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ありがとう便り

8月1日(水)

【depend on myself】

「ありがとう会」が終わって帰宅する途中、羽田空港を利用する場合は「たまプラーザ」までの直通バスを必ず利用している。所要時間約50分、隣に誰も居ないシートに持たれ自分ひとりの空間でいつも冷静に「ありがとう会」での言動を振り返る「反省会」の時間帯になる。「ああすれば良かった~」、「こう話せば次の話題に繋がったナ~」等々。まだまだ場に慣れていない事もあるが、頭の中が整理されていない証拠であろう。

「ありがとう会」で理路整然と話しをするには、不断の勉強や努力だけでなく、他のセミナーなどに参加して“話術”を参考にする事も良いだろう。そして何より大切な事は、いろいろ自分風にアレンジして自分の気持ちや想い、情報などをご参加いただいたお客様に伝え、少しでも“来て良かった~”と感じていただける事が大切なのである。余り気張りすぎるとガチガチになってしまい面白味が無い、あれもこれも・・・と盛り沢山にするとピンボケになり易い。この兼ね合いが今の自分の課題であるとつくづく感じた。そしてこれは決して他人から教えられるものではなく、自分自身が経験して乗り越え、切り開いて行かなければならない課題であり、要するに自分の取り組み方、考え方次第なのである。

土曜の夜、そんな事を考えていたら瞬く間にバスは横浜港に差しかかっていた。眼下の埠頭はオレンジ色に輝く無数のライトで幻想的な世界が広がっている。ベイブリッジを渡り本牧JCTで首都高速湾岸線から首都高速狩場線に入ると間もなく右手に「MM(みなとみらい)」の大観覧車のイルミネーションをバックにライトアップされたマリンタワーが目の前に飛び込んでくる。このルートの中で一番気に入っている地区である。

車中での反省を次回の「ありがとう会」に活かし、今度この地区を通過する時には今よりグレードアップした「反省会」、いやほんの僅かでも「充実感」や「達成感」を覚えられる様、日々自己研鑽を積んで行く所存である。

8月2日(木)

【身近な所でも影響が】

イギリスに住んでいる友人がギリシャ人と結婚する事になり、今年の4月日本に帰ってきて結婚式を挙げました。その勢いで9月にギリシャでも結婚式を挙げようということになり、私も招待されていたので夏休みを利用してギリシャへ行く予定でした。が、一向に連絡が来ません。どうしたものかと心配しているうちにかれこれ4ヶ月が経ち、昨日ようやく連絡が取れました。

ギリシャの労働ビザを取得するためパスポートを提出しているのですが、ビザがまだ取れてなくて現在パスポートが手元にないのだそうです。本来ならばもうパスポートが戻ってきて今頃はギリシャに行って式のための最終準備段階の予定のはずでしたが、テロの関係からパスポート検査が厳重になり、ビザを取るのに8ヶ月~1年かかると言われたそうで、しかたなく式を延期することにしたそうです。

今でも何度もテロの警告が出ているし、毎日のようにどこかで胸が絞めつけられるような事件が起こっています。この均衡の崩れた世界はいつか治まるのでしょうか。

8月3日(金)

【事の真相】

毎年この時期になるとソフトボール大会の人数合わせのためか、大学の大先輩から声がかかる。普通ならば、後輩である我々が会場の準備から人数の確保に至るまで動かなければいけないところだが、ことソフトボール大会だけに限ってはそれを認めてもらえない。なぜなのか?ずっと疑問だった。

私は本年度よりOB・OG会の会計を任されているが、先週の土曜日にOB・OG執行部会に出席して初めて事の真相にたどり着いた。恐る恐る会長に理由を尋ねると、驚くことにソフトボール大会の打合せと称して毎年新潟に出かけていることが分かった。そして、そこでは飲めや歌えのドンちゃん騒ぎ。ソフトボール実行委員会(闇組織)だけの特権だそうで、「実に楽しい」らしい。宿泊施設もOGが経営している場所とあって宿泊代は無料。特権中の特権である。収容できる人数に限りがあるため、そこは「外交機密」。なんと、20年以上も前から組織されていた。

