今年のホルダーズミーティングのテーマをどうするか?
GW開けに開かれた企画会議の結論はほぼ決まっていました。
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この1年、中東の政情不安再燃、ギリシャデフォルト危機、アメリカの財政問題、そして欧州危機と、今年もマーケットにはその都度荒波が襲ってきました。どれもがニュースバリューある話ばかり。テレビ、新聞、雑誌…。あらゆる媒体でこの荒波が報じられました。
個人投資家の不安は募るばかりです。しかし、長期投資家に必要となる価値ある情報はほとんど伝えられていません。
光り輝く宝石を組み込んでいる「ありがとうファンド」は、定期的に組入ファンドのファンドマネージャーと情報交換を行っています。そして企業を見ています。実体経済と大きくかけ離れたマネーの動きが相場を大きく揺さぶる一方で、世界で活躍する企業はしっかりと根を張り成長を続けています。
『2011年ホルダーズミーティング~お客様の集い~』では、組入ファンドの関係者を講師に招き、マネー経済の暴走とその対応策となるヒントをお届けして参りました。
この特集ページでは、10/15の東京会場の記録をもとに、「ありがとうファンド」の第7期決算報告と今後の見通し、マネー経済の現状に関するレクチャーを公開いたします。パワーポイント資料につきましてはPDFファイルをご用意いたしました。ダウンロードの上、ご利用ください。
| No.1 第7期の成績/第7期の市場の動き (PDF資料はこちら) |
No.2 基準価額の推移/資産配分状況の推移 (PDF資料はこちら) |
No.3 今後の見通し/今後の運用方針 (PDF資料はこちら) |
第二部では「ありがとうファンド」に縁のあるゲストスピーカーの皆様より、テーマをもとに現状認識等様々なご意見を頂戴しました。掲載のメッセージは、当日の内容からそのエッセンスを抽出したものです(弊社にて編集)。なお、ゲストコーナーにつきましては、各会社様のご事情により動画公開は致しません。ご理解の程よろしくお願い申し上げます。
| No.4 マネー経済の現状(概略説明) (PDF資料はこちら) |
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渋澤 健 様 (コモンズ投信) 9/4福岡
【チャンスを活かす】
「現状維持」と「持続性」は同じ概念でしょうか。私は全く逆のことだと思います。「現状維持」とは成長の先取りであり、そのつけを後世に回しているにすぎません。一方、「持続性」とは未来の話です。今手元にある資源(モノ、カネ、人、時間)をいかに再配分するかによって将来の持続可能性をいかに高めるかということです。長期投資にも同じことが言えます。手元に持っている資源(現金)をすべて現金という形で持つことが将来の持続可能性を高めることにつながるのでしょうか。今の円高はもしかしたら世界一財政が悪い国に神様がくれた最後のチャンスかもしれません。資源(価値ある円)を有効に使いなさいということなのでしょう。
平山 賢一 様 (東京海上アセットマネジメント投信)9/4福岡 9/10大阪
【他人が臆病なときに強欲になれ】
歴史をひも解くと安定期と変動期を繰り返しています。今は大変動の時代であり、資産運用もそれに応じた運用手法をとる必要があります。今年は3月の東日本大震災と8月上旬の米国株式相場大暴落が投資家にとって二つの大きな投資機会がありました。バフェットの言葉に「他人が強欲なとき に臆病になり、他人が臆病なときに強欲になれ」があります。投資における至言だと思います。前述の2つの出来事はその機会を提供してくれました。私もシンプルに行動に移しました。大きく振れた振り子はいずれ戻ってくることは歴史が証明しています。
伊井 哲朗 様 (コモンズ投信)9/10大阪 9/11名古屋
【森を見ず、木を見る】
1990年に世界のGDPに対して2.5倍程度だった資本市場(デリバティブを除く)は、2010年には3.5倍にもなっています。お金の量が増えすぎ、世界を駆けまわっている環境の中で企業価値と株価の乖離が起きています。日本市場は全体では低迷していますが、厳しい環境で鍛えられた強い日本企業を選んで投資していくことで、長期的には価値と価格の収斂を経てリターンに結び付くと考えています。
山本 和史 様 (日本コムジェスト)9/11名古屋
【地に足のついた投資】
コムジェスト社ではマネー経済とは対極にある地に足をつけて成長している企業にフォーカスして投資しています。投資対象は景気の変動によって利益が変動してしまう企業ではなく、安定的に年10%以上の利益成長を達成できる企業であり、先進国では高齢化の進展により、ヘルスケア部門のビジネスが伸びています。また新興国においても西欧化が進み、先進国のブランド力のある企業の利益率は改善しています。
黒島 光昭 様 (さわかみ投信)10/2札幌 10/15東京
【広く・深く・遠く】
マネー経済はどうなるかわかりません。ただし、それでも我々は困りません。ギリシャがどうであれ、ヨーロッパがどうであれ、我々は“広く・深く・遠く”、将来、及び企業の実質的成長=オーガニックグロースを推論していきます。この方向は変えません。それを信じているからこそ、目先の株価がふれようとぶれません。我々が思うところよりも安ければ買います。過熱感があれば売って、次のもう一回下がってくるところの下支えをします。これを愚直に続けていくだけです。
速水 禎 様 (朝日ライフアセットマネジメント)10/2札幌
【個々のビジネスと企業にフォーカス】
経済の先行きがどうなるか、おそらく誰にもわからないのが正直なところです。しかし、欧州の銀行が2行、3行経営不安になったとしても、仮にギリシャがデフォルトしたとしても世界中でビジネスは続いていきます。自動車産業は車を求めるユーザーがいる限り続いていきます。自然エネルギーを欲しいという人がいる限り太陽光パネルの生産は続いていきます。金融の不安感にお付き合いするよりは、個々の魅力的なビジネス、そして、その中の競争力のある会社に、安いときにしっかり買いに行く投資をしていきます。そして高くなったら欲張らずに手放していきます。それが、荒れる金融市場の中で自分の財産を守って少しずつ増やしていく大事な法則、鉄則です。
鈴木 彰 様 (朝日ライフアセットマネジメント)10/15東京
【お金も一つのモノと考える】
人は生活の中でお金をモノにしたり、モノをお金に換えたりしています。今何が行われているかというと、モノを売ったり、投資せずに将来に備えてお金を蓄えています。日本人にその傾向が強く、アメリカ人にも同じような傾向が見られます。運用を委託しているハリス社は、企業に投資するとき、その企業がお金をどのように使い、将来のお金に変えていくのかを調査しています。お金で持っていた方が有利なのか、企業に投資した方が有利なのかを比較します。みんながいいと思っているときは企業(株価)が高くなっています。そういうときは投資しません。自分たちが考えている本質的な価値、適正な価格よりも大幅に下がったときに投資します。
全国5ヶ所で開催した2011年のホルダーズミーティング。ご参加いただきました皆様にあらためて御礼申し上げます。代表取締役CIOの岡、ファンドマネージャーの川元が本年のミーティングを振り返ります。(2011年10月27日撮影)
| ホルダーズミーティング2011まとめ動画 |
月次レポート、四半期運用報告video、39レポートを合わせてご覧いただくことで、このテーマに関するありがとうファンドの「変わらない」考え方をご理解いただけるものと信じております。
またお客様との直接のコミュニケーションを重視する弊社では、運用担当者に直接質問できる機会をご用意しております。このサービスもぜひご利用ください。






