11月1日(木)
【今年の目標】
早いもので今日から11月で、今年も残り2ヶ月です。
先日、業後にオフィスの掃除をしていたとき、壁に貼られた自分の目標が書かれた色紙に目が留まりました。色紙を見て年初に目標を何にしようかと悩んだりしていたことをふと思い出しました。年初に立てた目標は3つありますが、既に達成した目標もあれば現在進行中のものもあります。
年初に立てた目標を色紙に書いて壁に貼り出すことは、弊社設立発起人代表である会長の会社では以前から実施されていたことですが、今年から弊社でも実施することになりました。
目標を他人に見られるので見栄を張ってどうしても背伸びしたかっこいい目標を立てたいと思いますが、達成できない目標を立てても意味がありません。私の経験上も、かっこいい目標を立てたはいいが、結局実現できずそのまま何もしなくなってしまったことが過去にたくさんありました。ちょっとはずかしくても現在の自分のレベルを客観的に評価し、努力すれば実現可能な目標を立てることが成功の秘訣であると何かの本で読んだことがあります。
今年もあと2ヶ月になりましたが、年初に立てた目標をもう一度見直して気を引き締めて精進していきたいと思います。
11月2日(金)
【文字】
今や仕事を行う上でパソコンは必要不可欠な時代となり、お陰でとても効率良く仕事が行える。そして電子メールによって遠くの方々とも瞬時のうちに情報交換が出来て本当に便利な世の中になった。自分が社会人になった頃の財務部内では鉛筆を削る音やソロバンをはじく音が響き、情報を得るには専ら電話しかなかった。そんな遠い昔からは想像もつかない進歩である。
ただ、パソコン文化にどっぷり浸かってしまっているせいか、“漢字”を忘れるどころかすっかり文字が下手になってしまった。お客様宛に差し出す業務関係の手紙はパソコンにて作成させていただいているが、個人的なご挨拶やお礼の手紙等はやはり“手書きに限る!”と思い実行している。しかし、もともと字が綺麗な方ではない上に、文字を書くことを怠けているため最近では以前にも増して“下手糞”になってしまっているのが自分でも明らかに分かる。こんな文字の手紙をお客様に差し上げて逆に不愉快な思いをされていないか?つくづく心配になってしまう。よって今では極力文字を書くよう努めているが、退化するスピードには敵わない状況である。
市場は相変わらずサブプライムローン問題を受けて“先行きが不透明”とか言って“ガタ”ついている。一般的には日々繰り返される乱高下に“ハラハラドキドキ”する場面だと思うが、脇目も呉れずまっしぐらに「長期投資」の道を歩んでいる我々は“今日の風は強いな~”程度に軽く流してしまおう。そんな“外の暴風”に気を遣う時間があるなら、風を避けられる部屋の中で静かに手紙をしたためてみたり、文字の練習をしてみたりする方が「暴風の中で歯ぎしりして踏ん張っている」よりも遥に健全かつ有益だとつくづく感じながら、今、自分は市場の“狼狽売り暴風”を横目にしながらこの“便り”を完成させる為に只管キーボードを叩いているのである。
11月5日(月)
【モノとの対話】
最近家で飲むコーヒーの淹れ方についていい事を聞きました。よく熱湯をかけて泡が立てば良いなんて聞いていたので、泡を立てることばかり集中していましたが、どうやら少し違うようです。もちろん細かい泡が立ったほうが良いに越したことはないのですが、目的は粉をふやかすことなのだそうです。うまくふやかすと、いい香りと味が楽しめるそうです。
お湯を注ぐときも、ぐるぐる回すだけでしたが、こちらも「の」の字を書く感じでゆっくり注ぐと香りが立つだそうです。落とす時も、お湯がもったいないから最後まで落としていましたが、最後までしてしまうと味が変わってしまうのだそうです。
ある映画の中で、カフェのマスターが「美味しいコーヒーを淹れるには、コーヒーと対話する気持ちが大事だ」と言っていました。何かをうまく作ろうとなれば自然と所作も丁寧になるし、作るものに対する気持ちも入ります。
