2月1日(木)
【深刻化する水不足】
干ばつに苦しむオーストラリア北東部クインズランド州政府が、下水を飲料用にリサイクル処理した水を同州の一部で2008年から使用すると発表した。 オーストラリアは現在、史上最悪といわれる干ばつに見舞われており、同州の水源は09年に枯れるという。水分を補給しなければ人間は生きていけない。待ったなしの状況である。
水不足の深刻化はオーストラリアだけの問題ではない。世界では11億人が水を十分に利用できていない状況があるなど、人口増や工業化を背景に世界の水不足は深刻さを増しつつある。
歴史が証明しているように、資源の不足は戦争を引き起こす。最悪の事態を回避するためにも、海水から淡水を作り出す逆浸透膜の製造等、環境技術で蓄積がある日本企業への期待は大きい。
2月2日(金)
【早くも「福」が来た】
今年最初のありがとう便りで、今年は「福を呼ぶブタ年」だと言われている、とお便りを致しました。弊社の場合、ありがたいことに早くもその効果か、「福」がいらっしゃいました。社員の家に女の赤ちゃんが生まれて、社員一同ホッとすると同時に喜んでいます。
設立発起人のお1人のお宅では昨年末に初孫が生まれたとの事で、めでたいことが続いています。その方がおっしゃっていましたが、赤ちゃんを見ていると本当に命とは不思議なものだと感じる、とのことでした。
筑波大学の村上和雄先生のお話では、一人ひとりの人間は60兆の組み合わせの可能性の中の一つとして生まれてくるそうです。したがって、自分が生まれてここにいるということが一つの奇跡だそうです。
そんなことを考えていると、弊社の設立発起人代表がいつも書かれているように「感謝!」と言いたくなります。 感謝!
2月5日(月)
【もうすぐ春?】
昨日は暦の上で春が始まる日とされる「立春」でした。
今朝の新聞によれば、関東地方は例年よりも各地で暖かい一日となったそうで、弊社オフィスの近くにある上野公園ではカンザクラが早くも薄桃色の花を開き始めていたそうです。
私は北国育ちですが、こちらの生活にすっかり慣れてしまい、最近は冬の寒さにはめっきり弱くなってしまいました。このまま暖かくなって早く春になってくれればいいなと思う今日この頃です。
寒さに負けず風邪に気をつけて今週も頑張っていこうと思います。
2月6日(火)
【ホームにて】
先日、電車を降りる際、靴が脱げて線路に落としてしまった女性がいた。落し物は電車が出発した後、駅員が長いマジックハンドで拾い上げていたが、かつて二度ばかり線路に飛び降りた事を思い出した。
最初は高2の夏、クラブ練習のため学校へ向かう時であった。京王線のホームで電車を待っていたら、近くにいた子どもがふざけていて、足を蹴り上げた瞬間に靴が脱げて線路に落ちてしまったのである。それを目の当たりに見ていた自分は、ほとんど本能的に線路へ飛び降りて靴を拾ってあげたのである。二度目は社会人3年目くらいであった。その時「救助」したものも“靴”であったが、高校時代とは歴然と違う点に“あ然”としたのである。それは、線路からホームへ戻る時である。高校の時はスムーズに這い上がる事が出来たホームが、一度目と同じホームにも係わらず異常に高く感じ、何と簡単に這い上がれなかったのである。あの時ほど焦った事は無い。電車が迫ってくるような気がして“身の危険”を感じ、気合を入れ直して必死の思いで何とか自力で線路から脱出できたのである。それ以来、だれが何を落とそうが、線路には飛び降りる事は止めよう!と“決心”したのである。
数年前、韓国の留学生がホームに転落した人を救助するために電車にはねられ亡くなった事があった。彼の“人の命を助ける”という「奉仕」はこの上のない立派な“行い”である。果たして今、自分の目の前で人が線路へ転落したら助けに飛び降りる事が出来るであろうか?物品だったらマジックハンドで充分であるが、“人”となると・・・ちょっと複雑な気持ちになってしまった。
2月7日(水)
【合羽橋道具街で】
週末、天気もよかったので、合羽橋道具街まで行ってきました。
そこは右も左も台所用品を取り扱う問屋さんばかりです。中にはお店のメニューボードやあたかも本物に見える料理のサンプル、お饅頭やどら焼きなどにつける焼印なども売っていました。