全国に散らばっているソフトボール実行委員会の面々が新潟に集結し、昔の武勇伝に話が弾む。初めて「お前も行くか」と声が掛かったが、今年は先約のため残念ながら参加できなかった。「特権」を利用できる役職任期中のあと2年のうちに、是非ともその「機密」に触れて見たい気もするが、意味深な会長の笑顔に怖さも感じる。因みに外務省OBのその会長の口癖は「裏を読め」である。なるほど、経験に裏打ちされた一言には妙に含蓄がある。

聞くところによると参加している実行委員の先輩方にも良心の呵責があるようで、会場探しと人集めは執行部が率先してやっているそうだ。とはいうものの、会場も顔ぶれも毎年ほぼ同じ。この一言に諸先輩方に囲まれ小突かれる。

今週の日曜日、いつもと同じグラウンドに現役、卒業生、そしてその家族や友人も含め200名以上の老若男女が集う。プレイボールは午前10時。夏バテのせいか、体調が優れないため参加を見送る予定だが、「用意周到」なはずの今大会がどうなることやら。楽しみである。

8月6日(月)

【日本の人口増加(続編)】

先日ペットが日本の人口(?)を増やしているという珍説をありがとう便りに書きました。

我が家にも日本の人口を1匹分増やしているネコ人がいます。残念ながらと言うかおかげさまでと言うか、経済成長に大きく寄与するような費用はこのネコの場合はかかっていません。衣類代もこの派手な首輪ぐらいのものです。


お気に入りのようで、得意げです。

彼女で特別なこととしては、結石の病歴があるので病院でしか買えない特殊なご飯を食べていることぐらいです。この子の悩みは便秘がちなことです。ネコは自分の毛をなめておなかに溜めてしまうので、便秘と重なるとひどいことになります。悩んだ末に「ヨーグルト」を試したところこれが効果アリ。飼い主(親?)も一安心です。(写真はヨーグルトを食べているところ。最初の頃は嫌がっていましたが、効果を実感したのか最近は結構気に入っています)


最初は苦手でした・・・逃げそうだ。

団塊の世代の人は子供が独り立ちして家を出るケースが多いのでペットを飼う人が増えているようです。そのうち団塊ジュニアの世代もペットがいないとつまらないと思ってペットを飼う人が増えるでしょう。こうして日本の人口(?)は更に増えてゆくと思います?!

8月7日(火)

【花火大会】

先週末の土曜日に自宅近くで花火大会があった。毎年この時期行われる恒例の行事である。最初は特に見物しに行こうとは思っていなかったが、近所で買い物をしていると周りの人達がみんな花火大会見物モードになっているのに影響され、折角なので見に行くことにした。

花火大会は、自宅から歩いて5分くらいのところにある河川敷まで行けば見物することができる。家族連れやカップル、仲間内のグループ等が芝生の上にビニールシートを引いて見物していた。中にはバーベキューをしながら花火見物をしている者もいた。

この花火大会のメイン会場は川のもっと上流にあるので、私は花火を見ながら河川敷沿いを上流の方へ向って歩いていった。だんだん大きくなる花火を見物するのもなかなかいいものである。2キロくらい歩いたところにサブ会場がありたくさんの人達がそこで見物していた。ここまで来ると花火がかなり大きくはっきりと見えるようになった。 メイン会場まではさらに数キロ先なのでこの辺で見物することにした。色とりどりのきれいな花火を見ていると時間を忘れてしまいそうになる。

この花火大会は区と市が同時開催するもので花火の発数は14,000発であり、昨年の人出139万人だったそうである(ちなみにあの有名な隅田川花火大会の昨年の人出は95万8千人である)。昔、電車に乗ってメイン会場の方に見物に行ったことがあるがその時はすごい人で行くのも、見物するのも、帰るのも大変だった思い出がある。それに比べると今回見物した場所は多少花火が小さく見えるが非常に穴場の花火見物スポットだと思った。

蒸し暑い日が続きいよいよ夏本番という感じだが、夏の風物詩である花火はやっぱりよいもので、暑さを忘れさせてくれる一時の清涼感を与えてくれた。

8月8日(水)