考えてみると、あまり気にかけないことでしたが、随分と雑な淹れ方をしていたんだなと少し恥ずかしくなりました。自分のお気に入りの豆とコーヒーメーカーに失礼でした。もう少しモノとの対話が必要だと感じました。
11月6日(火)
【言葉をめぐる戦争】
ある調査によると、電子的に保管されている全世界の情報の80%が英語で記録されているという。また世界の人口の3分の1近くが英語を学んでいるとも言われている。圧倒的な世界共通語としての地位。アジア諸国のみで開かれる国際会議の場でも、出席者にはかなり高度な英語力が求められると聞く。
お隣の国中国では、オリンピック開催を来年に控え英語熱が高まっている。英語教育は数百万ドル規模の産業に成長しているそうだ。また、新興成長国のビジネスマンの中には、国際社会で生きぬくべく、早朝、英会話学校に通う者も多いという。
一般的に外国語が苦手な日本人にとって加えて驚異なのは、中国語がインターネット上に占める割合を急速に伸ばしているということ。著名な投資家ジムロジャーズ氏も、娘に中国語を習わせるなど、中国語も世界的に人気が高い。中国の国土の広大さと急成長中の経済に加えて、アジアにおける巨大な華僑・華人ネットワークが、中国語にアジアの、そして今や世界の共通語たる根拠を与えている。
英語と中国語。将来的にこの2つの言語が世界の殆どを占めると言われている。宣戦布告なしの言語戦争にいよいよ我々日本人は巻き込まれていくのかもしれない。
そして日本語の地位は如何に・・・。
11月7日(水)
【古い付き合い】
先日ある法事に出席した時に、昔お付き合いのあった方々に再会した。「お付き合い」と言ってもこちらが幼稚園から小学校の低学年の頃で、相手はその頃すでに立派な大人の方たちばかりだから「お付き合い」もないものだ。「かわいがってもらっていた」というのが正しいだろう。
確か20年ほど前にやはり法事の時にお目にかかった。それ以来の再会である。
「○○ちゃん」と子供のときの呼び名で自分のことを呼んでくれる人はもう余りいない。自慢じゃないが自分もいい歳になっている。
そのときにテレビで見たビールのコマーシャルを思い出した。今は「松任谷由美」が出ているシリーズもので、以前は「イエローマジックオーケストラ(YMO)」が出ていた。
「懐かしさ」を全面に出したCMである。
「時代は変わった、XX(ビールの商品名)は変わるな!」というのがコピーだ。
誰でも懐かしい顔に会うとまず「昔の姿」がフラッシュバックする。そして「変わったな」と思う(変わらない人もまれにはいるけれど)そして「自分のことは棚に上げて・・・」と反省する。最近自分によくあるパターンである。
11月8日(木)
【投信販売】
今朝の日経新聞にも出ていたが先月の投信販売が各社とも激減しているようだ。要因としては、米国のサブプライム問題をきっかけとした先行き不透明感により投資家が様子見姿勢を強めていること、9月30日に施行された金商法の影響により販売会社が投信販売勧誘に慎重になっていることが考えられるという。
弊社も例外ではなく、先月はありがとうファンドの購入金額、口座開設件数ともに低調であった。販売目標を立てて積極的に営業活動をしているわけではなく、購入金額や口座開設件数もお客様次第であるのであくまでも結果でしかない。 むしろ今までが順調すぎたと考える方が自然だろう。
もしかしたら、現在は販売会社主導で作られた最近までの投信ブーム、資産運用ブームが冷めて、投資家がリスクを再認識して以前の状態に戻っているだけかもしれない。
しかし、「貯蓄から投資へ」の流れと個人の資産形成の必要性という部分には大きな変化はないと思う。今後どういう形で裾野が広がっていくかを正確に予測することは難しいのだが、弊社としてはこれからもお客様からのご支持を頂けるように今までと変わらぬ方針で改善すべきところは改善して頑張っていきたいと思う。
11月9日(金)
【おらが町投信】