その日は大変な混雑で、どうやら前週TVで合羽橋の紹介があったそうです。そうとは知らずに来てしまった私にはちょっと気が引けてしまう程、お店の中はたくさんの台所用品とお客さんでいっぱいになっていました。そんな私をよそに、妻は何度も突入し、その度にお得な商品を買い求めていました。台所用品に疎い私にはわかりませんが、どうやら安価で便利なものが見つかったようです。
先が見えなくなるくらい続く道具街は一日では見切れないほどです。見切れなかったお店はまた今度の楽しみにして、下町情緒あふれる道を歩いて上野まで帰りました。次はどんな物に巡り合えるでしょうか。
2月8日(木)
【諦めなかった人がいた】
飛行機はなぜ空を飛ぶのか。見るからに重い機体が空を飛ぶことが未だに信じられない。大学院で航空工学を専攻している友人が週末に遊びに来たので、早速この疑問を投げかけてみた。
教科書通りの説明を聞けば、翼表面では気流の流れが速くなりそれが揚力を生むという。あの有名な「ベルヌーイの定理」だ。物理の授業で習った記憶が薄っすらとある。「頭では理解できても、いざ飛行機に乗るとやはり分からない」と支離滅裂な感想を言うと、面白い本を紹介してくれた。「飛行機はなぜ飛ぶのか」と「飛行機はなぜ落ちるか」という2冊。実際に空の上でこの本を読めば、恐ろしさのあまり理解が早まるという。興味深い本なので、今度飛行機に乗るときは是非読んで見ようと思う。
その後の高度な説明に理解できない自分を見かねてか、最後にこう付け加えてくれた。「諦めなかった人がいたからだよ」。何となく理解できたような気がした。
2月9日(金)
【転進】
最近はヨガブームだそうで、色々なところでヨガ教室を見かける。自分の家人も25年以上ヨガを続けていて、今は自宅で生徒さんに教えている。宣伝しているわけではないが最近は以前より生徒さんが増えているようだ。
街中のヨガ教室の増え方を見て、こんなにたくさんヨガ教室が出来ても教える先生がいなければクラスが成り立たないのではないか?と思っていた。うちの先生によると、おそらくバレーやダンスをしていた人たちがヨガの世界に転進してきているのではないか、とのことだった。彼女が生徒になって色々なヨガのクラスを受けてみると、たいていは若いきれいな先生で姿勢がとてもきれいだそうだ。もしそうだとしたらとても良いことだ。なかなかバレーやダンスで収入を得るのは大変だろうが、ヨガを身につけてそれを教えながら同時に好きな道も続けられれば最高ではないか。ヨガは身体にも良いから、一石二鳥ならぬ一石三鳥にもなる。
世の中全て需要と供給で決まってくる。新しい需要が出れば新しい供給の工夫も生まれる。いまや転職は一般的になったが、ニーズを満たすという意味で多くの人が転進する社会になれば面白い。
2月13日(火)
【投信フォーラム】
連休中、買い物のついでに投信フォーラムに少し立ち寄ってみました。このフォーラムは、某大手証券会社主催で系列投信会社や外資系投信会社なども数社ブースを出していました。
各社今売れている主力のファンドや人気のあるファンドの説明を中心にしており、外債、国際分散投資、中国、インド、BRICs、ロシア東欧etc、このところ運用成績がよいファンドに関するものが多かったように感じました。
反面、日本株ファンドの説明は好配当株ファンドの紹介が少しありましたが、全体としては少ないように感じました。一昨年前の年末、ちょうど日経平均株価が急上昇していた際に参加した別のフォーラムでは、日本株ファンドの説明が多かったのとは対照的でした。
また、来場者の顔ぶれをみるといわゆる団塊の世代がとても多かったように思います。ざっと見渡した感じでおおよそ7~8割を占めていて、20代、30代の人は2割もいなかったように感じました。
団塊の世代にとっては今後どうやってお金を運用していけばよいか、いよいよ切実な問題となってきているからなのかもしれないと思いました。
2月14日(水)
【時には厳しく!】
以前に、「今、“とうもろこし”が暴騰していますヨ!!少し入れて(買って)おいて下さいヨ!!」という、臨場感を出すためにさも市場の中から電話しているような騒々しいテープをバックに流しながら、髙圧で一方通行的な投機への誘いの電話が某商品先物会社から掛かって来た事があった。先日は「マンション投資」の件・・・いずれもこちらが忙しい勤務中にである。そういう時、自分はただ一言、「いらない!」(ガチャン)と電話器が壊れない程度に!“おととい来やがれ!!”と喉まで出掛かって一方的に切ってしまうのである。