【危ないから】

止めなさい!! 先日、いつもの川沿いをジョギングしていた時、やんちゃそうな男の子をお母さんがたしなめている光景に遭遇した。日中に比べて多少涼しくなった夏の夕方、二人で散歩に来ていたのであろう。子どもは川の水に触れたいのか、それとも泳いでいる大きな鯉を間近で見たいのか土手を駆け降りようとしている瞬間であった。しばらくして振り返るとお母さんと子どもが手を繋いで歩いていたので結局男の子は川べりまで降りられなかったのだ。

もしあの男の子がお母さんの制止を振り切って土手を駆け下りたらどうであったろうか?無事に川まで辿り着けただろうか、多分途中で転んで“擦り傷”でも作るか、勢い余って川に落ちてしまうのが関の山だっただろう。或いは急斜面とそれに伴う加速にビビッて慎重になるか・・・何通りかが考えられる。怪我も可哀そうだが、この場合の最悪は川に落ちる事であろう。万一落ちたとしてもそんな危険な場所ではないが、子どもの安全を願うお母さんとしては心配なのは無理もない。ただ、子どもからするとどんな気持ちであっただろう。・・・自分としてはチャレンジして欲しかった。

例えどの様な小さな「リスク」でも果敢に取る事によって「適応力」は確実に身に付くのであり、そんな経験を積み重ねて行くと大人になって敢えて誰かに「リスクを冒せ!!」と言われなくても自分自身で今後の事態をある程度予測しながら臨機応変に行動出来るものである。もちろんリスクを冒さないで平穏にマニュアルどおりに生きるのも良いと思う。ただし、得てして幼少期の俗に言う“お利口さん”が時間の経過と共に”小利口さん“へ進化?してしまう点には厳重注意!!それを避けるためにも幼少期において果敢に“リスクを冒して得る経験”は人生において決して無駄ではないと痛切に感じるのである。

我が家では大学一年の息子がこの夏休み中に友達と“東南アジア”へ行くという話しを女房にしていた。女房は“そんな危ない所でなく、もっと安全な所へ・・・”と、まるで川べりでの母親と同じ様な事を言っていた。自分は「東南アジア」大賛成、と言うより海外何処に行っても国内よりリスクは付き纏うものであり、自分を窮地に追い込むには絶好のチャンスである。“親に言われたから・・・”と青年男子が躊躇するくらいなら一生大人しく箱の中に入って、他人からの指図どおりに生きていけば良いだけの話しである。大学生活最後の夏休みを迎えている上の息子もまだ詳しくは聞いていないが海外へ行くらしい。今、旅費を稼ぐためにそれぞれバイトに勤しんでいる彼等がこの夏、「大いにリスクを冒し」いろいろ見聞する旅に必ず出る!!・・・と頑なに信じている。

8月9日(木)

【不思議な楽器】

先日ぶらりと立ち寄った雑貨屋さんに懐かしい楽器が置いてありました。その楽器の名前は“カリンバ”。アフリカの民族楽器の一つで、板や箱の上に不ぞろいに並んだ細い鉄や竹棒を親指の爪で弾いて演奏する楽器です。素朴な楽器ですが不ぞろいの音は適当に弾くだけでも不思議な曲が作れてしまう面白みがあり、アフリカの民族の人はどこか遠くまで歩いていく時、これ一つあれば演奏に没頭してあっという間に到着できる、なんて聞いたことがます。あまり音は出ないので、一人で楽しむのに向いています。

これを学生の頃、作ったことがありました。割と簡単な作りなので、ホームセンターで板と細く切ってある鉄や真鍮、竹棒などを準備すれば作れます。自分で西洋音階が出るように弾く棒の長さを調節したり、色々な材料によって響きを変えるなど、独自に工夫してみても面白みがありました。

そんなカリンバを久しぶりに見つけ、手にとって弾いてみました。かなり使い込まれたそのカリンバは、懐かしいその頃の思い出を乗せてお店の中で小さく響きました。

この時期、お子さんが夏休みの自由研究で何しようか迷っているという方、民族楽器作りなんて薦めてみてはいかがですか?

