4月2日(月)
【地元の名所】
土曜日に家族で花見に行ってきた。場所は田園風景が広がる市立病院周辺の桜並木。当日は症状の軽い患者さんたちが、院内ボランティアの手を借りてお花見に来ていた。お見舞いに来た家族と談笑している姿もあちこちで見かけた。
聞くところによると、入院している患者さんにベットの上からでも季節感を味わってもらえるようにと、歴代の市長がお金を出し合って植えたものだと言う。今では本数も増え、遠くから見ると桜の花の上に病院が建っているようだった。私たち家族は某団体の花見会に参加させてもらい、地元の桜名所の「歴史」を聞きながら団子を美味しくいただいた。
4月3日(火)
【元気をもらう絵】
以前にもありがとう便りで御紹介したことがありますが、ムムリクさんの絵は眺めていると「元気」がでます。
今彼女の個展が荻窪で開かれているので、先週末に行ってきました。街の中にある小さなギャラリーでとても入りやすい場所です。私がいた時も近所の子供さんがお母さんと一緒に「ここは何かしら?面白そう」と覗いていたので「どうぞ、どうぞ」とご招待しましたが、そんな感じです。「高級でちょっとお高い」雰囲気は全くありません。気楽にふらりと入れます。ギャラリーの前まで行くとムムリクさんの特徴であるほのぼのとして明るい「作品」が表に飾ってあるのですぐにわかります。
ムムリクさんは、絵のほかにも版画やエッチングの作品もありますし、本の挿絵デザインや雑誌の表紙のイラストも手がけているので知らずに作品をご覧になっている方も多いと思います。
ムムリクさんの絵には「音楽」があります。それが心地よくて元気になります。荻窪の商店街をブラブラ散歩してギャラリーを覗いてみてください。ホンワカしてきますよ。
ムムリクさんのHP http://www.mumuryk.com/index.html
4月4日(水)
【電子マネー】
最近、様々な種類の電子マネーが世の中に出回ってきている。
今朝の新聞にもイオングループが独自の電子マネー「WAON(ワオン)」を発行する予定でローソンと提携交渉に入ったというニュースが出ていたし、セブン&アイが今月下旬から全国のセブンイレブン等で使える電子マネー「nanaco(ナナコ)」を発行する。
先月には首都圏の地下鉄・私鉄・バスで使える電子マネー「PASMO(パスモ)」のサービスが開始され、既存の「Edy(エディ)」、「Suica(スイカ)」、「おサイフケイタイ」等もあわせると種類が増えてきて訳がわからなくなってきた。その上使える場所がそれぞれの電子マネー毎に違うのもまた厄介である。
顧客囲い込みの目的があるにせよ、本来電子マネーは少額決済においてカード一枚あれば小銭いらずのスムーズなレジを実現し、消費者の利便性を高める狙いがあったはずだ。現状ではたくさん規格がありすぎて逆に不便になってきていると感じるのは私だけだろうか。例えば、クレジットカードのように読み取り装置を共通化し、どこの会社が発行した電子マネーでも使えるようにしてもらえないだろうか。
私も電子マネーが出始めた頃は物珍しさから使用していたが、現在は乗車券以外では使っていない。あらかじめ入金が必要な上(オートチャージ機能付きのクレジットカード一体型もあるようだが)、電子マネー毎に利用できる場所が限られており、現金で持っていたほうが利便性、流動性が高いと考えるからである。また、電子マネーより今あるクレジットカードを利用した方が後払いでポイントもつくのでメリットが大きいと考える。そういう訳で今のところ無理に電子マネーを使う必要性はあまり感じない。
世の中の流れとして今後も電子マネーはどんどん普及していくと思うが、利用者の実用性・利便性を考えて発行各社にはサービスを工夫してほしいと願う次第である。
4月5日(木)
【趣味】