現在3社が立ち上げ準備を行っている。良し悪しではなく各社ともそれぞれユニークな社名で初めて聞くと多分耳を疑うような名前である。とは言っても、弊社の社名も他社の事をとやかく言える立場では無い名前である事は確かだ。
最近、ある事情があって「おらが町投信」の方々とご一緒する機会が多くなった。各種システムの導入や監査法人の選定、書類に対する情報交換等々いろいろな事象を持ち寄って協議、検討そして場合によっては業者との折衝を行っている。
中でも「受託銀行」の選定検討会議の内容には驚いた。以前自分が勤務していた運用会社では国内で初めて個人が設立した事もあり、要は“採算に合わない”という理由でどこにも見向きされなかった経緯があったからであるが、会議では4~5社の信託銀行の名前が挙がり、そのほとんどが受託の引き受けに対して“前向きに取組んでいる”との話しであった。これだけを見ても、まさに日本は“投資の時代”に移った・・・という事の表れなのであろう。
そして、業者が複数絡むとそこにはサービスの内容もさることながら、必然的にコストの低減競争が発生する。もちろん常識的な範疇で行われるが、それにしてもかなり良い数字が提示されている。コストが低ければそれだけ会社の負担が減ることに繋がり、数年後から利益が出始めればそれをファンドのお客様に還元する事が出来、まさにお客様と運用会社がWin-Winの関係になれるのである。
今、各地元に密着し、地域活性化を目指してファンドを立ち上げようとひたすら奔走している彼等を見ていると、とても新鮮で頼もしく目に写るのである。そして、あのパワーはまるで“おじさん! お宅も「うかうか」していられないヨ!!”と暗示を与えられている様に思えてならないのである。
さ~て、残念ながら彼等と比べると確かに年齢的には“おっさん”に位置する自分であるが、彼等にも負けてはいられないので“初老体”に鞭打ってもうひと暴れすっか~。
11月12日(月)
【最後まで…】
昨日、中日のアジアチャンピオンが決定したようです。決定したようだというのは、TVで観戦していた人ならおわかりかと思いますが、9回の途中で終わってしまったからです。
番組を延長して放送してくれたのはありがたかったのですが、ダメ押しのチャンス!というところで、はい、さようなら…。確かに昨日は試合時間が長かったのでしょうがないとは思いますが、今年は開幕から今シーズン最後の試合まで、このような場面が多かったです。
結局この日も時間が止まったように我が家はシン…と静まり返りました。その後、シーズン中何度も経験した家族間での、試合を観に行けってことなのか?だとか、野球から目を離させないための策略だったのか?などの、ああだこうだのやりとり。その最中に次の番組が何事も無く始るあの白々しさ…。最後までなんとも後味の悪いことになってしまいました。
来年こそは試合を観に行って、最後まで堪能してきたいと思います。
11月13日(火)
【愚直に地道に徹底的に】
2007年1月から6月の半年間の販売台数で世界一となったトヨタ自動車。自動車需要の急拡大が見込める新興国市場にも工場の建設を急ぎ、今や日本を代表する「世界のトヨタ」として不動の地位を築こうとしている。
そのトヨタ自動車を率いているのは、2005年に社長に就任した渡辺氏。「愚直に地道に徹底的に」というスローガンは、氏が頻繁に使う言葉である。1台の自動車に使われる部品は今や2万点を超える。1部品が足りないだけで、自動車は完成しない。製造業としての原点に立ち返って仕事にあたれという意味合いが込められているという。
弊社も設立から3年と7ヶ月が経過した。5人の税理士たちの想いを、直接販売を通して形にして行くことが社員に課せられた使命である。「愚直に地道に徹底的に」をどこまで追求できるか。小さな会社なのでできることは限られているが、原点を忘れずに一歩一歩着実に前を向いて仕事をしていきたい。
目指すは仕事を通じての社会貢献。豊田佐吉の言葉を借りれば、「上下一致、至誠業務に服し、産業報国の実を挙ぐべし」。これからもお客様とともに前進あるのみ。
