ミクロとマクロ
今年の夏は、前半は余りたいした暑さではなかったので楽観していましたが、8月になってから猛烈な暑さになっています。
暑くなってからの我が家の新工夫は、「打ち水」です。たいした工夫でもないのですが、効果ははっきりと出ました。ベランダにこまめに水を撒いたところ吹いてくる風も涼しくなりましたし室内の気温の上昇も防げました。外の気温は35度でも室内の気温は余り汗もかかないくらいに保てました。打ち水というと自分には京都の町家のイメージが強くあります。極めて暑い京都の夏を凌ぐ工夫として昔から打ち水をして涼風を家の中に取り入れていたのだと思います。
一般的に語られる「暑さ」と個々の家の気温は必ずしも一致しません。これを経済に対比するとマクロ経済とミクロ経済です。経済全体を一括りにしてまとめて考えるのがマクロ経済、企業や個人などに分解して考えるのがミクロ経済でしょうか。
マクロ経済が悪い時でも、ミクロで見てみると頑張っている企業や価値を磨き上げている企業が必ずあります。丁度灼熱の室外と打ち水をした町家の涼風のような違いです。これからはこの違いが大きな違いを生む時代になる気がしています。
ありがとう投信ファンドマネージャー 村山 甲三郎
2007.8.14