先日、家内と話していて“趣味を持たなければ・・・”という話しになった。家内が言うには、何処から仕入れた情報か分からないが、何でも定年退職後に現在のような休日の過ごし方(私事)をしていると“ボケ”てしまうらしく、それを避けるためには「趣味」を持つことが良いとの事。その時は“俺には「株式投資」がある!”と豪語したが、むろんその場しのぎの“ハッタリ”である。そこで、家内が「長期投資」に携わっている人間が“デイトレか?”と振って来たら透かさず“欧米か?”と返してやろう構えていたが、残念ながらそのままその話題は終わってしまった。
しかし、冷静に考えると自分は“趣味”と言えるようなものを持ち合わせていない。そう言う観点で周囲を見回すと、陶芸、楽器を奏でる、囲碁・将棋、旅行、美術館巡り、グルメ等々みんなそれぞれしっかり趣味を持っている事に気が付いた。(中には趣味の範囲を越えている方もいるようだが・・・)よって、自分ひとりが無趣味なのは途轍もなく“やばい”気がしてならない。先日も友人との飲み会で何気なく聞いたら、“写真”という予想外の答えが帰って来た。被写体は主に風景や汽車、列車と言うので長い付き合いの中で、これまでまったく気が付かなかっただけに驚愕の一言であった。
写真と言えば弊社のホームページを開いていただくと何種類かの風景写真が出るが、これは社員が旅行先で撮影したものや、海外居住のお客様から寄せられた写真である。これからも違った写真をご紹介して行きたいと思うが、もし皆さんのお手元に美しい風景写真などあったら是非送っていただきたいと思う。
ところで、自分の“趣味”であるが、やはり簡単には見つかりそうに無く、退職までの残り時間もそんなに多くないので何か考えないといけないが、その前に取り敢えずそろそろその都度売店で購入する“使い捨てカメラ”から卒業して、遅くればせながら“デジカメ”でも購入しようかと考えている。“カメラ”に対する気持ちがこんな次元なので、「趣味は“写真”です!」とは口が裂けても言えない。
今朝、年一回飛び込んでくるメールで今年も“イースター”が近づいた事を教えてもらった。取り敢えず「趣味」を考える前に今付き合っている友人たちとの親交をより一層深める事が大切な気がするのである。
4月6日(金)
【犬のおあずけ状態】
日本のプロ野球やメジャーリーグが開幕し、また日々の楽しみが帰ってきました。今年は主要選手の移籍、メジャーリーグへの挑戦が結構あり、どの試合も目が離せません。
一昨日、昨日とTVで巨人‐中日戦を家族で観戦していました。見ていた人はおわかりかと思いますが、連日白熱した試合でスタンドも大盛り上がりでした。・・・しかし、です。
一昨日の試合。9回ウラ巨人の攻撃、2アウト、バッターは小笠原。2ストライクまで追い込まれた場面、あと一人抑えれば中日の勝利。さぁストッパー岩瀬!勝利の1球となるか!!・・・・はい、中継終了。えぇ!?手に汗にぎる攻防は!?どどど、どうなったの!?
さぁ、気を取り直して昨日の試合。またまた9回ウラ2点を追う巨人の攻撃、2アウトランナー1塁。1発でれば同点のチャンス!!バッターはイ・スンヨプ!チャンスをモノにできるか!ストッパー岩瀬をにらみつけ・・・・はい、中継終了。えっ、おあずけ!?何?なんなの??
2日連続でこれはキツイです。時間が止まったように我が家はシン…と静まり返りました。その後、試合を観に行けってことなのか?だとか、TV放送の仕方を野球人気の低迷だからだとか、野球から目を離させないための策略だったのか?などと、ああだこうだと言い合って、なんとも後味の悪いことになってしまいました。
このままじゃ後味悪いまま。次こそは最後まで見たい!
【お知らせ】
弊社HPが本日夕方、一部新しくなります。内容をより見やすいように修正いたしました。お楽しみに!
