として指数化、2017年12月末までの推移。EPS(Earnings Per Share)は一株当たり当期純利益の意味。

  

 

  

●図4:見慣れないパッケージだが・・・コンタクトレンズを日本の大手販売会社に卸している 

 

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 さて、今までは売り上げの大半が日本だったと説明しましたが、今後の成長余地が大きい市場はやはり中国だと思います。セミナーにて、中国で塾サービスを提供する企業やモバイルゲーム作成・販売大手などの成長環境を説明させていただきましたが、成長期に毎日あれだけ勉強してストレスでゲームしていたら、私の経験上近視は急激に進行すると思います。さらに、日本とは桁違いの人口がいるわけですので、視力矯正に対する全体の需要も桁違いだと思います。同社のこれからの企業利益成長も、こういったメガトレンドに乗ることができれば個人消費拡大の恩恵にあずかることができるのではないでしょうか。

  

 

 

図4:中国でのコンタクトレンズ普及率は未だ低位で、これからの成長余地が大きい

 

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 加えて、ファッションとしてのコンタクトレンズに対する需要も強いようです。私は数年前から大学で教鞭をとっていますが、最近やたら黒目の大きな女子大学生や、日本人離れした目の色の学生を見かけます。オジサンなのでファッションについてはイマイチついていけないのですが・・・基本的には日本で流行ったものは、他のアジア諸国でも流行る傾向があるようですので、カラーコンタクトレンズの製造に強みのある同社ではこういった点でも企業利益成長の伸びしろは大きいと考えております。

  

 

図4:ファッションも個人消費関連の代表格、コンタクトレンズもファッションの時代へ

 

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上記の個別の銘柄・企業については、あくまで当運用戦略の説明のための例示であり、いかなる個別銘柄の売買等を推奨するものではありません。また当運用における組入れを示唆・保証するものではありません2016年7月現在。予想は変更される場合があります。 *Original Design Manufacturer **在庫管理の単位
出所: Ginko, Citi リサーチ、企業レポート、AB

 

 

 

 ブログでは簡単な説明になってしまい大変恐縮ですが、定期的に開催している弊社のセミナーでは長期投資の考え方をより具体的に理解して頂くために、投資先の成長銘柄の成長ストーリーを紹介しながら説明させていただいております。外国企業、特に新興国の企業はあまりなじみのない企業も多いと思いますので、こういった機会に少しでも親しみを持っていただければと思います。

  

 

◆記載内容について: 資料に記載されている個別の銘柄・企業については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄又は企業の株式等の売買を推奨するものではありません。

 

ありがとう投信株式会社

ファンドマネージャー 真木喬敏

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