11月14日(水)
【夜間】
先日の朝、いつもより少し早く出勤してきた時に、会社の近くの広い道路で信号が青に変わるのを待っていました。その信号は他の信号より遅れて変わるので右や左の信号が点滅したり黄色に変わってゆくのを見てもうすぐ青になると思って待っていましたが、あにはからんや赤のまま変わりません。
「あれっ?」
同じように信号が変わるのを待っていた人たちもどうしていいかわからない様子でしたが、自分はどんどん道を渡ってしまいました。渡り終わる頃信号のところに「夜間押しボタン」と書いてあるのを見て「納得」。
ボタンを押さないと信号が変わってくれなかったのです。しかし、もうとっくに夜は明けていますし、明るくてとても夜とは言えません。これで「夜間ボタン?」
全然納得いかない気分でしたが、役所の決め事では「夜間」なのでしょう。不思議なことです。
11月15日(木)
【整理整頓】
最近、何かとやることが多くバタバタした日々を送っている。ふと気がつくと私のデスクの周辺は雑誌や本、資料などが積み上がっている。おそらく社内で一番散らかっているのは私のデスクだろう。
そんな折に、会社でオフィスの整理整頓、レイアウトの見直しをすることになった。ありがとうファンドも運用を開始してから3年が過ぎて、各種帳票類を格納しておくキャビネットも手狭になってきた。この機会に、入らないものは処分して新しいキャビネットを購入して整理整頓することになった。
他のメンバーは着々と整理整頓を始めているが、私一人だけ周回遅れ気味であせりを感じている。仕事が一段落したところで気合いを入れて整理整頓に着手しようと思う。
11月16日(金)
【安全神話】
アメリカでは今、「サブプライムローン問題」を契機に安全性、流動性が高い短期証券等を組入れて運用している“MMF”に資金が流れ込んでいる。要するに「MMFが資金の“避難商品”となっている」という記事を目にした。6年前の丁度今頃、当時の日本でも「安全」だと思われていたMMFの数本が元本割れを起こした。その原因は、俗に言う「エンロン事件」。当時、全米で売上高第7位、米国最大規模のエネルギー企業であった「エンロン社」が破綻した事により、そこの債券を組み入れて運用していた商品が元本割れを起こしたのである。その時点で日本ではMMFの「安全神話」はもろくも崩れたのである。
運用、投資の世界で「安全確実」という言葉は余程の事が無い限り使うことが出来ないが、我々が“資産形成を図る”上においては、可能な限りダウンサイド・リスクを抑えて利益を追求するファンドがその良し悪しを決める最大の要因である。ただ、組み入れ銘柄を選定する上で、優良企業と見られていたエンロン社のように、破綻の原因になった「巨額の不正経理と不正取引」は監査法人も関与しており、そうなると投資家や運用サイドから企業内容を把握する事は非常に困難である。「サブプライムローン」も細かく債券化されていろいろな商品に組み込まれてしまっているからその実態は表面的には分からず、しかもその商品が「格付会社」によって高い評価を得ていると投資家はつい安心して投資してしまうものである。
“避難商品”と言われているところを見ると、アメリカのMMFは“元本割れはしない”という神話がまだ残っているのであろう。確かに格付けもAAA(トリプルA)という最高ランクに位置していることで資金が大量に流れ込んでいるが、何処かで“石橋を叩いてみる”必要があるのでは無いだろうか。
市場は相変わらず乱高下を繰り返している。とりわけネガティブな材料が続出する事で暴落する局面が多い。今後もしばらくの間は日本の金融機関もその被害が明るみに出てきた「サブプライム問題」などの外部的要因や先物取引など投機筋に振り回される場面が多いだろう。