4月9日(月)
【我家の外国語教室】
1月に産まれた長女は、新生児特有の黄疸も消え、母乳のみで元気に発育している。最近では一人遊びを覚え、天井の「何か」に向かって言葉らしきものを発し、突然笑い出す。真夜中の薄暗闇の中それをやられると、背筋にぞっと寒気を感じてしまう。
そんな娘と毎夜お風呂に一緒に入ることが私の日課だ。湯船につかり、1から10までの数を数えると声らしきもので応えてくれる。 調子に乗って英語、フランス語、韓国語と同じように数えてみた。一番反応が良かったのは韓国語。さらに調子に乗って、知っている韓国語を総動員して話しかけてみる。満面の笑み。独特のイントネーションがどうやら面白いらしい。強弱をつけてもう一度…。そんなことを続けていると、「風邪ひくから」と妻が強引にお風呂から上げてしまった。
あと一年もすれば物と言葉をしっかりと認識し簡単な会話が成り立つことだろう。全く話せなかった赤ちゃんが突然話し出す。人間とは本当に不思議なものだ。
お風呂上りにふと心配になった。最初に話す言葉が韓国語だったらどうしよう。
4月10日(火)
【元気な人たち】
春先は気候が変わりやすいので体調を崩しやすいです。今年は暖冬で暖かかったり、4月に東京で雪が降ったりと変化が激しいので調子が悪い人も多いようです。そんな時には、元気な「若い」人たちのことを考えてパワーを貰いましょう。
例えば、もう亡くなられましたが、三浦敬三さんは99歳の時にモンブランをスキーで滑走されました。息子さんの雄一郎さんは70歳で世界最高齢のエベレスト登頂に挑戦するそうです。高齢で元気な人といえば有名な日野原重明先生がいらっしゃいます。90代半ばで現役のお医者さん。講演や本を出されて活躍されています。日野原先生は「動く歩道」があると、それには乗らずにそこを歩いている人の横を早足で追い抜かすのを喜びとしていると聞きました。さすがにその後は立ち止まって少し休むそうですが、たいしたものです。
アメリカでは、シニアのチアリーダーの話があります。プロバスケットボールの試合で、景気づけにコートで踊ったりはねたりする女の子の一団がいますが、それの「シニア版」が登場したそうです。例えばニュージャージー・ネッツのシニアチアリーダーたちは、59歳から83歳までの「若い」人たちで平均年齢66.7歳だそうです。
団塊の世代の人たちは今「還暦」近辺の人が多いわけですが、弊社の関係する方たちのこの世代の人たちは(誰とは言いませんが)とても元気で、皆さん「還暦」をもう一回りくらい軽くこなされそうです。その方たちにもパワーをいただいて元気を出して行きましょう!!
4月11日(水)
【4月の日常】
昨日、銀座に行ったら平日にもかかわらず、いつもよりたくさんの人が街に繰り出していた。何度か利用したことがある焼き鳥店に行ってみるとそこも予約で満席だった。しかたなく、同じビルの大衆居酒屋に行くことにした。そこには運よくすぐに入れたが、お会計のときに店員さんに聞いてみると今日は満席で非常に込んでいるとのこと。入り口では2、3組が次の順番を待っていたが、まだまだこれからで月末にかけては歓迎会等でもっと混むのではないかと話していた。今年は大量採用で新社会人も増えており、大企業を中心に給料もUPしてきているので、もしかしたらその影響で皆の財布の紐も少し緩んできているのかもしれない。
それはそうと話はまったく変わるが、毎年4月はいつも乗る通勤電車が新社会人のせいか非常に混んでいる。今朝は特にすごかった。しかし、不思議なものでこれが2、3ヶ月経つと安定してくる。なぜなのか?恐らく研修が終って各部署に配属され始めることにより通勤時間が分散するから、或いは会社に慣れてきて余裕が出てくるので通勤時間を前後にずらしたり、空いている車両に移動したりすることによる分散効果なのかもしれない。いずれにせよ、もうしばらくは満員電車で辛抱する日が続きそうである。
4月12日(木)
【リスクを冒す】
“オシム語録”の引用であるが、彼曰く「日本の若者は小さい頃から親や学校の先生に“危ないからやめなさい!”という教育を受けていると聞く、それをいきなり“リスクを冒せ!”と言われてもこれまでの“教え”に反するわけで“難しいかも”」と感じているとの事である。彼が言いたい事はサッカーの戦術面の話しであるが、振り返ると我々の日常生活でも当てはまる事は結構あるのではないだろうか。
運用会社の人間が“リスクを冒せ!”なんて書くと、「39ファンド」の購入を強要する目的であろう、と勘ぐられてしまうが、そんなセコイ話はしない。
兎角“危ない”とか“リスクが伴う”と聞いた途端に“安全第一”を選んでしまう。これまでの教えからすれば当然だと思うが、例えばゴールを決めるとか資産を殖やすとか最終的な目的に向かう途中で簡単にリスクを避けて安全ばかり追求していて良いのだろうか?
