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長期的な時間軸で考えて分散投資する <月次レポート2021年7月より>

2021年07月05日(月)

長期的な時間軸で考えて分散投資する <月次レポート2021年7月より>

 皆さま、いつもありがとう投信をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。早いもので今年も7月になり折り返し地点を過ぎましたが、いかがお過ごしでしょうか?

 

 国内では緊急事態宣言が先月解除されて、ワクチン接種が加速している中、今のところ東京五輪は予定通り開催される見通しです。各国選手団を迎えてオリンピックを開催するにあたって感染対策をどうするのか、観客をどうするのかが大きな課題となっていますが、足元東京の新型コロナウイルス感染者数は増加しており、リバウンド傾向が鮮明になってきています。

 

 東京五輪の開催で多くの人が国内を移動すれば感染者が全国で自然と増えてくることは、新型コロナ大流行の過去1年を振り返って考えてみれば明らかですので、ワクチン接種だけでなく、感染対策や感染者が増加した際の医療提供体制強化なども開催準備と同時にしっかりと進めてほしいと願うばかりです。コロナ収束の気配が依然として見えてこない中、今年も帰省や夏休みの計画を立てられない方が少なくないと思います。

 

 これから梅雨明けすれば、夏本番で暑さも厳しくなってきますので、コロナだけでなく熱中症などにも気を付けて、日々の生活を大事にして過ごしていきましょう。

 

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景気回復期待で世界株式市場は上昇

 

 さて、先月6月のマーケットですが、引き続き欧米を中心にワクチン接種が加速したことによる経済活動正常化による景気回復期待から株式市場は上昇して始まりましたが、米国での物価上昇率の高まりによる金利上昇、金融緩和正常化に向けての早期の利上げ開始観測により一時的に大きく下落する局面もありましたが、米国バイデン大統領のインフラ投資計画が合意されたこと、米国の金融緩和は当面続きテーパリングはまだ先であるとの見通しなどから金利上昇が一服したことにより、グロース株を中心に上昇した1ヶ月となりました。

 

 米国ではS&P500、ナスダックともに最高値を更新しました。 一方で、日本株市場については新型コロナウイルスの感染拡大を懸念して上値の重い1ヶ月となり、TOPIXは小幅に上昇しましたが、日経平均株価は下落して1ヶ月を終えました。

 

 そのような中で、皆さまのありがとうファンドの先月の騰落率は月間で2.5%の上昇となり、先月に続いて基準価額、純資産額ともに過去最高値を更新いたしました。世界株は2.4%の上昇でしたので相対的にややアウトパフォームした1ヶ月でした。参考までに日本株TOPIX配当込みについては+1.2%の上昇に留まりました。

  

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金融相場から業績相場への移行を見据える展開

 

 今後のマーケットについては、引き続きワクチン接種・普及スピードによる国・地域ごとの新型コロナウイルスの感染収束・景気回復期待と個別銘柄の決算内容や今後の業績見通しに注目が集まっていくとともに、インフレ懸念と米国長期金利の水準や米国バイデン政権のインフラ投資計画による財政拡大政策と金融緩和縮小(テーパリング)の時期など、引き続き各国政府・中央銀行による金融緩和・景気対策・財政出動の持続性に左右される相場展開になると思われます。

 

 過剰流動性の金融相場が続く中、景気回復期待を背景とした国・地域での格差や個別企業の業績によるパフォーマンスの格差も出始めており、金融相場から業績相場への移行も見据えながら、国・地域の分散と個別銘柄の選別が引き続き重要になってくると考えます。今後も世界の株式市場は上下にボラティリティの高い相場状況が続くと思われます。 

   

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長期的な時間軸で考えて分散投資することが大切

  

 資産運用を行っていく上では目標・目的に向かって継続していくことが大切ですが、その際に長期的な時間軸で考えて分散投資をしていく必要があります。私達はどうしても目の前のことや近い将来のことが気になってしまいますが、将来に向けた資産形成のゴールはずっと先で5年後、10年後、20年後になりますので、現在、良さそうだと思われる投資行動が長期的に考えると実は良くなかったということが起こりえます。

 

 例えば、今、注目されているテーマや人気があって値上がりしている資産や商品に一度に集中投資したくなったりしますが、長期的な時価軸で考えれば、一時的なブームや人気、流行りのテーマは流行り廃れが激しく賞味期限はせいぜい半年から1年程度しかないことが多いので、長期の資産運用では、むしろそれらに振り回されないようにすることが大切になってくるでしょう。

 

 分散投資には国・地域の分散、投資対象の分散、時間の分散がありますが、長期的な時間軸の中で考えて時の試練に耐えてきた伝統的な資産に国際分散投資をしていくこと、一度にすべて投資せずに時間分散もしていくことが大切であると考えます。現在はコロナショック後の金融緩和による過剰流動性のカネ余りの金融相場なので様々な資産が上昇している状況ですが玉石混淆です。こういうときはお金が余っているので、通常だったらリスクがあって敬遠されるような資産であっても、値上がりするから投資をするという人が少なくありません。

 

 しかしながら、金融相場が終われば実体がないもの、価値がないものは当然に値下がりすると思われるので、こういう相場環境の良いときほど、むしろ周りよりも慎重になって長期的な時間軸で物事を考えて投資先を厳選した上で、分散投資を徹底していくことが、資産運用で成功するための王道であるのではないかと考えます。

 

 

 弊社では、引き続きお客様から託された資金を持続的に利益成長していける質の高いクオリティグロース企業を中心に厳選して長期投資し、幅広く世界に国際分散投資することでダウンサイドリスクを抑えながら優れた運用成果の提供を目指して参りますので、今後ともありがとう投信をご愛顧いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

  

 

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ありがとう投信株式会社

代表取締役社長 長谷俊介

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