「安全」とは単に評価が良いとかこれまでは問題ない運用を行って来たということで判断する事は出来ない。運用方針や運用哲学に基づいて確実に運用されているかを時には確認する事が投資家に求められるのである。運用サイドとしても完璧にリスクを排除することは難しい。従って、“ファンド”しかも“ファンド・オブ・ファンズ”はリスクを広く分散しながら利益を追求する上で大変有効な商品だと考える。そして、丁寧に手を加えて徐々に大きく育って行く商品が“安全なファンド”だと思う。そして、それを将来に亘り継続される事によって“神話”になって行くと思うが如何なものか。
11月19日(月)
【基本に返る】
最近趣味のピアノをめっきり弾かなくなってしまいました。というのも引っ越してから実家に帰らなくてはピアノがないためで、最近は実家に帰る機会がなかったからです。
近く実家に帰る予定があるので、久しぶりに弾くから新しく弾いたことない曲も挑戦してみようと、楽器屋さんに行ってきました。弾いていない時間は長かったのですが、その間あの曲この曲と弾いてみたい曲をいくつか調べてあったので、その楽譜を見つけて譜面を見てみると・・・あれ?難しそう。特に難しい曲を選んでいるわけでもなく、自分の今までのレベルでは弾けそうなものばかり選んでいたはずなのに、どの曲の譜面を見ても難しそうに感じるし、音符が多くて面倒くさくも感じてしまいました。
社会人となってからは勉強としてではなく趣味でピアノを弾くようになって、多少は腕が衰えることもあったのですが、今では譜面さえ見る力も衰えていることに愕然としました。
結局その日は新しい曲をやるよりまず基本に返ることを選んで、何も買わず帰りました。一度衰えたものを元に戻すのは時間がかかりますが、また時間をかけてじっくりコツコツやっていきたいと思います。
11月20日(火)
【捨てる力】
社内のレイアウト変更に伴い、不要になった書類や雑誌類を処分している。この量が膨大だ。いつかは使うだろうと大事にキャビネットに保管している書類も、経験上ほとんど目を通すことはなく、大事なスペースを占有している例が多い。思い切って捨てるという判断も、スペースを有効活用する上でも欠かせない。
私は引越しを4回経験しているが、その度に押入れの奥から「不要なもの」が溢れ出てきた。思い出の類は別にしても、なぜ前の引越しのときに捨てなかったのか、思い出せないものも多い。今住んでいるところは、実家に比べて部屋数も少ないため、何か新しいものを買ったら、極力その分の何かを捨てるよう心がけている。
徐々にだが、会社の中にもスペースが生まれて来た。書類の処分の後は、バラバラになっているファイルの整理が待っている。これも早いうちに手を打たないと、結局誰も手をつけないまま埃を被ることになる。
保管書類も活用して何ぼ。しばらくは肉体労働で汗を流そうと思う。
11月21日(水)
【説明のつかないこと】
世の中には「説明のつかないこと」があることは誰でもわかっています。自分も先日そういうことに遭遇しました。
それはある朝の出勤の途中でした。家から駅までの道を歩いていると、横道から1人の女性が歩いてきて同じように駅に向かって歩いてゆきます。ここまでは全く普通の風景です。ところがその勤め人風の女性は傘をさしていました。
「あれっ?」
空を見上げても雲ひとつない快晴の朝です。「よっぽど日焼けをしたくないのかな?」と言っても11月の早朝です。空気は冷え込んでいますし、太陽もようやく出たばかりで街自体がまだ朝日の陰に包まれています。つまり日差しが当たり様がないのです。
「不思議の国のアリス」では、話の最初のほうで外套を着てとても急いでいるウサギにアリスが遭遇しますが、なんだかそんな話の中のひとコマのようでした。
傘をさした女性は駅に着くと傘をすぼめて改札を通って行きました。「なぜ傘をさしているのですか?」と尋ねれば多分納得の行く説明があるのだとは思います。例えば「歩きながら傘を乾かそうとしていた」とか。しかし見たところその傘はまるで濡れていませんでした。
いくら考えても、駅まで歩いている間に答えは発見できませんでした。自分には気がつかない何かがあるのかもしれませんが、それにしても「不思議だ・・・」