机上では無限かつあらゆる方面に考えを飛ばす事が出来ることによってどうしても「最悪の事態」まで行き着いてしまい、結局次への一歩が踏み出せないのである。決して“空論”だけで終わらず、ほんの少しだけでも挑戦したり実際に調べたり触れたりして、どうしても納得がいかないのであればその上でリスクにサヨナラしても遅くはないと思うが・・・
弊社も運用の世界ではまだまだ若輩者だが、最近は新しい運用会社が数社設立されてきている。従来からの大先輩運用会社達も含めて今やいろいろなファンドが設定されている。いよいよ運用会社もただ単にカネ集めを目的としたファンドを組成するのではなく“切磋琢磨”してより「資産形成」の為のファンドを設定、運用する時代に突入して来た事に間違いない。投資する個人からすればそれだけ資産運用の選択肢が広がった事になり大変面白い環境になって来たのではないだろうか。この折角のチャンスにいきなり背を向けるのではなく、納得の行く商品を選び、多少の“リスクを冒し”資産運用と向き合ってみるのも良いのではないだろうか。弊社も独自の色を出し、“多少のリスク”を取りながら、お客様に選ばれるファンドに育てて参る所存である。
4月13日(金)
【歩け歩け】
最近妻と二人で夜のウォーキングを始めました。
駅の近くに家があるので、スーパー、クリーニング屋、ビデオレンタルなど日々の生活に必要なものが全て近くにあり、ほとんど歩かずに事足りてしまうため、運動不足が祟り体重が増える一方。これはヤバい…ということで手始めにウォーキングを始めたわけです。
毎日1時間くらい、約5キロ歩いています。駅の目の前にある“桜通り”といわれる桜並木の続く道からスタートするのですが、桜が散り始めた頃は夜の桜吹雪がとてもきれいでした。
また、毎日歩くコースを変えているので、様々な発見があります。食欲をそそる、いいにおいがしたと思ったらソース工場があったり、“たわし”といえば誰もが知っている会社の古い洋風の建物(大正後期の建築だそうです)などがありました。最近見つけたのは、中国の剣や槍などの武器や人形が置いてあるお店です。窓や入り口にはたくさん“護符”が貼ってあり、なんだか怪しげです。
二人であれやこれやと話しながら歩いていると、あっという間に1時間経ってしまいます。明日は休日なのでいつもより少し長く歩いてみようと思います。
4月16日(月)
【すれ違いの生活】
高校の後輩に警察官がいる。普段はパトカー勤務の自動車警ら隊に所属し、職務質問を主な任務として日夜激務をこなしているが、いざ事件となると非番の時でも容赦なく呼び出しがかかるという。
新婚ほやほやの彼のパートナーは市立病院の看護師。こちらも、日勤あり夜勤ありの重労働。新婚生活始まったばかりだというのに、すれ違いの毎日で大変なようだ。
私も前職は、土日の当番勤務や24時間勤務があり、結婚当初は妻(彼の奥さんの先輩看護師)とのすれ違いの生活を送っていた。週に2度夕飯を一緒にとれれば良いほうで、これは精神的にかなりつらい。彼の気持ちが十二分に理解できるものの、こればかりは夫婦で解決するしかなさそうだ。
女性の社会進出が進み、同じような生活を送っている人は大勢いると思う。共働きが当たり前になった今の日本。今まで以上にお互いの仕事への理解と家庭内の協力が必要になっていくだろう。
そんな彼を慰めるべく、今月末は消防署勤務の夫、医師の妻という、私たちとは比較にならない程のすれ違い生活を送る夫妻を我が家に招き焼肉パーティーを催す。
皆さん、良いアドバイスがあったらよろしくお願いいたします。
4月17日(火)
【山陰の街々】
先週末には鳥取と松江にいました。