8月10日(金)

【変化をつくる】

前職の話になるが、経営企画部門に異動になり直属の上司となったのが、某外資系企業から引き抜かれてやってきたH氏。思っていることを口にしない他の管理職にもズバズバ意見を言い、経営的視点から業務を進めることの大切さを訴え続けた。はじめは反発があったものの、徐々に社員の中に危機意識が芽生え、会議も「報告会」から意見を戦わせる「戦略会議」へと変わっていった。もっとも、叩き上げの管理職とは毎晩遅くまで口喧嘩をしていたが。そんな敵の多いH氏だったが、我々部下には今やっている業務がP/L、B/Sのどこに影響を及ぼすのかを懇切丁寧に説明してくださり、「目の前の業務がいつも経営に直結していることを意識しろ、自分の頭で考えろ」が口癖だった。H氏の期待に応えるべく、私も優秀な後輩たちから力を借り楽しく仕事をすることができた。

今週、H氏と食事をする機会があった。その場で「何がH氏を動かす原動力になっているのか」を尋ねた。「変化をつくることが楽しい」という回答だった。「変化についていく」ことは辛いことだが「変化をつくる」ことは楽しく、それが仕事と直結すれば毎日も楽しくなる。仕事も家庭も楽しくなければ長続きはしない。

なるほどH氏の言うことは尤もであり、常に「変化」を求められる今の会社にあって大事にしていきたい言葉だなと思う。自分の頭で考えろ。仕事中にこの言葉が思い出される。

「もう一度、一緒に仕事をしないか」がH氏の食事後の決まり文句だったが、興味のある仕事で、しかも上司やお客様にも恵まれており、「変化をつくっていける」今の仕事が楽しいと今回は自信をもって断ることができた。H氏も嬉しそうだった。

仕事の進め方や心のセルフマネジメント等、人生の大先輩から学ぶことは非常に多い。Hさん、今後ともご指導をお願いいたします。

8月13日(月)

【女性の時代】

8月6日の日経新聞の夕刊に「将棋の女流2団体ファンに接近」という記事が出ていました。この見出しだけでは何のことか?とお分かりにならない人がほとんどだと思います。

女性のプロ将棋棋士は56人だそうですが、今年の5月にこのうちの17人が日本将棋連盟を脱退して日本女子プロ将棋協会を設立し、39人は男子プロと同じ日本将棋連盟に残りました。もともとは全ての女子プロがまとまって独立する予定でしたが、独立の過程のごたごたで2派に分かれてしまいました。独立の動きが出た理由は日本将棋連盟における女流棋士の立場の弱さでした。連盟では、女子は理事も出していませんし総会で投票する権利もありません。女子のタイトル戦の運営にも関われません。それを不満とする人たちが独立して新団体を作ったのです。記事の内容は新団体と日本将棋連盟に残った女流棋士会がそれぞれのファンやサポーターを増やそうと様々なイベントを企画して競い合っているという内容でした。

男子プロの将棋指しの存在はある程度は世間に知られているでしょうが、女性のプロ棋士はそれほど知られていないでしょう。しかし今や「女性の時代」という言葉自体が時代遅れな位女性の社会進出は当たり前です。カウンターで寿司を握る職人さんから、酒つくりの杜氏、神社の神主さんに至るまで、今まで男性の職業のイメージが強かった仕事に女性が就くケースが出ています。

女流の将棋棋士たちも、大いに競い合って自分たちの存在と将棋の面白さを世の中にアピールして欲しいと思います。

8月14日(火)

【トマト】

連日猛暑が続き、気が狂いそうになるほど暑いと必ず思い出すのは学生時代の夏合宿である。高校、大学と夏の合宿はすべて長野県であった。長野県と聞くと一見涼しそうであるが、確かに朝夕は東京に比べると清々しく感じたような気もするが、思い出に残っているのは練習中の“灼熱地獄”だけである。特に高校時代は今ではタブーとなったが練習中に“水を飲んではいけない”時代である。しかし、そう言われても無理である。練習の途中に入る休憩時には「うがい」を認められていたので、そこでは必ず“飲んでいない振りをしながら”「水分補給」を行うのである。

「水を飲むと走れなくなる」とか「身体によくない」などと言われ一応我慢を試みるが、如何せん身体が水分を欲しているので誰が何と言っても“供給してやるしかない!”のである。水分補給をした後は“きっと自分だけ走れなくなっているんだろうナ~”なんて後悔の念やら不安を抱きながら練習に戻るが、予想を超えて普通に走れるのである。そして練習にもしっかりついていける事を発見してからは休憩毎の“水分補給”は自分の中では当然の事となった。しかし、果たして周りの人間はあの時本当に水を飲んでいないのだろうか???

