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平常心で淡々と資産運用を継続する <月次レポート2021年6月より>

2021年06月03日(木)

平常心で淡々と資産運用を継続する <月次レポート2021年6月より>

 皆さま、いつもありがとう投信をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。早いもので今年も6月になりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

 

 国内では新型コロナウイルスの感染防止のため、緊急事態宣言が6月20日まで再延長されることになりました。最近のニュース報道は、もっぱらワクチン接種状況に関することと来月に開催が迫っている東京五輪に関することばかりです。

 

 弊社オフィス近くに大規模接種会場があるので、最近では毎朝、駅前で接種会場の案内看板を持っている人を見かけるようになりました。全国でのワクチン接種のスピードは上がってきていますが、重症患者数など医療体制はひっ迫したままなので、6月20日までに感染状況が収束に向かい緊急事態宣言が予定通りに解除されるのかどうかは今後の状況次第だと思われます。

 

 大変な状況がしばらくは続きそうですが、この状況になんとか上手く適応して慣れていくしかありません。日々の生活を大切にしながら体調に気をつけて乗り越えていきましょう。

 

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ワクチン接種加速による景気回復期待で上昇

 

 さて、先月5月のマーケットですが、欧米を中心にワクチン接種が加速したことにより経済活動正常化による景気回復期待から景気敏感株を中心に世界株式市場は総じて上昇しました。月中まではインフレ懸念による米国長期金利上昇から米国株を中心に軟調に推移し調整しましたが、月後半には米国長期金利上昇も一服したことでグロース株も買い戻されて上昇し、相場全体が上昇して一か月を終えました。

 

 日本株については、ワクチン接種の出遅れや緊急事態宣言の延長による影響で大きく調整した後、月後半に景気敏感株を中心に買い戻されて上昇しましたが上値の重い1ヶ月となりました。

 

 そのような中で、皆さまのありがとうファンドの先月の騰落率は月間で0.7%の上昇となり、先月に続いて基準価額、純資産額ともに過去最高値を更新いたしました。世界株は2.4%の上昇でしたので相対的にやや出遅れるパフォーマンスとなりました。参考までに日本株TOPIX配当込みについては+1.4%の上昇でした。

 

 

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国・地域や個別企業毎の格差は拡大

 

 先月5月末に発表されたOECD(経済協力開発機構)の世界経済見通しによれば、世界の2021年の成長率見通しは+5.8%と前回から+0.2%引き上げられました。ワクチン接種が進んでいる米国、欧州が上方修正されました。また中国は+8.5%と+0.7%の大幅上方修正となった一方で、日本の成長率は+2.6%と前回よりも-0.1%下方修正されました。

 

 今後のマーケットについては、引き続きワクチン接種・普及スピードによる国・地域ごとの新型コロナウイルスの感染収束・景気回復期待と個別銘柄の業績内容や今後の業績見通しに注目が集まっていくとともに、インフレ懸念や米国長期金利の水準や米国バイデン政権の財政拡大政策と金融緩和縮小(テーパリング)の議論など、引き続き各国政府・中央銀行による金融緩和・景気対策・財政出動の持続性に左右される相場展開になると思われます。

 

 過剰流動性の金融相場が続く中、カネ余りによる資産価格の上昇や投機的な動きとして、一部では実態から乖離した価格上昇も見られるなど過熱感がある一方で、景気回復期待を背景とした国・地域での格差や個別企業の決算内容や業績見通しによるパフォーマンスの格差も出始めており、国・地域の分散と個別銘柄の選別が引き続き重要になってくると考えます。引き続き世界の株式市場は上下にボラティリティの高い相場状況が続くと思われます。 

 

 そのような中で、ありがとうファンドでは、引き続き持続的に利益成長していける質の高いクオリティグロース企業を中心に厳選して長期投資し、幅広く世界に国際分散投資することでリスクを抑えながら優れた運用成果の提供を目指して参ります。

 

 

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上昇相場でも下落相場でも平常心で淡々と継続する

 

 新型コロナウイルスのパンデミックが始まってから既に1年以上が経ちました。昨年のコロナショックから期待先行でV字回復、K字回復してきた世界の株式市場は、ワクチン接種加速による経済正常化からの本格的な景気回復期待、企業業績の回復期待で上昇を続けている一方で、大規模な財政出動や金融緩和の出口議論や需給要因によるインフレ懸念も顕在化してきていて半年前、1年前とは異なった経済・マーケット状況になってきています。

  

 いつも申し上げていることですが、個人の資産運用で大切なことはマーケットに居続けて資産運用を継続することです。資産運用を長期で継続している間には予想外の様々な事が起こります。経済は私達の日々の生活とともに生き物のように動いており、マーケットは日々変動していて楽観と悲観を繰り返し上下に行き過ぎてしまうことも珍しいことではありません。このような中で、長期的な運用成果を得るためには、バブルのような大きな上昇相場も危機やショックのような大きな下落相場も経験しながら資産運用を継続していく必要があります。

  

 投資関連の情報に接していると、強気派の楽観的なコメントと弱気派の悲観的なコメントの両極端な情報を見かけることがよくありますが、個人の資産運用にとっては、両方とも継続を妨げるノイズだったりするのであまり参考にしない方がよいでしょう。日々の価格変動に一喜一憂せずに、上昇相場でも下落相場でも平常心で淡々と継続することが資産運用で成功するための秘訣ではないかと考えます。

 

 弊社ではこれからもお客様のために優れた運用成果の提供を目指して運用していくとともに、お客様の資産運用を成功に導く伴走者として一生涯サポートできるよう精進して参りますので、引き続きありがとう投信をご愛顧いただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

  

    

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ありがとう投信株式会社

代表取締役社長 長谷俊介

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