人の迷惑も顧みず、先方の勝手なペースで図々しく土足で入り込んで来て一方的にあれこれ旨くもない見え透いた儲け話を押し売り的に持ってくるセールスに対して無性に腹立たしさを感じるのである。自分は若い頃、証券の営業を行っていたが、あれほど相手の立場を無視し、強引かつ卑劣な「騙しセールス」は考えられない。
最近、先物取引等で被害を被っている方や詐欺に引っ掛かったという事件が後を絶たない。特に「老後のための蓄え」を“赤子の手をひねる”がごとく強引に奪い取るやり方はどう考えても人道に反するものである。
相手が人の迷惑を顧みず、執拗かつ強引に取引を迫るやり方に対して我々が何も彼らに対して“お人好し”に応対する必要は無いのである。日本人は相手への“思い遣り”からハッキリものを言えない民族だと言われている。確かに“美徳”であるが故にそれに付け込んだ悪質投資商法や詐欺が大腕を振ってまかり通ってしまうのである。
一方的に断ったら後が怖いのでは・・・?何か復讐でもされてしまうのでは・・・?と心配されるだろう。とんでもない、人を“騙してやろう”と企み、“確実に儲かる!”とうそぶきながら法に触れるやましい商売を行っている人間は、得てして毅然たる態度を取る市民には弱いのである。それより別の“あまり抵抗しない人”を見つける事に躍起になっているのである。
株式やファンドへの投資も同じであるが、投資する商品の内容を十分検討し、「納得」した上で行動する。決して訳の分からない複雑な内容や利益の話しを強調し小難しい単語を羅列するような胡散臭いセールスには一切興味を示さない“毅然たる態度”が何より大切である。是非ご注意を!!
2月15日(木)
【人間国宝 松井康成】
先日、陶芸展覧会「人間国宝 松井康成の全貌展」へ行ってきました。
松井康成氏は陶芸の技法「練上げ」で重要無形文化財(人間国宝)の保持者になられた人です。陶芸の技法「練上げ」とは古来の技法で幾重にも異なる色の粘土を重ねて意図的に幾何学模様にしたり、花や木などの模様にして作る技法です。変な例えですが金太郎飴のような感じです。松井氏はその技法を現代的な作風にしたことで、高い評価を得た人です。晩年の作品は「玻璃光(はりこう)」と呼ばれる光沢を追求した作品で、磁器に近い土を用いた練上げにダイヤモンドの粉末で磨いた表面は濁りない輝きを発しています。
私が初めて作品に出会ったのは2年前に茨城県陶芸美術館で展示されているのを見たときです。模様を描いたのではなく、模様を作る練上げは、私にはどうなっているのか全くわからないものでした。どのように重ねてどうすればこうなるのかばかり気になって模様ばかり見てしまい、作品全体を見て感じるという楽しみ方ができなかった思い出があります。
今回は作品全体を見ることに意識して、初期の作品から晩年の光沢を追及していくに至るまでの、そこへ行き着いた過程を感じつつ、楽しむことができて充実した時間が過ごせました。
2月16日(金)
【宇宙へ再び】
宇宙飛行士の若田光一さんが来年秋、再び宇宙へ飛ぶ。約3ヶ月の滞在期間中、日本の実験施設「きぼう」の建設作業などを行うという。
若田さんは私が卒業した高校の大先輩にあたる。在学中に行われた講演会では、「宇宙空間で操作するロボットアームの技術は、ゲームセンターのUFOキャッチャーで習得した」などと、米国仕込みのユーモア溢れる話に会場が沸いた。その講演会の中で若田さんが発した一言が今でも忘れられない。「思いは必ず実現する」。
「人類に貢献できる仕事をしたい」という情熱を宇宙に傾けている大先輩の勇姿に、我々後輩達はいつも励まされている。
2月19日(月)
【雪か雨か】
今日は二十四節気のうちの「雨水」。
「雨水」の意味は文字通り、「空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始める頃」だそうです。地球温暖化とか暖冬が話題になっていて、東京でもこの冬は雪を見ないで終わりそうです。昨年の暮れはニューヨークで最高気温が22度の日もあって、Tシャツで公園をランニングしている写真が新聞に出ていました。フランスでは季節はずれの海水浴のニュースをテレビで流していました。まさに異常気象という感じでした。ところが最近は様変わりで、弊社の設立発起人代表が札幌から来られた時も「暖冬で雪が降らないと思っていたら、きっちり最後はつじつまを合わされてしっかり雪が降りました。」とおっしゃっていました。アメリカ中西部や北東部もこのところ猛烈な寒さと雪で、この間までの天気はなんだったのか?という感じです。
