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ファンドマネージャー便り

世の中何が起こるかわからない

今年も恒例の「10大サプライズ予想」が出ました。
最近同じような予想が多く出ていますが、一番なじみがあって人気なのはアメリカのバイロン・ウィーンという人が24年間毎年出している予想です。
「今年はこんな予想外のことが起きる」という予想に含まれているのは、

 1. アメリカ株式上昇(SP500指数が1200へ―現在900前後)
 2. 金価格が一オンス1200ドルへ上昇(現在800ドル台)
 3. 原油価格は80ドルへ上昇(現在40ドル前後)
 4. 1ドル75円へ下落

などなど。

ここでは全部をご紹介しませんが、自分が注目したのは9番目の予想です。

 9. 米国民の貯蓄率は予測されている3%までは上昇しない

ご本人がテレビで解説していましたが、「自分のような古い世代(彼は70代半ば)と違って、今の世代の人は消費を抑えることが出来ない。景気や失業問題が落ち着けば又消費を始めて、貯蓄率は伸びない」と言っていました。アメリカではほとんどの人が消費による景気刺激が起こることをあきらめています。だから政府の景気刺激策に注目が集まっているのです。もしアメリカ人の消費気質が戻ってきたら…

これは結構なサプライズです。
彼自身が語っていましたが、今迄で7つ以上予想が当たったことはないそうです。人々は当たった予想には何も言わないが外れた時は「とても手厳しい」と言っていました。ちなみに昨年の予想では2008年の株の下落を予想していましたが、あれほどひどい暴落は予想していませんでした。昨年の株式大暴落については「黒い白鳥」のような現象だと言っていました。極めて稀という意味でしょうか。

ウィーンさんは昨年のサプライズ予想で「オバマ大統領の誕生」を予想していました。その予想を出した時には「何を考えているんだ!正気か?」と言われたと言っていました。

いまとなっては、そんな予想は当たり前だ、と言われているのでしょうか?

ありがとう投信ファンドマネージャー 村山 甲三郎
2009.1.13

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