5月6日(木)
【 大磯 】
ゴールデンウィークが終わった。今年は5連休となりまとまったお休みを取れた方も多かったと思う。
私は特段出掛ける予定もなく、友人とサッカーをしたり、近くの山に出掛けたりした。
近くの山というのは神奈川県の大磯という所で、古くは伊藤博文や吉田茂など政財界の有力者の別荘地ということで知られる場所である。
今でも自然が多く残されており、駅から海、山とも近く絶好のトレッキングコースとなっている。
当日も約4時間ほどかけて、小さな山を歩き、最後には海に出て締めくくった。
大磯では、そのような自然とともに印象深いのが建物である。
さすが別荘地の名残か洒落た建物が並んでいる。その建物を見ているだけでも楽しく、将来こんな家を建てたいという想像も膨らんだ。
次の機会には違う山も歩いてみようと思う。また違った魅力が発見できるかもしれない。
5月7日(金)
【 教科書 】
ゴールデンウィーク中は妻がいつも通り仕事だったこともあり、遠出はせず家の片づけをしたり、スポーツクラブに行ったり読書をしたりして過ごしました。
休みの間、最近発売された高校の政治経済の教科書『もういちど読む山川政治経済』を読みました。
内容は高校の教科書なので基本的なことが書かれているのですが、バブル崩壊後の失われた10年(もしくは20年)、世界金融危機、鳩山政権についてまで記されています。今の高校生はこのような内容の教科書で勉強していることを考えると、私の頃とは政治も経済もずいぶん変わっていることをあらためて感じました。私が高校生だったころは15年くらい前だから、まだパソコンもケータイもインターネットも普及していないし、バブルは崩壊しても大企業・大銀行がまさかつぶれることはないし、年功序列、終身雇用制度もまだ信じられていた頃でした。当時の常識で考えると現在は想像もしていなかったことが起こっている世の中なのかもしれません。
久しぶりに教科書を読んでみて私達の歩みの積み重ねが歴史の1ページになるということを感じました。
果たして10年後、20年後の教科書には、現在はどのように記されているのでしょうか?
5月10日(月)
【 知らなかった! ② 】
最近、9歳の息子に教えられて驚いたこと。前回のシーラカンスに続いて第2弾です。
『ダチョウ』
ダチョウの長い脚をよく見ると、その真ん中あたりのヒザ?が、普通とは逆向きに折れています。つまり、膝頭が後ろにある。そういえば子どもの頃に、その特殊構造によってあんなに速く走れるんだとか聞いたことがあるような気も・・・。
ところが、実はこの部分はヒトでいうと足首!なのだそうです。そこから下は全て足。つまり、ずっと爪先立ちなんですね。いわゆるヒザは、胴体とのつなぎ目(見た目でいう脚の付け根)あたりにあるのだそうです。
本当を言うと、ダチョウの脚の真ん中(ヒザ?)が逆に折れていることすら、この話を聞くまでハッキリとは意識に上っていませんでした。なので、まずここで「AHA!」
そして、それが本当は足首だということを教えられてもう一度「AHA!!」
一つのネタで二度驚かされたのでした。
5月11日(火)
【 自転車がブーム 】
自動車離れが加速する中、今自転車がブームのようです。
かつては専門店にしか置いていなかった競技用の自転車(一般道用に改良されています。)が、近所の大型スーパーでも売られています。売上は「絶好調」だそうです。
その一方で、自転車と人との接触事故が増えていると聞きます。自動車と違い賠償保険に加入している人が少ないため、補償問題を巡る問題が顕在化しています。
自転車も自動車と同じ、走る凶器です。
子どもと歩道を歩いていると身をもってそれを感じます。
5月12日(水)
【 調剤薬局 】
土曜の午後というタイミングで子どもが高熱を出したので、普段とは違う医者にかかりました。薬の処方箋をもらったので、開いている調剤薬局を走り回って探し、来たことの無い小さな薬屋さんでお願いしました。ところが、処方箋を見て薬剤師のおばさまは、「この薬、この量でいいのかしら。多すぎないかしら。」とおっしゃるのです。「これって成人の量と同じくらいなのよねえ。」
以前、調剤薬局チェーン店の調査で医薬分業の意義が話題になった時、お医者様というのは多くの場合、実は薬にあまり詳しくないという話を聞いた覚えがあります。だから薬の専門家がしっかりと投薬の管理をして云々、という話。
さすが薬剤師、よくぞ気付いてくれました。そうそう、きっとその薬の量は多すぎるに違いない。これでこそ医薬分業の意味もあるってもんです。ここはお医者の先生に異議を申し立てて…と、シナリオを描く私の前で、おばさまは思案を続けます。そして調剤の虎の巻を見せてくれながら、「ほらここに、5歳で40ミリとあるから7歳で60ミリでもいいってことかもしれませんね。一応60ミリ分出しときますから、胃に気をつけて、多いと思ったら減らして…。」