合宿地は3年間同じ諏訪郡富士見町という場所であったが、練習場のすぐ隣に“トマト畑”があり、毎年真っ赤に完熟したトマトが沢山実っていたのである。練習終了後、当然一年生はグランド整備と後片付けを行ってから宿舎へ戻るが、日暮れ迫るある日、トボトボ畑の横を歩いていたら、農家の方が何とトマトを“食べていいヨ!!”と言ってくれたのである。我々一年生は空腹と喉の渇きでまさに“神の声”であった。そして、その味は見た目どおりこの世のものと思えないほど美味しく、農家の方が言うには何でもそのトマトは“加工用”とかで、確かケチャップとか缶詰めになると言っていた。

今の時期、休日の夕方に行っているジョギングの後、ひと風呂浴びて冷蔵庫からトマトを取り出し、“ガブッ”と噛み締めた瞬間、高校一年のあの光景を思い出すのである。ただ、あの時と同じ真っ赤に完熟した美味しいトマトにはそれ以来一度も出会っていない・・・。

8月15日(水)

【「ただいま」を言いたくなる店】

私の家の近くに韓国料理のお店があります。韓国人のおかみさんがされているお店で、飾り気の無いその小さな食堂からはいつもいい香りと楽しそうな笑い声でいっぱいです。

おかみさんはとても元気で世話好き。食べ方まで手取り足取り教えてくれます。私もサンチュにお肉と味噌とナムルをのせてきれいに包んで・・・とまごまごしていたら横から取られて口に押し込まれました。それも2回・・・。きれいに包むのではなくて、ぎゅっと小さく丸めて一口で食べるものなんだそうです。またお隣にいたお客さんは冷麺を喉につまらせて咽ていたら、おかみさんが背中を叩いてあげていました。それがなぜかグーで。そんなことがよくあります。

これだけだと聞こえが悪そうですが、お店に来るお客さんはみんなそれを楽しみに、逆におかみさんにお世話されたいようです。そんなお世話を見てみんなが温かい笑顔になります。

お店を出るときは「また来てね!」と外まで見送りに来てくれるおかみさん。来るお客さんがみんな家族のようになるような温かいお店は、「ただいま」が一番似合う家庭的なお店です。

8月16日(木)

【麦藁帽子と畑仕事】

近くの農家から野菜を頂く機会が多い。曲がったキュウリや瓢箪のような形をしたナスなどお店には並ばない野菜だ。土がついたままの野菜には、時として何ともいえない鮮やかな色をした虫がついているが、それもご愛嬌で新鮮な証拠である。当初は悲鳴を上げていた妻も、度胸が据わってきたのか指で外に弾き出している。

食べるだけでは本当の美味しさを味わえない。そんな私の希望を叶えるべく、チャンスが到来した。妻の職場の先輩の家は農家である。アスパラガスの収穫が最盛期を迎え、人手が欲しいと頼まれた。収穫後のバーベキューという言葉に惹かれ、週末は畑仕事に汗を流すことが決まった。採れたてのアスパラガスは水分が豊富で、生で食しても美味しい。

麦藁帽子を被って朝早くから畑仕事に勤しんでいた亡き祖母を想いながら、精一杯収穫を楽しみたい。

8月17日(金)

【グループサウンズ】

先日ふとテレビのスイッチを入れると、昔一大ブームを巻き起こしたグループサウンズの色々なグループのメンバーがそろって出演していた。グループサウンズといっても今の若い人は知らないだろうが、40年位前には大変な人気だった。大体メンバーは4-5人。痩せてスタイルのいいのがそろい、その中でも長髪・脚が長い・格好いい奴がリードボーカル、という構成のバンドが多かった。例外として「ゴールデンカップス」のように体重たっぷりのメンバーがいるバンドもあった。

