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運用方針

ホルダーズミーティング風景引き続き厚めのキャッシュポジションを維持しつつも、債券ではなく株式を中心としたポートフォリオを考えており、中長期的には新興国を中心とした外国株式の比率を高めていきます。現在の経済情勢を前提とすれば、国内株式:外国株式:キャッシュの比率が、およそ60%:30%:10%となるようなイメージです。

国内株式の資産配分比率が外国株式に比べて相対的に高い理由としては、世界の株式市場の中で現在、相対的に日本株式に割安感、出遅れ感が出ている半面、新興国市場などには過熱感が出てきていることがまず挙げられます。

また、国内株式と言ってもファンドの組み入れ上位の銘柄を見るとグローバルにビジネスを展開している企業で構成されており、例えば、その地域別売上構成比率を集計すると海外比率は約50%に上ります。つまり、国内株式を通して、すでに海外の経済成長を相当部分取り込むことができていることも大きな理由の一つです。

もちろん、今後の経済情勢や株式市場の動向で割安感が解消されるなどの変化があれば、資産配分比率も当然見直しをしていきます。

お客様からの質問と回答

「下げに強い運用」という意味を、もう少し説明してほしいです。

私たちは、その時点で割安と判断したものにのみ投資することとキャッシュ比率を適宜調整することにより、相場の下落局面において市場平均ほどは下げない、かつ、相場の上昇局面では少なくとも市場平均並みには上げる、そんな値動きを目指して運用しています。長い目で見れば、上げを大きくするよりも下げを小さくする方が、勝つ確率を高めることができると考えているからです。極端な例で考えれば分かりやすいと思いますが、もしも価格が80%下げてしまったら、持っているだけで取り戻すには400%、下げ率の5倍の上げ率が必要ですが、10%の下げなら11%の上げで済む、そういうことです。それにお客様も、ずっと長く乗り続ける乗り物として、ジェットコースターを選びたくはないですよね。

つみたての威力の話がありましたが、「でも自分ならすぐに全額購入するだろう」とポロッと言いましたよね?

よく聞いていらっしゃいますね(笑)。あれは「もしも宝くじで1億円当たったら、すぐに全額買いたい」ということですが、今の環境ならということもありますし、何よりも、購入するのは『ありがとうファンド』というのが大前提の話です。ファンドの運用の方で、できるだけリスクを抑えられるよう努力していますから。

商品(コモディティ)への投資についてどう考えていますか?

コモディティのように需給だけで価格が決まるものへの投資は考えていません。例えば、50kgの金塊は何十年持っていても50kgのまま1gも増えたりはしません。価格がそのときの需給によって変わるだけです。でも株式なら、企業が成長すれば表象する企業価値自体が増大するのです。需給の当てっこはゼロサムゲームですが、それ自体の価値が上昇するならプラスサムです。私たちは、これからもこういう対象を中心として投資していきます。
※注 ありがとうファンドはファンド・オブ・ファンズのため、組み入れファンドを通じて株式等に投資することになります。

日本の企業についてどう考えていますか?

過去を振り返ると10年単位くらいで、ある産業が全体をリードしてきました。それは電機であったり、自動車であったり。これからも新しい分野が中心となり、全体をリードしていくことになると思います。例えば、医療関係などは注目している業界の一つです。また、日本の流通・小売業などは典型的な内需型企業でしたが、ユニクロ(※ファーストリテイリング)のようにグローバルにビジネスを展開する企業が出てきました。内需が低迷している国内に留まらないで、もっと多くの企業に海外に進出してもらいと思っています。そしてもっと貪欲に利益を追求してもらいたいと思っています。

運用成績についてどう考えていますか?
組み入れファンドを増やしてきた効果はありましたか?

現在の運用成績については設定来マイナスの状況であり、大変ご迷惑をおかけして申し訳なく思っております。組み入れファンド追加の効果は、外国株式へ投資するファンドも入り、アセットアロケーションの選択肢も拡がり、一定の効果があったと分析しております。いずれにしましても、基準価額を上げてお客様のご期待に少しでも早く応えられるように、社員一同精進してまいります。

岡 大
村山 甲三郎
川元 由喜子

 

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