ちょ、ちょっと待って下さいよ、そんな判断任されても困りますよ。何を根拠に多いと思えばいいんですか。実際どうすればいいわけ?と食い下がると、「やっぱり聞いてみます?」当たり前ですよ、確かめて下さいよ。
「きっとこの通りでいいんだって、言われると思うんですよね。」とぶつぶつ言いながら電話をかけるおばさまを見て、また思い出しました。薬の専門と言っても、現実にはなかなか薬剤師が医師と対等に話をするという状況はないんですよ、と誰かがふと漏らしたひと言。その時は、薬剤師ごときが医師に意見をするものではない、という空気があるのも否定できないという話でした。
電話でお医者様と話をしたおばさまは、嬉々として、「とってもいいお医者様みたいですね。すごく親切に説明してくれましたよ。やっぱりこの量でいいんだそうです。」と、処方箋通りに調合してくれました。おばさまの嬉しそうな様子をみて、医師と薬剤師の普段の会話がどんな様子なのか、なんとなく想像してしまいました。
処方通りに薬を服用していた息子は、3日後に吐き気を催し、また別の医者に駆け込むことになりました。おばさま、やっぱりあなたの勘は正しかった。…がんばれ、薬剤師!
5月13日(木)
【 初開催 】
今年に入りありがとう投信は「新興国投資とありがとうファンド」と題して全国をセミナーで回っています。
特に先月の盛岡、今月の広島、6月の新潟はセミナー初開催ということもあり、「果たして多くの方に参加していただけるのか」と不安だったり、初めての開催地ということで気合が入ったりもします。幸い現地のお客様のご協力もあり、お知り合いの方などもお誘いいただいております。
セミナーの良いところは、やはり双方向のコミュニケーションがとれる所で、普段の月次レポートでは伝えられない運用に関わる面白い話などが質問コーナーで飛び出したりもします。中にはかなり専門的な質問にこちらも考え込んでしまうこともありますが・・・。
今週末の15日は広島での開催です。お近くの方でご都合がよろしければ、ぜひご参加ください。お待ちしております。
5月14日(金)
【 誕生日 】
私事ではあるが今日は誕生日である。先日、妻の仕事が休みの日に一足先にお祝いの食事に行ってきた。お店の人に今月誕生日だと伝えるとサプライズでバースデーソング付きのケーキを用意してくれて、さらに記念撮影までしてくれた。さすがにこの歳になると「Happy birthday to you,Happy birthday to you, Happy birthday, dear ~, Happy birthday to you.」とお店の中で歌われると照れてしまったが、良い思い出になった。
それにしても、この1年は経つのが早く感じられた。日々やることがたくさんあって充実しているからなのかもしれないが、今のご時世では本当にありがたいことである。
誕生日を迎えてただ歳をとるのではなく、その分だけ成長していけるように頑張っていきたい。
5月17日(月)
【 多数決では危険 】
何か調べものがあるとき、昔だと手元の本や資料でわからなければ図書館などへ出かけて行き、場合によっては図書館をはしごするなど大仕事になったものですが、最近はネットで簡単に済むようになりました。これは無理かなと思うようなことでも、上手く探すと情報に行き当たって驚いたりします。
ただし、情報の正確性には気をつけないといけませんね。複数のサイトに同様の内容が出ていれば確度が高いかというと、そうとも言い切れません。どこか一つのサイトが発信源になっていて、そのコピーが連なっているだけということも良くあることだからです。
先日、明らかに間違っている説明が、いくつものサイトに使われているのを発見しました。その部分は一言一句同じなので、明らかにコピーだと思われます。このときは、たまたま自分の領域のことだったので回避できましたが、知らない分野のことだったらだまされていたかも知れません。
もっとも、本にだって間違ったことは書いてありますから、信頼できる情報源を選別しなければいけないというのは同じことですけれどね。
5月18日(火)
【 パスポートの期限に? 】
あと数カ月でパスポートの有効期限(10年経過)が来るので申請に出かけてきました。
新旧の写真を見比べると、全くの別人とまでは言いませんが、10年前の自分はやはり今とは違います。当然と言えば当然ですね。
ここで疑問が湧いてきます。
・本当に期限を10年として良いのか?
・入国審査官は本当に10年前の自分を、今の自分と認識できるのだろうか?
・そう言えば、去年の上海浦東空港では審査官が何度も写真と私を見比べていたな…。
・別人と判断されてしまったときはどうなるのだろうか?