11月22日(木)
【地上デジタル放送】
週末、住んでいるアパートのテレビ回線の点検のため、管理会社から委託されているケーブルテレビ会社の方に来て頂きました。今回の点検は、地上デジタル放送を快適に見るための工事を行ったので、その確認のため各部屋を回っているとのことでした。
テレビ回線なのになぜケーブルテレビ会社が点検に来くるのか疑問に思っていましたので、点検が終わった後に説明していただきました。
なんでも電波障害地域のため集合住宅についているアンテナは飾りで使用しておらず、ケーブルテレビ会社側で受信した映像を光ケーブルで各集合住宅に配信する方式をとっているとのことでした。さらにBS/CS放送の映像も同じケーブルで配信しているので個別にアンテナを取り付ける必要がないとのことでした。私が知らなかっただけですが集合住宅はほとんど同様の形式をとっているそうです。
また、2011年に地デジに移行した後は上京したときに買った我が家のブラウン管テレビは使えなくなると思っていたのですが、変換装置を購入してデジタルをアナログに変換すれば今まで通りテレビを見ることができるそうです。
今までの疑問に思っていたことが解消されてとても良かったです。点検に来て頂いたケーブルテレビ会社の方どうもありがとうございました。
11月26日(月)
【最後の便り】
今月末を持って退職する事になり、いよいよ自分が執筆する最後の「ありがとう便り」になってしまった。思い起こせば当社にお世話になって約3年半、当時、「認可申請」で金融庁へ通った事がつい最近だったような気がしてならない。「時」が過ぎるのは本当に早いものだ。
「長期投資」による個人家計の資産運用の世界に携わり、お客様から「ありがとう」と言われる事を目標にこれまで歩んできたが、時間的に早すぎたためにそれが叶わず、唯一それだけが残念で仕方ない。
また、この「ありがとう便り」では恥じも外聞もなく稚拙な文章を晒し続けて来たが、内容に対するお叱りのメールや逆に心温まるお便りを頂いた事、友人、知人からの突っ込み等々深く心に残っている。また、業務面においてお客様の多大なるご協力により大過なく勤める事が出来た事に深く感謝する次第である。これまで多くの方々からの叱責や激励、応援があったからこそ今日まで来ることが出来た事は間違いない。
過日、大阪に在住で公私に亘りいろいろアドバイスをいただいている先輩に今回の報告をして来た。待ち合わせまで時間があったので夕闇迫る大阪城近くの「玉造」界隈を散策した際、瀟洒な教会(「大阪カテドラル聖マリア大聖堂玉造教会」)に立ち寄った。ここは熱心なキリシタンであった“細川ガラシャ”が住んでいた細川邸に隣接している教会である。戦国時代の乱世に翻弄された彼女の辞世の句:
「散りぬべき 時知りてこそ世の中の 花も花なれ 人も人なれ」
と詠んでいる。何とも潔く、一度聞いただけで虜になってしまった。大変おこがましいが話しだが、「何事も最後は未練を残さず、思いっきりよく辞める事が肝心」という意味と捉え、まさに今の自分の心境とが重複し、とても清々しい気持ちにさせてもらった句である。
最後になりますが、この場をお借りしてお客様のご発展とご多幸を心よりお祈りいたしまして、ご挨拶にかえさせていただきます。ありがとうございました。
11月27日(火)
【都内の紅葉】
韓紅(からくれない)、朱色、山吹色、黄檗(きはだ)色…赤色や黄色だけでは表現しきれない日本の美しい紅葉。休日に都内の紅葉を見に行ってきました。今見ごろの所もあれば、まだこれからという所もあるそうです。
私は駒込にある日本庭園「六義園」に行ってきました。六義園は元禄15年に川越藩主・柳沢吉保が築園したもので、中国の詩の分類法(詩の六儀)にならった古今集の序にある和歌の分類に由来したものだそうで、和歌の世界を庭園で表現しています。