地球温暖化についても、うろ覚えの記憶ですが、地球が温暖化に向かっているのではなく、次の氷河期に向かっているという説があると聞いたことがあります。
いずれにせよ、先日見たテレビの天気予報では3月中旬に大きな寒波が北から降りてきて寒くなると言っていました。春は気まぐれ、波乱の季節です。お体に気をつけて下さい。
2月20日(火)
【Fund of the Year2006】
先週末、モーニングスターのFund of the Year2006 の個人投資家向けセミナーが東京国際フォーラムであったので参加してきた。
当日は個人投資家の方を中心に数百名が参加していたようである。セミナーはパネルディスカッション形式で優秀ファンド、最優秀ファンドのそれぞれのファンドマネジャーが運用しているファンドの内容を説明していく形で進められた。Fund of the Yearは今回で8回目を迎えたそうで、年々審査の基準も進化しておりファンドのパフォーマンスだけでなく、ファンドマネジャーや運用会社についても総合的に評価して決定しているそうである。
各ファンドの説明の中で、国内株式型部門で最優秀ファンドに選ばれたファンドマネジャーの話は特に良かった。「イメージと現実のギャップを捉える」「マイノリティで入ってマジョリティで出る」「表面的なトレンドに流されず大局観を持つ」など等、投資で成功する上で基本的なことではあるが最優秀ファンドマネジャーが語ると非常に説得力があった。
時間の制約上個人投資家からの質問の時間は無かったが、普段なかなかお目にかかれないファンドマネジャーの話を直接聞くことができ有意義だった。
機会があれば来年も是非参加したいと思う。
2月21日(水)
【さざ波】
日銀の金融政策決定会合が昨日から行われている。そして今日、追加利上げの有無が決定されるが、我々のように日々マーケットと向き合って業務を行っている者としては関心事の一つである。
さて、追加利上げの有無であるが、昨年12月、そして先月と追加利上げが見送られた背景として、“足元の経済データをもう少し確認する必要がある”との日銀福井総裁の話しであったが、先週発表された10-12月期の実質GDP速報値は年率4.8%と予想を大幅に上回った事で利上げに強気な見方もあるが、一方では「全国消費者物価指数」(CPI、生鮮食品除く)は原油価格下落の影響を受けてマイナスに転じる可能性なども指摘され、個人消費などの指標を含めて今一力強さを欠いている面があり、利上げの有無についてはこの場では何とも言えない状況である。
しかし、昨日の株式市場は予想したとおりの動きであった。結果が出ている事なので読み流していただきたいが、得てして今回のように明白な材料がある場合、面白い事に相場は一方通行になりやすいのである。案の定、金融政策決定会合が始まった事を受けて「追加利上げ」を予想した向きの“売り”で前場は“下落”したが、例え利上げが決定しても金利の上げ幅は大方の予想通り0.25%程度であれば大勢に影響を及ばさず、むしろ好調な企業業績による先高感で“買い”が入り、後場は値を戻すという“見え見え相場”であった。要するに前場で今回の“(小幅)利上げ”は織り込んでしまったのである。むしろ、今回、利上げが見送られてズルズル先延ばしされる方がこの先の相場環境には良くないだろう。
今日、これから発表される結果がどの様になるか分からないが、いずれにせよ大きな“うねり”を捉え、どっしりした運用を行っている「ファンドの宝石箱」には、所詮“水面上の「さざ波」”程度の出来事に過ぎない事は“確か”である。(AM8:45執筆)
2月22日(木)
【出産ラッシュ】
弊社社員に赤ちゃんが生まれたのに続いて、私の従兄弟二人の家で一人ずつ今年の3月、4月に出産予定で、そして私の弟の家でも6月に出産予定です。先日、さらにもう一人の従兄弟の家でも9月に出産予定とおめでたい連絡があり、私の周りではまさに出産ラッシュとなっています。
今朝の新聞に昨年の出生数が約112万2000人で前年を3万人超上回ったことが載っていました。増加は6年ぶりだそうです。今年もさらに増えてベビーブーム到来となったらいいですね!