などなど、自分でもくだらないなと思う質問が次から次へと浮かんできます。
手続きの煩雑さと費用を考え、結局今回も10年を選びました。
5月19日(水)
【 イメージにぴったり 】
聞いた時の語感がたまたま日本語のイメージにぴったり、という外国語に出会うことがあります。初めて出会ったのは、ずいぶん昔にイタリアに行ったときに町を走っていた「チンケチェント」という車。500㏄のとても小さなかわいい車でした。今もあるのでしょうか。チンケチェントは「500」のイタリア語で、日本語で「ちんけ」というとちょっと見下したニュアンスですが、口に出してみるとなんともこの小さなかわいい感じが出ているでしょう?その時教えてくれた人は確か、「チンケチェンタ」と女性形で呼んでいたと思います。
こんな話を思い出したのは、先日またそんな言葉に出会ったからです。新聞を読んでいてたまたま目にした「チクングニヤ熱」。蚊によって媒介される感染症で、高熱が出て関節が痛むんだそうです。厚労省のサイトによると、「チクングニヤ」はアフリカの現地語で「かがんで歩く」意味だとか。特に怖い病ではなさそうですが、この語感、蚊に刺されて高熱が出て、ぐにゃ、とへたっちゃう感じが出てますよね。
5月20日(木)
【 続・トマト 】
以前の『ありがとう便り』でトマトの栽培について書いた。
その後の経過を書くと、寒い日が続いた4月から一転して晴天に恵まれたゴールデンウィークにトマトの苗は大きく成長した。茎もみるみる太くなり、花が咲き、昨日はついに小さな実を付けた。
本によると、トマト栽培で重要なことは最初の花に確実に実を付けさせることだそうだ。そこで、花が咲くや否や連日綿棒や指で花の受粉を促した。
その甲斐あってか、昨日待望の実が付いたのだ。
これで当初の計画通り、大量収穫の第一歩となった。週末は追肥のため、肥料を買いに行こうと思っている。
5月21日(金)
【 サラリーマン川柳 】
昨日、毎年楽しみにしている今年の「サラリーマン川柳」大賞が発表されました。
大賞は『仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い』(北の揺人)でした。毎年世相を反映したものが選ばれますが、今年は節約やリストラなど厳しい暮らしを反映したものが多かったように感じました。トップ10に選ばれた作品の中には明るい話題の川柳は一つもありませんでした。
政府の景気対策の効果もあって昨年の3月を底に企業業績も回復してきてGDP等の経済指標も上向いてきていますが、世界経済の先行きが依然不透明な上に、私達の暮らしがよくなったという実感が乏しいことが、明るい話題が少なかった要因なのかもしれません。
将来を悲観して下を向いていても何の問題解決にもならないので、「サラ川」読んで疲れを吹き飛ばし、明るく頑張っていきたいと思います。
「サラリーマン川柳」の結果を詳しく知りたい方はこちらからどうぞ
5月24日(月)
【 羽振り 】
たぶん全国共通だと思いますが、会社近くの牛丼のチェーン店では「牛丼(並)、生卵、おしんこ、みそ汁」のセットが、たったの380円です。安いですよねえ、感謝感謝。さすがは、デフレといわれる世の中です。
ところが、そのすぐ隣りにラーメンのチェーン店もあるのですが、ここは普通のラーメン一杯で750円です。さすがに、ランチサービスで餃子とご飯を+100円でつけてくれますが、〆て850円也。
それなのに、牛丼店は昼時でも大体いつもすぐ座れるのに対し、ラーメン店は大体いつも行列・・・。
ことほどさように、最近ちょっと『コガネモチ』っぽい人たちが増えてきている感じがします。節約疲れの反動もあるのでしょうか? 結構なことです、みんなでパーッと景気良くいきましょう!
5月25日(火)
【 味覚は変わる 】
子どものころ食べられなかったものが今では大好物。
そんな経験を皆さんお持ちではありませんか?
寿司…小さい頃、玉子とタコしか食べることができませんでしたが、今では外食と言えば「回転寿司」と答えるほどの大の寿司好きです。
コーヒー…両親の飲むブラックコーヒーはこの世のものと思えないほど、「不味い」の飲み物でした。しかし、今では飲み過ぎで同僚や家族から注意されるほどです。
そして最近の気づきに至ります。ジャスミン茶を美味しく飲んでいるではありませんか。 5年前の台湾旅行の際、ペットボトル入りのジャスミン茶を飲むことができずに捨てた記憶があります。
不思議です。皆さんはいかがですか?
