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変わらないことの安心感<月次レポート2020年11月より>

2020年11月05日(木)

変わらないことの安心感<月次レポート2020年11月より>

 皆さま、いつもありがとう投信をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。秋も深まって寒くなり北海道では初雪も観測されましたが、いかがお過ごしでしょうか。新型コロナだけでなく、インフルエンザの流行シーズンに入りましたので、皆さまくれぐれもご自愛ください。

 

 さて、先月の世界株式市場は9月に引き続き調整した一か月になりました。中旬には上昇もしましたが、下旬から月末にかけて米国大統領選挙を控えての不透明感や欧米での新型コロナウイルス感染再拡大に伴う行動制限の強化等によってリスク回避姿勢が高まり、欧米株を中心に大きく下落しました。

 

 日本株については東証マザーズ指数が中旬までは大幅に上昇し、かなり過熱感が出ていたところ、月末にかけては米国株式市場の下落に合わせて大きく下落し調整しました。

 

 そのような中、ありがとうファンドの先月の騰落率は月間-1.7%の下落でした。参考までに世界株は-2.4%の下落、日本株TOPIX配当込みは-2.8%の下落でしたので相対的にダウンサイドリスクを抑えることができました。

 

 

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 また、今月11月3日に行われた米国大統領選挙では、共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン候補が事前予想を覆して大接戦になっており、現時点(日本時間11月5日12時時点)ではまだ当選が決まっておりません。どちらが当選しても投票不正をめぐって法廷闘争に持ち込まれる可能性があるため当選確定までにはしばらく時間がかかるかもしれません。また、議会選挙では、上院では共和党が競り勝って過半数を確保する可能性が高まり上院・下院でねじれる結果になりそうです。一方で、マーケットは今年最大のイベントを通過したことにより、リスクオンになり先月末大きく下落したところから急反発して上昇しています。特にバイデン氏優勢のために売り込まれていたテクノロジーやIT関連、ヘルスケアセクターが大きく反発しています。

 

 引き続き欧米を中心に新型コロナウイルス感染拡大による景気減速、企業の業績悪化が懸念される状況なので、財政政策や金融緩和による下支えが継続していくと思われますが、今後の米国の経済政策や米中対立問題などへの対応次第でボラティリティの高い相場展開になると思われます。

 

 

あえて変えないこと、変わらないことも大切

 

 さて、コロナ禍での日常生活も半年以上続いて慣れてきた半面、終わりが見えない漠然とした不安を皆さま感じているのではないでしょうか。ウィズコロナやニューノーマル、ポストコロナ、アフターコロナと新しい言葉に振り回されて新しいことをしなければいけない、今までと同じではいけいない、変わらなければいけないと必要以上に考えて悩んでしまって強いストレスになってしまっている方もいるかもしれません。

 

 コロナによって大きな影響を受けた業界や業種の方は、状況に応じて対応し柔軟に変化していかなければならず、文字通り大変で大きく変わらなければなりません。しかしながら、最近よく聞くこれからの時代はテレワークや在宅勤務、オンライン授業、オンライン診療などリモートが当たり前になり、都心のオフィスは不要となり満員電車での通勤をしないで、みんなが郊外に暮らしたり、地方へ移住して働くのがスタンダードになるという話は、少し行き過ぎで現実的ではないのではないかと感じます。

 

 

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 もちろん今回のコロナをきっかけにそういう暮らしを始めて続けていく人もいると思いますが、大半の人はコロナが収束すれば以前と同じ暮らしに戻るのではないかと思います。実際に東京の都心で働いていると10月くらいから電車やオフィス街の人出はコロナ前とほとんど変わらない様子で、4月の緊急事態宣言の頃が遠い昔のことのように感じられます。目に見えて変わったことと言えばみんなマスクを着けていて、飲食店にランチを食べにいくと必ず検温と消毒をさせられることくらいです。

 

 あくまでも現在はコロナ禍の非常時であって、正常に戻れば、都市に人が集まってきて交流するのは人間の習性上自然なことです。 過去の世界の感染症の歴史を見ても、大流行が収束した後には再び大都市に人が集まり、人口が増加していったことからも明らかです。

 

  

 すぐに変える必要がなくても、こういう不安な時期に情報に振り回されて大きな決断をしたり、大きく方針や体制を変えたくなるのはむしろ自然なことなのかもしれません。

 

 しかしながら、今のような時期はあえて変えないこと、変わらないことも大切ではないかと思います。コロナ禍で世の中が不安定で落ち着かない時だからこそ変わらずに今まで通り続けていくことが安心感にもつながるのではないかと考えます。

 

 コロナがあってもなくても大きな変化が必要な時には決断をして変わらなければいけませんが、今あえて変える必要がないのなら、現状を維持して守りを固めつつ、様子を見ながら正常化した時に備えて力を蓄えていくことも大切ではないかと考えます。

 

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変わらず長期・国際分散・厳選投資で安定した運用成果の提供を目指す

  

 長期で資産運用をしていく過程においては、今回の新型コロナウイルス感染症の世界的大流行のようなことも起こりますし、景気循環による上昇局面や下落局面を経験することもありますが、長期で見ればしっかりと国際分散投資をすることで世界経済や企業利益の成長・拡大の恩恵をリターンとして享受することができると考えます。

   

 資産運用で大切なことは、目的・目標に向かって価値あるものに国際分散投資して長期で継続していくことです。投資をする際には、マーケットが上昇局面でも下落局面でも投資を継続することによる時間分散投資でリスクを低減することが重要になってきます。そして、将来お金が必要になった時には計画的に換金して使っていくことが、人生100年時代の資産運用において大事になってくるでしょう。

 

 

 弊社ではコロナ禍であっても変わらず、引き続き投資哲学である長期・国際分散・厳選投資の運用方針のもと安定した運用成果の提供を目指して、資産配分やポートフォリオのリバランス・変更、新しい投資先ファンドの調査・分析を継続して実施して参ります。

   

 

 

 弊社では、お客様の資産運用を一生涯サポートさせていただければと考えております。良い時も悪い時も皆さまと資産運用の目標(ゴール)を目指して、一緒に伴走していければと思っておりますので、今後ともありがとう投信をご愛顧いただきますようお願い申し上げます。

  

  

 

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ありがとう投信株式会社

代表取締役社長 長谷俊介

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