今となってはみんな「いい年のおっさん」になっていた。番組でそれぞれのバンドの若い時の写真が写された時、あるバンドのメンバーを見て急に思い出した。自分が若い時にその人に似ていると友人に言われたことがあったのだ。余り有名でないバンドで、しかも「その他大勢」の感じでギターを弾いている人だから「似ている」と言われても嬉しくもなんともない。ただ目の感じと鼻の格好が似ていたのだと思う。テレビに映った「その人」も相応に年を取っている。今でも似ているか、と言えばこれだけ時間が経てばもう似てはいない。しかし名前も知らない人にも拘らず、昔の友人の一言を思い出したら、この人もなぜか懐かしい友人のような気がした。いずれにせよ、お互いにこの40年余りを生き抜いていま生きていることは確かだ。名前も知らないXXさん、お互いに歳を取りましたね。

8月20日(月)

【人材マネジメント】

起業家向けの本を数冊図書館で借りてきて読んだ。特に人材マネジメントに関する部分には以前から興味があって色々な本を読んでいる。

一般的にベンチャー企業に就職する人は給料や待遇等の定量的な側面よりも、やりがいやそこでどのようなキャリアを積めるか、あるいは経営者の魅力など定性的な側面を重視する傾向があるという。また、そのような人材は厳しい目で企業や経営者を評価している。当然、企業側はその辺を考慮しておかないと優秀な人材を確保することは難しいし、仮に採用してもすぐに辞めてしまうだろう。

仕事の量と質に応じた適切な割り振り、公正で透明性のある評価が確立されていなければ真面目に働いている者はやる気を無くしてしまうだろう。そして、そのような組織が持続的に成長していくことは難しいと思う。

人材マネジメントはどんな組織でも重要であるが、特にベンチャー企業に関して言えば事業の成功も失敗も人次第である。

かくいう弊社も設立3年ちょっとのベンチャー企業。今後の会社の成長は人材マネジメントの出来次第である。

8月21日(火)

【働く…】

現在、約4,600名のお客様と「ありがとうファンド」を通してお付き合いさせていただいている中で、ありがたい事に個人的な繋がりを持たせていただいているお客様が数名いる。これまで一度もお目に掛かった事のない方々が多いが、主にご年配の方々からは手紙或いはFAX、若い方々からはメールでやりとりさせていただいている。

先日いただいたメールでは、「地域の活性化」を考える上で“あなたの「お金」を働かせよう!”というタイトルでお客様が代表となっている実行委員会が主催となり「勉強会」が開催される話しであった。その実行委員会には地元商工会議所をはじめ日本政策投資銀行、役所の方々などが名を連ね、地域活性化に対して本格的に取組んでいる姿が見受けられる。そして、送られて来たメールには勉強会のチラシ(草案)が添付されてあり、その中の一節に“「働く」という言葉は「はた(傍・側)を楽にする」という意味がある”と記してあった。

これまで自分の中で「働く」という言葉の響きは何か重苦しい雰囲気を醸し出していたが、“傍楽”という“文字”を見た瞬間、これまでの“働く”という言葉のイメージが一新され、何か不思議にも“ワクワク”する気持ちにさせられた。

考えてみると人間誰しもこの世に生まれた瞬間から必ず誰かのために「傍楽いている!!」と考えた時何かとても面白くなって来た。そしておカネにも「傍楽」場を提供する事により、我々の生活や地域に潤いを持たせるのではないか・・・。尤もそれを実現させるのが弊社のミッションなのである。

来月お客様が開催される勉強会の前日に丁度あちら方面へ出張に行く予定が急遽入った。勉強会のゲストスピーカーの一人にはここまで育てていただいている“我が師匠”が呼ばれている事もあるので是非その勉強会に参加させていただこうと思っている。そしてその後どこかでお客様と一献傾けながら「傍楽」に関連していろいろ語りあう事を今から楽しみにしている。

8月22日(水)

【冷やしパスタ?始めました】

毎日暑い日が続いております。こうも暑い日が続くと食欲がでない日もあります。そんな時はさっぱりとしたものを食べていますが、食べるものとしては定番のそうめん、冷やし中華、冷やしうどん・・・意外とレパートリーがありませんでしたが、最近我が家に冷製パスタがレパートリーに加わりました。(また麺ものですが)

トマトとバジル(イタリアンパセリでも可)にニンニクのみじん切りとオリーブオイル、天然塩など混ぜてマリネにします。茹で上げたパスタを氷水でさっと冷やし、マリネとからめれば出来上がり。意外と簡単でおいしいものが作れます。パスタを一番細いカッペリーニにするとすぐに冷やせるし、盛り付けた見た目も涼しくなり食欲をそそります。