5月26日(水)
【 新茶とみかん 】
新茶が届きました。実は、静岡県のとある自動車部品メーカーの株主優待です。静岡と言えばお茶とみかん。毎年初夏には新茶、暮れにはみかんが一箱届きます。虚礼廃止の風潮で、お中元やお歳暮もかつてほど盛んではないのでしょうが、こうして年二回、季節の物が届くというのはやはり嬉しいもの。株式市場を通じた単なる投資先ではありますが、知り合いから頂き物を受け取ったような気になって、ほっと親しみを感じます。株主優待としてこうした地元の名産品を贈るというアイデアは、部品メーカーにすれば、株主に対してだけでなく地元への貢献にもなります。
但し、投資先の企業の業績が低迷を続けている時などは、株主優待をもらっても、何だか素直に喜べません。こんなところにお金使っている余裕なんかないでしょ、とイライラしてしまうでしょう。お金があるならもっと有効に、将来のために使ってよ、と。
最近それと似たような気持ちになったことを、ふと思い出しました。確かあれはひと月かふた月前、「子ども手当て」の申請書が届いた時…。
5月27日(木)
【 ローン 】
毎日の通勤電車ついつい車内の広告に目がいってしまいます。
先日のこと、網棚上の広告スペースの6つのスペース中4つがローンの広告に占められていました。消費者ローン、住宅ローンなどお馴染みのものでしたが、ここまでのローンの大合唱には閉口してしまいます。
ローンで物を買うということは、将来の収入を先食いするということです。一時は個人も満足しますし、国のGDPにもプラスに働きます。しかし、先食いされた将来はどうなるのでしょうか。またその先の収入を先食いするのでしょうか。
何だか国の財政赤字を国債という形で将来の世代に負担させているのとダブって見えます。
あまりにローンが発達した社会には、何か裏側の不健全さを感じてしまいます。
5月28日(金)
【 スマートフォン 】
最近、iPhoneを筆頭にスマートフォンが売れているようだ。実際、電車の中で使っている人をよく見かける。スマートフォンはずいぶん以前からあったが、従来のものはパソコンを小さくして使える機能を限定しただけという印象だった。
しかし、iPhoneに代表される今のスマートフォンはタッチパネルで操作性もよくインターネットにもすぐにつながるし、利用できるアプリケーションがたくさん選べるので自分仕様にカスタマイズできる。以前のものに比べたら劇的に変わっていると感じる。
先日見たテレビ番組でも紹介されていたが、利用している人はいつでもどこでもインターネットで欲しい情報をすぐに手に入れることができて、これ一台持っていれば何でもできる。普段の生活に欠かせないものだ。これを使い始めると今までのケータイはおもちゃみたいなものだと言っていた。
私も前から欲しいなと思いながらも家族割の関係で通信会社を変えることができず、また2台持つ程の必要にも迫られていないので様子見が続いている。
私が契約している通信会社からもっといいスマートフォン端末が出るのが先か、SIMロック解除が先か、いずれにしても1年後にはスマートフォンを買える環境が今よりももっと整っていると思う。
ここまで来たらあせらないで、もうしばらく様子を見てみたいと思う。
5月31日(月)
【 不死鳥 】
前に、デフレブームの罠に落ちたと思われる中華料理店のことを書きましたが、そのお店、たまに見てもGWからずっと『改装のため休業中』になっていました。やっぱり淘汰されてしまったか・・・と思っていたのですが。
先週金曜日、久し振りに行ってみたら営業していたので入ってみました。最近、営業を再開したそうなのですが、なんと、手書きのメニューが新しくなって、ついたてが一つ新調された以外は全く何も『改装』されていません。思わず聞いてみると、コックさんが親戚の結婚式で中国に一時帰郷するに当たって店をしばらく休むのに、簡単に書ける適当な理由が思いつかなかったのだそうです。
さて、料理の質ですが、これが値下げ前のレベルに完全に戻していました。麺類とセットで50円の半チャーハンも、卵チャーハンから五目チャーハンに戻っています。変化としては、定食の値段が700円と750円の二本立てになり、スタンプカードが新しく導入されていました。
それで肝心の客足はどうなっていたかと言うと、12:40頃の入店時で満卓、相席で着席しましたが、13時過ぎに帰るまで客足は途絶えませんでした。結果として、以前と全く同じメニューが値下げして出されているのですから、人気店復活も当然なのでしょうけれど。
それにしても、コックさんの一時帰郷(本当ですかね?)というきっかけを捉えて悪い流れをすぐさま修正してくるあたり、さすがに中国の人たちはたくましい! 不死鳥は、完全には死なないうちに生まれ変わるから“不死”鳥なんですよね。