すでにいい歳になった人生の中で初めて訪れることになった山陰の街でしたが、正直に言って事前に強い印象は持っていませんでした。ところが実際に足を運んで地元の人に教えてもらうと、いかに東京が「情報砂漠」かがよく分かりました。すなわち東京には「情報」はたくさんあっても「砂」のような情報が大量に流れているだけで「潤いのある」情報は極めて少ないという意味です。
例えば鳥取の水(水道水)はとてもおいしいのを知りませんでした。ペットボトルのミネラルウォーターなんかとても敵わない。考えてみれば大山(だいせん)があるから水道水がそのままミネラルウォーターなわけ。とにかく理屈抜きにおいしい。したがってこの水で淹れたコーヒーだって旨いにちがいない。「鳥取のコーヒーは日本一だ」と地元の人に言われました。
温泉もすごい。鳥取県にはたくさん温泉がありますが、その中の鳥取温泉は鳥取駅から徒歩5分。究極の便利な温泉だと思います。
松江に行けば「宍道湖」があります。ここで取れるのが宍道湖七珍(スズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ、シラウオ、コイ、シジミ)。なにしろおいしい魚介類が多すぎて7つに収めるのが大変だったそうです。ちなみにモロゲエビはクルマエビの一種、アマサギはワカサギのこと。しかしやはり宍道湖と言えばシジミ。他の七珍は食べませんでしたがシジミの味噌汁だけは堪能しました。宍道湖のシジミは他の地方に輸送されてそこで育てられているそうです。すなわち宍道湖はシジミのふるさとというわけです。出雲大社もありますから島根は色々な意味で日本のふるさとですね。もちろん松江にも温泉があります。
ゴールデンウィークや夏休みにはぜひ山陰旅行を検討してみてください。
4月18日(水)
【ガーナ】
週末、以前勤めていた会社の同期が2年間のガーナでの青年海外協力隊活動を終えて帰国したので、帰国祝いとして数人で飲みに行った。
彼は帰国してすぐに理容室で長髪になっていた髪をバッサリと切っていたためか、外見上は日焼けして少し痩せてはいたが以前とはあまり変っていなかった。むしろ久しぶりに会った私がかなりウエイトアップしていたのを見て驚いているようだった。
居酒屋でゆっくり飲みながらガーナでの2年間の生活について色々と聞いた。彼の赴任先はガーナの首都から車で片道13時間かかる村の高校で、そこで数学とコンピュータを教えていたという。コンピュータといっても高度なことを教えているわけではなくwindowsの使い方レベルの基礎的なものだと言っていた。
現地での生活はというと、日本でしか暮らしたことのない私には想像のできない話ばかりであった。食事は主食となる料理とスープのみ、当然箸なんてないから手で食べるのが当たり前。シャワーに使える水は1日バケツ1杯分であったという。それでも恵まれている方で別の村に赴任した隊員は自分で水を汲みにいく必要があったという。また、洗濯はすべて手洗いで洗濯機のありがたさをしみじみと感じたという。
学校の教室も屋根があって塀で囲まれているだけで、窓ガラスなんてないと言っていた。また、バス・トイレ共同利用の1ルームの宿舎では、マラリア対策のため必ず蚊取り線香を焚き、蚊帳に入って寝ていたという。それから、首都への移動途中に一度強盗団に襲われて命を落としそうな危ない目にもあったという。
そんな彼も帰国してすぐということもあり、2年間離れていた日本でうまく生活していけるかすごく弱気になっていた。会社を休職して行っていたので5月から復帰するようだが、いきなりバリバリ働くのは無理で半年くらいはリハビリ期間が必要だと言っていた。私から見れば想像を絶する世界で2年間も過ごしてきたのだから日本で生活するのは訳ないと思うのだが、そんなに単純な話ではないようだ。