今まではトマトを使ったものが多かったですが、今度は和風冷製パスタにも挑戦してみたいと思います。

8月23日(木)

【 Typhoon,Hurricane,Cyclone 】

日本列島を毎年のように襲う台風。これは北西太平洋で発生する熱帯低気圧を指す。北東太平洋及び大西洋で発生する熱帯低気圧はハリケーン、インド洋・南太平洋で発生するのをサイクロンという。

中学3年生の時の英語のテストでは毎回の試験に「英文の説明と対応する熱帯低気圧を次の選択肢から選べ」という問題が出題された。中間試験、期末試験の年6回も出題されれば、英語嫌いの誰もがその発生する場所と低気圧の名称を覚えてしまう。反復学習の効果ここにあり。それにしても先生はなぜこの問題にこだわったのか。

理由はともあれ、ニュースを見ているとき、熱帯低気圧の名称を聞くと瞬時に発生場所とその周辺の国名が頭に浮かぶため少しは役に立っているようだ。

しかしながら、肝心の英語の授業の内容が全く思い出せない。

8月24日(金)

【変化のタイミング】

昨日の23日は二十四節気のうちの「処暑」でした。この言葉の解説には「暑さが峠を越えて後退し始める頃」とあります。

今週のある日、今年の夏の象徴のような「猛暑日」の夜に、にぎやかな蝉の鳴き声と共に「秋の虫」の音が聞こえてきました。夜になっても30度を超えるような暑さにはまるで似つかわしくない。そう思っていましたが、考えてみれば虫には虫の「生命のリズム」があって、それが「そろそろ鳴き始めなさい」と命じているのかもしれないとも思いました。そういえば、だんだんとツクツクボウシの鳴き声も目立ってきた気がします。市場と同じで「変化のタイミング」がはっきりとわかるのは後になってからです。来週はもう8月も最後の週になります。「暑い、暑い」と毎日唱えている間に秋への切り替えが始まっているのかもしれません。

8月27日(月)

【かばん】

自分が通勤に使っているかばんは使い始めてから13年経っている。誕生日祝いで家族にプレゼントされたものだが気に入って長く使っている。古くなっているし見栄えは良くないが「馴染み」とは不思議なもので通勤の時にこれをもっていると落ち着く気がする。何年か前に中張りの布が破けてしまって修理に出したが、外見は特に問題がないのでまだまだ使えそうだ。

ふと考えたが、「長期投資もこんなものでいいのではないか?」
その心とは、1)特にブランド品ではないので「割高」とは縁がない、2)外見は立派ではないが案外しっかり出来ているので長期間の使用に耐えられる、3)長く使って愛着が湧き、持っているだけで心が落ち着く、というものだ。

逆に投資で避けたいのは、「ブランド品で名前は有名だがその為に『割高』で、プライドはくすぐられるけれども実質的な価値は低い」ものだ。名前に惹かれて持ってみても、自分に合わなければ落ち着かないだろう。買い替えたりすると高くつく。かばんの「ブランド品」は持っている人の好みだから問題はないが、「投資のブランド品」は気をつけないとあとで後悔する事もあるので気をつけないといけない。

8月28日(火)

【挨拶】

来月、以前勤めていた会社の後輩が結婚することになった。

苦しいプロジェクトを一緒に乗り越えてきた後輩の結婚なので大変嬉しいものである。結婚式は、神奈川県逗子にある「シーサイドウェディング リビエラ」で挙げるそうである。

先日、前の会社のメンバーで集まったときにどうしてそんなに遠いところにしたのか後輩に直接聞いてみると、何でも相手側の強い希望でそこ以外の場所は考えられないと言われたそうである。また、交際がスタートした時期を聞いてみると、ちょうど私が前の会社を辞めてありがとう投信に入社した時だというから不思議なものである。(つまり、彼らの交際年数と私のありがとう投信での勤務年数はイコールである。)別れあれば出会いありではないが世の中面白いものである。

そんな後輩から2次会の乾杯の挨拶をお願いされた。喜んで引き受けたもののこういう経験はあまりないので正直何を話したらよいか悩んでいる。とりあえず図書館や書店でスピーチに関する書籍に目を通し、一緒に働いていた頃のエピソードや後輩の良い部分等を洗い出して、それらをもとに原稿を準備しようと思っている。