池の周りをゆっくり歩きながら立派な松や紅葉を楽しむと気持ちが安らぎ、また日陰の方を歩くと少し湿った土のにおいを久しぶりに感じることもでき、都内にいることを忘れるほど自然を満喫できました。そんな見事な庭園を望みながらお抹茶をいただくのも風情があってなかなか良いです。庭園内にいくつか亭座敷があって楽しむことができます。
まだこれから紅葉が楽しめる所がいくつかあるので、また紅葉めぐりに出かけたいと思います。日比谷公園や新宿御苑はこれからだそうで、今週末くらいがちょうど見ごろかもしれません。
11月28日(水)
【タヌキの親子に遭遇】
連休最終日のポカポカ陽気の中、近くの田んぼを散策した。2時間ほど歩いただろうか、普段は桜の名所となる小高い丘の中腹になにやら動物らしきものが見えた。犬の親子かと思いきや、近づいて行くに連れ、それがタヌキの親子であることが判明。南斜面で心地良さそうに砂浴びをしていた。
狸はネズミ、カエル、鳥類の他、木に登って柿やビワのような果物を食べるという。周辺には田んぼあり、柿の木ありと、彼らにとって最適な住環境なのだろう。またこの場所は農業道路とあって車はほとんど通らない。交通事故ともの無縁のようで、子育てにはもってこいの場所だ。
産直でビワを買い、しばらくタヌキの親子を観察しながら、身体も心も温かく家路に着いた。
11月29日(木)
【思い込み】
通勤途中に建て替え中のビルがあります。通勤のたびに傍を通るので、古いビルが解体される時から眺めてきました。ビルが壊されて、次には深く穴が掘られて基礎工事が始まって、と順調に工事が進み いつの間にかもう直ぐ完成というところまで来ています。一階にはコンビニが入る予定なので全面に大きなガラスが入っていて中が良く見えます。
先日通りすがりに中を見ると床に「とまれ」と書いてあります。厨房設備などもあるので作業中に人と人がぶつからないように書いてあるのだろう、と思っていました。翌日もまだ書いてあるので「作業が遅れているのか?いつになったら消すのだろう」と思っていました。今朝やはり傍を通りながら「とまれ」の字を眺めていて、突然これは書いてあるのではなくて横の道路の「とまれ」が映っているのだと初めて気がつきました。考えてみればそんなに広くないコンビニの店内の作業をするのにいちいち「とまれ」もないものです。
後から考えると全く理屈に合わないのですが二日間ほどすっかり勘違いのまま思い込んでいました。
世の中の多くのことは思い込みと勘違いで動いていると思っていましたが、正に自分がとんでもない思い込みをしていました。反省!!
11月30日(金)
【テレビドラマ】
最近、面白くて見ているテレビドラマがあります。木曜日22:00から放映されている『医龍Team Medical Dragon2』です。普段あんまりドラマは見ませんがこれだけは毎週見ています。
前作パート1は医局の教授選と絡めて主人公のチームが難しいバチスタ手術に挑戦していくストーリーでした。原作コミックを追い越してしまった関係もあり、パート2は完全なオリジナルということで、放映前からどんな内容になるか興味津々でした。
ストーリーは、外資系ファンドが病院を買収して儲けようと画策していく設定で物語が展開されていきます。最近の世相を反映しているなと感じました。
医療関係の知識がさっぱりないので手術シーンや専門的な話はよくわからず、ただすごいなと見ているだけですが、このドラマの面白いところはチームワークの大切さを教えてくれるところです。どんなに優秀な人でも一人で存在することはできず、まわりの人がいてこそ自分が生かされているということを改めて感じます。
チームワークの大切さはどんな仕事にも共通することではないでしょうか。誰かがサボって何もしなければ、必ず誰かがそれを補わなければなりません。反対に凡人でもお互いに欠けている部分を補って力を合わせれば、1+1=2以上のことができると思います。
話は戻りますが、ドラマ『医龍Team Medical Dragon2』もいよいよ後半に突入して目が離せない展開になってきました。まだご覧になったことがない方は是非一度観てみて下さい。おすすめします。