最後にガーナと言えばチョコレートということでお土産にチョコレートをもらったが、意外なことに現地ではチョコレートは高級品のためあまり食べないとのこと(ちなみにお土産でもらった小さな板チョコは日本円で50円くらい、ガーナでの食事は一食当たり日本円で約20円)。また、ガーナは原料であるカカオの輸出がメインであるためチョコレートの製造技術はヨーロッパや日本の方が上であり、素材は良いけどチョコレート自体は特別おいしいという訳ではないらしい。
彼のガーナでの話を聞いて日本で暮らしている自分がいかに豊かで恵まれた生活をしているかを思い知らされた。そして、今の境遇に対して感謝の気持ちを忘れてはいけないと思った。
4月19日(木)
【対話の中から】
ファンドの直接販売を行っている弊社にはお客様より電話や手紙(電子メールも含む)或いはご来店にていろいろなご意見やご質問、或いは激励等々を日々いただいている。「個人家計の資産形成のお手伝いをさせていただく」という目的で設立され、その為のファンドを設定している限り、運用による資産の増大を図る事によって期待に応えると同時に、常にお客様と同じ目線で生活を営み、少しでも良い環境を一緒に創造して行く事も我々の使命だと考える。
先日、メールにて“発達障害”のお子様をお持ちのお父様よりお子様の将来の生活をご心配されてあるご質問をいただいた。いただいたメールではご質問の内容や詳しい状況が把握出来なかったので、夜、ご帰宅の頃合いを見計らって電話を入れさせていただき、事情をお聞きしながらお答えをさせていただいた。その日以来、一度も会った事の無いそのお子様の事が脳裏に焼きついてしまい、何かにつけて思い出すのである。
そこで、特にそのお子様の為に限った事ではないが、「ありがとうファンド」で何か出来る事は無いものか現在模索している最中である。ファンドの販売を兼ねている運用会社が出来る事は限られているかも知れない。従って、目先の出来る事から行っていくつもりだが、当初は大した「サービス」の提供にはならない可能性もある。しかし、些細な事から始める事によって、将来はお客様にとって有効なサービスに発展する事も有り得る。取り敢えず“良い”と考えられる事は可能な限り実行に移す事が大切だ。
お客様との対話には“いろいろなヒント”が含まれているとつくづくと思う。現在、弊社では「ありがとう会」を頻繁に行い、一人でも多くのお客様にお目に掛かり、ファンド運用だけでなく日常生活の事や趣味の話しなどいろいろな話し合いが出来る機会を設けさせていただいている。「資産形成」と共に、「ありがとうファンド」に係わるすべての人々の“心の「余裕」や「豊かさ」”を追求し少しでも実現させる為に・・・。
4月20日(金)
【日本刀の力】
先週居合道の練習に行った時のことです。何気なくいつものように振っている刀を、実際に斬ることをイメージして振るよう先生が講義してくださいました。講義の中で日本刀がいかによく計算しつくされて、なるべくしてなった形なのかを説明してくださいました。
物を切るには鋭角なほど圧力が高くなり物を断ち切りやすくなるとのことです。お寿司屋さんが使う、見るからによく切れそうな刺身包丁の刃の角度は19度。それに対し日本刀は刃の角度が34度らしいです。そう考えると日本刀の刃角は刺身包丁の角度の倍近い角度があります。意外と角度があるのに驚きました。
ではなぜ34度なのか。それは日本刀は人を斬るための道具、言わば武器で、向かってくる相手と斬り合いをします。斬り合いをするとどうしてもは刃こぼれや刀身が曲がってしまったりしてしまいます。それに耐えるためにはこの角度が極限の角度なんだそうです。
鈍角な刃物より、鋭角な刃物の方が良く切れるのに、どうして日本刀がよく切れるのか。それは日本刀の特徴である刀身の反りにあります。斬りつけた瞬間に反りの角度と、斬った時に刀を手前に引くことにより刃の角度が自然と21度くらいなり、刺身包丁とさほど変わらない角度になるから、よく斬れるのだそうです。
