第13期ありがとうファンド決算を迎えて<月次レポート2017年9月より>
2017年09月12日(火)
皆さま、いつもありがとう投信をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
おかげさまでありがとうファンドは8月末で第13期の決算を迎えることができました。これもひとえに皆さまのご支援の賜物であると感謝しております。誠にありがとうございます。
この1年間を振り返って見ますと、トランプ大統領の就任やポピュリズム政党の台頭、北朝鮮問題等の地政学リスクや米国の金融緩和の出口戦略に影響を受けるマーケットでありましたが、そのような環境の中で弊社では長期国際分散投資で安定した運用パフォーマンスの提供を目指して、グローバルに実績のある新規投資先パートナー・投資先ファンドの採用を行い、資産配分及びポートフォリオの見直しを進めてきた結果、リスクを抑えながら安定した運用パフォーマンスの提供をすることができたのではないかと考えております。
弊社ではこの1年、様々なことに全力でチャレンジして参りました。ありがとうファンドの運用面では、新投資先パートナーとして、アライアンス・バーンスタインとアリアンツ・グローバル・インスターズの運用実績が良い外国籍ファンドを合計5本投資対象として採用し、米国、欧州、新興国への分散効果を高めて参りました。
また、資産配分については国際分散投資の観点から定期的に見直しを行い、各国地域の時価総額と純資産総額をベースに、今後の名目GDPの成長率や企業利益の成長率等を加味した資産配分に変更して、外国資産の配分が約9割になっております。
サービス面では、WEBサイトを刷新してスマホでもPCでも見やすくわかりやすい、親しみやすいサイトにいたしました。はじめての方向けのコンテンツやお取引ガイドも充実させ、さらに、マイページWEBシステムも導入し、お客さまがありがとうファンドの保有残高や評価金額、取引履歴、電子交付書類などをいつでも、どこでも確認することができるようにいたしました。
また、弊社の専門家ネットワークを活用して39コンシェルジュサービスを開始いたしました。これは、資産運用だけでなく税金、相続、保険、法律問題など様々な問題解決をお手伝いさせて頂くサービスで、具体的には、相談内容に応じて、適切な専門家の方を弊社がコンシェルジュとなりご紹介させていただきます。既に多くのお客様にご利用いただいており大変ご好評いただいております。
セミナーや勉強会、個別相談会については、前年よりも大幅に回数を増やして年間150回以上積極的に開催して参りました。ありがとうファンドの運用報告や投資先パートナーの紹介、ゲストを招いてのテーマセミナー、初心者向けのセミナー、証券税制やDC制度の解説などのセミナー、保険や法律問題などの39コンシェルジュセミナーなど多彩なテーマで開催し、お客様にご満足していただけるように努めてまいりました。
また、お客様に交付する目論見書や口座開設時の申込書や資料などもすべてリニューアルして、今まで預貯金だけしか経験したことがないお客様にもわかりやすい内容に改善いたしました。
それから、今年の4月からは、株式会社SBI証券を運営管理機関とするSBI証券ダイレクト401Kプランを含む10個の企業型確定拠出年金(DC)プランへのありがとうファンドの商品提供も開始いたしました。老後の資産形成の重要性が高まる中、企業型DCへの商品提供を通じて現役世代の方の資産形成をお手伝いさせていただければと考えており、各企業の投資教育もサポートさせて頂いております。
このように第13期は第二の創業と言えるくらい、弊社創業の原点に回帰して一つ一つ全力で取り組んで参りました。この成果は第14期以降に徐々に出てくるものと確信しております。
今後の予定についてですが、11月末の有価証券届出書の提出に合わせて新投資先パートナー・投資先ファンドをさらに追加する予定で既に事務手続きを進めております。
引き続き長期的な資産の成長を目指して国際分散投資を行って安定した運用パフォーマンスの提供ができるように、株式以外の資産クラスを投資対象とするファンドを追加する予定です。詳細につきましては近くなりましたら別途ご案内させていただきます。お客さまの将来を見据えた資産運用をこれからもサポートさせていただければ幸いです。
弊社はこれからもお客様のご期待に応えられるように役職員一同精進して参りますので、引き続きご愛顧の程何卒よろしくお願い申し上げます。
ありがとう投信株式会社
代表取締役社長 長谷俊介
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