もうあんまり時間がないので、そろそろ本腰を入れて取り組んでいきたいと思う。

8月29日(水)

【夏草や…】

先週一週間、夏季休暇をいただいた。休暇に入る前の17日までの株式相場は米サブプライムローン問題に端を発した信用収縮問題、大幅な円高などを受けて東京市場は大暴落に見舞われた。所詮この問題は米国の民間住宅ローン会社、ヘッジファンドそしてそれぞれに融資した金融機関や投資した投資家が被害を被っているだけの話しである。東京市場はニューヨーク市場の大幅下落を受けた“調整売り”と相変わらずマスメディアに煽られた“狼狽売り”でまさに“(株式の)バーゲンセール”状態であった。

そして、夏季休暇初日(20日)、週明けの相場は予想通りの大幅反発。先週一週間は堅調な動きで終始した。尤も今回の問題による“信用リスク”の高まりと、そこから波及した“信用収縮”が今後どの様な形で収拾して行くのか不透明感は拭えないので当面は株価が大きく変動しやすいボラタイルな展開が予想されるが、日本においてサブプライム問題への直接的な関わりはなく、ファンダメンタルズ、企業業績面、或いはPER、PBRといったバリュエーションに着目した買いを見越し、我々はどんな時でも“どっしり”構え“調整売り”“狼狽売り”には果敢に買い向かって行くのみである。

休暇中、それまで世間が暴落相場に振り回されていたこの数週間を振り返ってみて、芭蕉の詠んだ“夏草や兵どもが夢のあと”ってこんな気持ちの時に出来た句なのかな・・・?なんて日々の慌ただしさから離れ、蝉の鳴き声をバックにゆったりとした時空の中で思いを馳せていた。

8月30日(木)

【夜の美術館】

JR目黒駅の近くににある東京都庭園美術館。先週末から一週間、夜間開館を開催しているので行ってきました。この美術館は昭和初期に朝香宮邸として建てられたアールデコ様式の建物をそのまま美術館としているので、歴史的価値のあるこの建物自体が美術品のようなものです。

昼間見る建物の雰囲気も素敵なものですが、昼間とは違う夜の静かな雰囲気もなかなか良いです。まず入り口を入るとルネ・ラリックの作品であるガラスのレリーフが淡くやさしい光を放ちながらお出迎え。建物の中も家の温かい明かりに包まれた数々の装飾や部屋ごとに違うシャンデリアが放つ光で、日中では見ることのできない美しさを放っています。またちょうど開催しているものが舞台芸術の世界だったので、展示されているきらびやかな衣装と舞台美術が部屋の内装とうまく溶け合い、少しだけ優雅な気持ちにさせてくれました。

美術館というと昼下がりに文化、芸術を楽しむということが一般的ではありますが、夜の美術館というのもなかなかオツなものでした。

8月31日(金)

【市民体育大会】

9月の3連休に市民体育大会が開催され、水泳競技の部で私は一般100メートル平泳ぎと400メートルメドレーリレーにエントリーしている。それに向けて土日は専ら市民プール通いが続いているが、上手い具合に調整が進まない。伴に参加する仲間も、連日連夜の酒盛りが祟って、ぽっこりお腹が邪魔をしているらしい。

これはもう感覚の世界なのだが、身体に水が密着する「確かなもの」を味わうことが出来れば「絶好調」。北島康介の「超気持ちいい」という感覚が正にこれである。ちょっとでも身体を伝わる水流に違和感があれば「不調」ということになる。経験上タイムにして1秒は違ってくる。

競技に参加する選手という立場に加え、水泳連盟の依頼で大会三日間の救助係も務めることが決まったため、重い身体を何とかしなくてはと筋力トレーニングも再開した。ダンベル、ビリーズブートキャンプ、子どもを抱えてのスクワット・・・。

市の消防本部で働く高校の後輩B君とは、ここ数年個人種目で抜いたり抜かれたりの真剣勝負が続いている。2年前は0.95秒差で私に軍配。昨年は0.54秒差で負け。果たして今年はどうなるか? 

結果は9月後半のありがとう便りで。

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