この説明を聞いてから、自分の振り方がどれだけ日本刀の力を殺していたかわかりました。刀本来の力を引き出すためには自分の体の動きも注意しなくてはなりません。一挙手一投足、気を抜かず意識して練習していきたいと思います。
4月23日(月)
【ふるさと】
大学最後の夏休み、某NGOからフィリピンの小学校で日本文化を教えてみないかと声が掛かった。詳しい打合せもないまま、一週間後にはミンダナオ国際空港に降り立った。赤道直下の国であり、太陽が「熱い」を通り越して「痛い」。そこからさらにフィリピン国軍の護衛付きのジプシーに乗り山奥へ進むこと3時間。
帰国後知ったことだが、あたりはイスラム系反政府勢力による無差別爆弾テロが多く発生し、当時日本外務省からは渡航延期勧告が出ていた地域。「知っていたら行かなかったよ」と声をかけてくれた友人にクレームを言ったら、「知ったら誰も行かないよ」と。
さて、日本文化と言っても何を教えたらいいのか分からない。当時、文化的なことにはあまり興味が無く、ひたすら運動に明け暮れていた私には日本文化を教える素養などあるはずもない。困った。苦肉の策で大好きな曲「ふるさと」を教えた。これが大ヒット。子どもたちの飲み込みも早く、校歌の無かったその学校では、その後毎日の朝礼で「ふるさと」が歌われるようになった。今でも学校行事の度に歌われているという。他の曲にすれば良かったかと少し責任を感じるものの、やはり嬉しい。
ミンダナオ。私にとってもう一つの故郷日本がそこにある。
4月24日(火)
【根切り】
10年ほど前に知り合いにいただいた中型の鉢植えが我が家にあります。今まで花をつけたことのなかったこの鉢植えに今年はきれいな紫の花が咲いています。植物の面倒を見ている家人によると、「根切り」を行ったとの事。素人の我々は知りませんでしたが、植物を植え替えて、同時に根をばさばさ切ってしまうことを「根切り」と言うそうです。植物に詳しい友人から教えられて実行してみたら初めて花が咲いたというわけです。その理由としては、根が切られることで植物の「危機意識」が高まり、命のエネルギーが強くなって花が咲いたらしいのです。
「根切り」の話を聞いてトヨタ自動車の渡辺社長のことを思い出しました。社員に向かって「トヨタだからと思って安心するな」と説く「危機意識の伝道者」と呼ばれているそうです。一方、将来の車の開発については「乗れば乗るほど空気をきれいにする車を考えろ」とも言っているそうです。
危機意識を持って命のエネルギーを高め、将来の「きれいな花」を目指す。なんとなく重なって見える気がします。
4月25日(水)
【ありがとう会in横浜】
先週末、急遽ありがとう会に参加することになりました。場所は横浜。自宅からは地下鉄とJRを乗り継いで1時間くらいです。会場は駅前そごう9Fのミーティングルームでしたが、横浜駅の広さと人の多さに圧倒されて会場に着くに一苦労でした。今回の参加者は社長と私。少し早めに集合して、それからお客様用のペットボトルを人数分購入しに行きましたが、お店が広く混雑していたので買い物に時間がかかってしまい、戻ったときにはもうありがとう会がスタートしていました。
まずは導入として社長がある日の日経金融新聞の個人投資家について書かれた記事についてお話をし、その後はいつものように質疑応答形式で会は進められました。お客様からは幅広くバランスよくご質問を頂きました。「さわかみファンドとありがとうファンドの違いは?」、「ありがとうファンドの特徴・運用方針について」、「ファンド・オブ・ファンズの信託報酬は二重取り?」等のよくある質問から、「毎月X万円解約していき投資額を下回らないようにするには期待収益率何%で回ればよいか、逆に毎月何万円解約していけば投資額を下回らないか」等のお答えできないような質問もいくつか頂きました。(預貯金とは違い、ありがとうファンドはリスク商品であるため元本が保証されているわけではありません。そのため運用成績次第では投資額を下回る可能性があります。)
