運用の仕事は結果が全て
以前は、セミナーなどのご質問で、「ファンドオブファンズは信託報酬が割高と聞いたのですが…」という質問をよく聞かれました。(最近はありません)
こちらに遠慮されているのか「割高だと聞きました」と柔らかく質問される方が多いのですが、あるいは雑誌などに掲載されている「専門家」のコメントをそのままつないでいるという意識でそうした質問の仕方になっていたのかもしれません。
(ちなみに「割高説」の根拠は、組入れファンドとファンドオブファンズの両方に信託報酬がかかっているから、という理由らしい)
自分が不思議に思うのは「割高」という言葉についてです。全く同じ投資なのにコストに差があれば確かに「割高」。しかし「ありがとうファンド」と同じようにどんどん新規資金が流入するファンドを個人の方が同じように作れるとは想像しにくい。更に言えば、ファンドを組み入れる運用も運用者が違えば結果は違ってくる。
肝心なのは運用の結果で、良し悪しはいずれ分かる。
もちろんコストを気にすることは大事。したがって削れるコストは削ったほうがよい。その上で、結果で勝負するのが運用というもの。
自分もありがとうファンドを運用する立場として、当然結果を問われている。厳しい世界だけれども、ファンドオブファンズは「組入れファンド」という、切磋琢磨する「仲間」がいる。同じ目的のためにチャレンジできるのが楽しいし、ありがたい。
ありがとう投信ファンドマネージャー 村山 甲三郎
2006.10.13

