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ファンドマネージャー便り

もっとシンプルに考えよ

日経新聞のスポーツ欄に元プロ野球選手の豊田泰光さんがコラムを連載されています。自分も愛読していますが、掲題のタイトルの文章を読んで「これは正に長期投資の考え方そのものだ」と感心しました。ある若手選手が練習で外角低めの難しい球をむきになって打とうとしている。豊田さんのアドバイスは「そこは打っちゃいかん」

どんな優秀な打者でもコーナーに決められたら打てるものではない。だから「真ん中のバレーボールほどのゾーンの球を待ってみろ」

すると格段に良くなったそうです。

目のつけどころを変えると「姿勢も良くなる」

知らず知らずのうちに前のめりになっていた姿勢が直ってくる、と書いてありました。

個人投資家が長期投資を行おうとする時に「どんな球でも打ってやろう」とバットを振り回しても当たりはしません。野球なら一回の空振りで済みますが、「投資」は空振りしたバットに自分が強打されて打撃を受けます。

コラムにあるように、『「何でも打たなくては」ではなく「打てる球を打つ」。この境地だ』

というのは長期投資に通じる考え方。但し打てる球は打たなくてはいけない。その為に何を選ぶか、何に集中するか、が大事だと思います。

ありがとう投信ファンドマネージャー 村山 甲三郎
2007.9.6

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