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アオリ、アオラレ

2022年01月21日(金)

アオリ、アオラレ

ずいぶん遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。本年も何卒宜しくお願い申し上げます。受益者の皆様はどのような年末年始を過ごされましたでしょうか?今回の年末年始もコロナのせいで窮屈な思いをされた方も少なくなかったかもしれません。私はおかげさまで、仕事や大学から解放されゆっくり過ごすことができました。そこで年末に少し時間ができたので、ず~っと気になっていた映画『アオラレ』を観て2021年をhappyに締めくくることができました。内容は邦題通りで、いわゆる『何も考えなくても理解できるストーリー』で、走り出したら止まらない系の映画でした。そんなことで、今月のありがとうトピックスはアオリ、アオラレに注目してみたいと思います。

 

ラッセル・クロウ太った?w

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映画『アオラレ』予告編

 

 

最近『アオリ』と言えば冒頭の映画の様に、『あおり運転』を連想することが多いと思います。スマホなどの普及で『あおり運転』の衝撃的な現場が記録されやすくなり、報道されるようになったことも最近の『あおり運転』に対する関心の高さに繋がっているのかもしれません。下記図では、国内での車間距離保持義務違反の取り締まり件数の推移を表してみました。一概に車間距離保持義務違反=あおり運転とは言えないものの、あおり運転に繋がる危険行為として考えられており、この取り締まり件数の推移を見ても近年増加傾向にあるようですね。ただし、2018年1月より同違反の取り締まりが強化されており、こうした積極的な交通指導の推進が摘発件数増に繋がっているという背景もあるようです。

 

【車間距離保持義務違反の取り締まり件数】

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出所:警察庁より、ありがとう投信作成。2020年の高速道路以外の取り締まり件数は不明

 

 

一方、視点を変えてみて、スマホ等を注視・操作などしながら運転する『ながら運転』についても触れてみましょう。下図ではそういった『ながら運転』から発生したと考えられる交通事故件数の推移を表しています。2019年12月からは関連法律の厳格化、罰則が強化されているので、2020年(令和2年)からは大幅に減少しているようです。一見、スマホやカーナビが発達したことによる我々の生活は便利になり、運転についてもいちいち地図片手に運転しなくて良いので、便利になったのかなと思いきや、安全という面ではそうでもないようですね。運転中にスマホを見て『ながら運転』をすることにより、ひょっとしたら後ろのドライバーに不快な思いをさせて、それが『あおり運転』に繋がっているのかもしれません。映画の中でも(少しネタバレになります)、アオリ運転している方もアオラレている方も双方私生活で様々な問題を抱えており、精神的に追い詰められているから、イライラしてどんどんエスカレートしていく様が描かれています。スマホをはじめテレワークなど、現代のわれわれの生活は10年前、20年前、30年前の生活とは比べ物にならないくらい便利になりました。しかし、同時にツールの進化により便利になった分、労働時間が減ったかと言われると、そうではなく、逆に同じ労働時間で生産性の向上を求められてきたと思います。ひょっとしたら、今流行の自動運転などが本格的に導入されると、『アオリ運転』が無くなり、加えて通勤時間や、子供の送り迎えなどの時間に他の作業ができるようになり、世の中はさらに便利になるのかもしれません。しかし、それはトータルで見た場合人の幸せには必ずしもつながらないのかもしれません。当ファンドで投資している最先端のハイテク技術を世の中に広めている企業についても『良い面・悪い面』両方をしっかり考えないといけませんね。

 

【携帯電話使用等に係る使用状況別交通事故件数の推移】

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出所:警察庁より一部抜粋

 

 

思えば、世の中にはアオリが溢れています。例えば最近気になるところでいうと・・・コロナの陽性者数を毎日報じて、長々と話すテレビプログラムもあります。電車内の広告でも注目を集めるためか、アオリ要素が多い様に思えます。この金融業界にもアオリ、アオラレは散見されます。誰かが『大暴落が来る』と言えば、『人生100年時代』とか『老後2000万円問題』なんて区切りの良い数字の混じった言葉が出てきたり、最近では『FIRE』なんて言葉まで出して、まるで投資しないとダメみたいにアオル人もいます。足元年初からボラティリティの高い相場展開で一喜一憂されている方も多いかと思いますが、以前から申し上げているように、当ファンドはあくまでも長期投資を大前提としたファンドであり、短期の相場展開で運用方針を変えることはありません。代わり映えせずつまらないかもしれませんが、世界の成長企業に厳選投資を継続することにより長期で持続的なリターンを提供できると考えております。株価は最終的には需給で決まるわけですから、高すぎる、安すぎるという議論はつきものですが、我々が投資しているのはあくまでも企業であり、今の儲けを明日の儲けに繋げられるビジネスモデルを有する成長企業の業績は短期間でそんなに大きく変わるとは思えません。これからも様々なニュースフローが入ってきて、不安になる受益者の方もいらっしゃると思います。忘れてはいけないのは、そのような情報にアオラレ、パニックになるのではなく、自分の頭で考えて、あくまでも自身の長期投資のゴールを見据えて、自分の許容できるリスクをとることだと思います。

 

最後に、もちろんアオリ運転などせず、アオラレても冷静に対処しましょう!そして、何にも考えたくない時には映画『アオラレ』を観ましょう!全米は泣いていないと思いますが、オススメです!

 


Do you know what a courtesy tap is young man?

It's light, it's friendly.

It's just like you are trying to get someone's attention.

 

 

39!

ありがとう投信株式会社

ファンドマネージャー 真木喬敏

         

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【日本株】→FactSet Market Indices Japan 配当込み(税引き前配当再投資)

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【欧州株】→FactSet Market Indices Europe 配当込み(税引き前配当再投資)

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