ただ、お客様の質問を聞いていて感じたのは皆様すごく真剣に今後の資産運用について考えているということでした。
リスク商品であるため将来のパフォーマンスが約束されていないのはわかっているが、それでもある程度の目安となる数字を示してほしい。また、できれば自分の資産がマイナスになってほしくないという誰もが思っていることを遠慮せずに質問していただけたのはとても有り難いことであると思いました。
前半はほとんど社長が一人で質問に回答して私は後ろに立って聞いていただけでしたが、後半は前に立って事務関係の質問などに回答しました。普段の仕事では大勢の人の前で話す機会がほとんどないため緊張のあまり少し声が上ずってしまいました。質問は解約手続き方法や費用に関するものなど基本的なことばかりでしたが、私達社員が普段当たり前だと思っていることでも、お客様は案外きちんと把握されていなかったりするものなのだと感じました。また、お客様からサービス内容やありがとう会の進め方等についてのご意見も頂戴しました。
最後に週末の貴重なお時間を割いてお越し頂いたお客様には大変感謝しております。誠にありがとうございました。今後もありがとう会を全国各地で開催していきますので何卒よろしくお願い申し上げます。
4月26日(木)
【社会的責任】
昨夜、以前勤務していた証券会社の重役と上野で会食をした。当時からとても良く知っている方なので、何でも気楽に話す事が出来、大変有意義なひと時を過ごさせていただいた。いろいろな話しの中で、今、証券会社は“かつて行っていた”株や投信の「押し込み営業」を行っている場合ではなく、お客様それぞれの資力に見合ったアセットアロケーションを考え、それに合う商品を提供して行く時代だと語っていた。
特に直近では世間でも人気沸騰している“ベトナムファンド”は飛ぶように売れているらしいが、資力3000万円のお客様に同額のファンドを売った営業マンを“叱った”と言う話には正直驚いた。その重役が営業マンだった頃はそれこそ“イケイケドンドン”の時代、社内でトップセールスにもなった“やり手”であったが、立場と時代の変遷によって臨機応変に行動している姿には「さすが!」と感動し、同時にお客様に向いあった真っ当な営業を行っている会社の姿に一OBとして安心した。
一方、弊社では大きな“うねり”を捉えた“運用”を行っているが、同時に会社自体は世間の流れに遅れる事無く乗っていかなければならない。残念ながらここではまだ公表出来ないが、昨日の役員会席上で新しいプロジェクトの立ち上が発表された。このプロジェクトはそれこそ一朝一夕で出来上がるものではないが、これより設立発起人であり弊社役員のお力をお借りして各税務、会計事務所の社員の方々とアライアンスを組みながら推進する考えだが、この様に常にお客様にとって有益な事は積極的に取り入れ、世の中の役に立つ会社を目指し日々グレードアップを図る事が社会に対する弊社の「CSR」ではないだろうか、と考えるのである。
4月27日(金)
【手創り市】
今度の日曜日に、池袋にある「鬼子母神」という神社で毎月1回開催される「手創り市」に行ってこようと思います。
「手創り市」とは参加者自ら作ったものを出展、販売しながら同じものを手がける人たち、興味のある人たちが交流できる場です。リサイクル品などを販売するフリーマーケットと違い、出展者の創造力、技量を一つ一つに込めた作品を表に出せる場であるし、見る方にとっても勉強になる市です。
出展されるものは陶器や染色、ガラス工芸、アクセサリー、お菓子などジャンルは様々です。こういう市があることを最近知ったのですが、今回が第6回目だそうです。どんな人、ものに出会えるか今から楽しみです。