2月23日(金)
【所変われば】
通勤時、電車内で新聞を読んでいるビジネスマンは多い。私も、通勤ラッシュ前の電車で通っているため、比較的余裕をもって新聞を読むことができる。貴重な情報収集の時間だ。しかしながら、少し大き過ぎはしないか。
海外でも特に驚かれるのは、識字率向上にも一役買った日本の個別新聞配達制度。各国にも似たような制度はあるが、ここまで家庭に新聞が普及している国も珍しいという。
家庭で読む分には、圧倒的な情報量と一覧性の良さから現在の大きさで十二分に情報媒体としての威力を発揮する。よって、家庭での購買層が多い日本では今の大きさが統一規格となったとか。一方、他国の場合、販売数の多くは駅売りであり、タブロイド版がまず普及した。
英国では、その扱い易さから高級紙を含め発行されている新聞のほとんどがタブロイド版に移行し、ビジネスマンから好評を得ているという。
今の情報量を維持し、電車の中でも読みやすい新聞が欲しい。今朝の電車の中でふとそんなことを思った。少し我侭なような気もするが・・・。
2月26日(月)
【注射は何故痛いのか?】
と聞かれたら、あの鋭い針が肌に刺さるからだと誰もが思いますよね?皮膚には痛点と言う「感覚点」があってそこに当たると痛く感じるものらしいですから、その説明で正しいのでしょう。
しかし先週末にある注射をしてもらったところ、全く痛みを感じなかったのです。実は定期的にこの注射を打たなければならないので、そのたびに痛い思いをするのかと恐れていました。それでホッとしたのですが、同時に不思議に思ってお医者さんに尋ねたところ、痛みを感じるのはむしろ注射液の浸透圧が関係しているとのことでした。この方面には全く知識がないので正確ではないかもしれませんが、要は身体の液体と浸透圧が違う液体が入ってきた時に痛みを感じるらしいのです。浸透圧が同じであれば鋭い針が刺さっているにもかかわらず痛みを感じないもののようです。
「鋭い注射針」イコール「痛い」という連想は極めて自然なので納得してしまいます。世の中の「解説」や「説明」が「納得しやすいから正しい」とは限らない、という一つの例かと考えました。
2月27日(火)
【教える技術】
先日「ピラティス」という「ヨガ」のような体操の教室に参加しました。ほとんどの生徒さんが女性で、20人中、男性は私を含めて2人だけでした。それはともかくその教室の先生の教え方がとても印象に残りました。ピラティスは身体の内部(内臓の周り)の筋肉を鍛える運動です。そのために腰骨や尾てい骨などの位置を意識しながら腹筋などの運動をしていきます。
先生は、まずピラティスの体操の全体を通して何を目指して、何を行っていくのかを手際よく説明しました。次にポイントになるからだの部分を指摘してその位置を生徒に確認させます。それから次々に体操を実践してゆくわけです。特別変わったやり方をしているわけではないのですが、自分のような初めての参加者にもよく理解が出来ました。この教室には他の先生もいるそうですが、分かりやすさはこの日の先生がダントツだそうです。
何が違うのか?想像では、この先生はピラティスのことをとてもよく分かっています。その自信が溢れていて、それでいて押し付けがましいところや生徒を見下したところがありません。教室の最初に生徒一人ひとりにあいさつをして、帰りにはまた全員にあいさつをして見送っていました。極めて自然に行うのでぎこちないところがありません。イギリスでピラティスを学んだ経験があるそうですが、クラスの運営全体を通して高い「教える技術」を感じました。
2月28日(水)
【幸せのちから】
最近、映画『幸せのちから』を観に行った。
ストーリーは実話に基づいており、事業の失敗から立ち直って成功するまでを父親と息子の深い親子愛とともに描いた映画である。
主人公が日々の暮らしに窮してホームレスにまでなって生活していく様は、ハッピーエンドになることが分かっていなければ途中で目を背けたくなる程リアルであったが、そのような極限の状態のなかでも自分の息子のために懸命に頑張っていく姿はとても感動的であった。
昨今、親が自分の子供を虐待するという痛ましい事件が報道されることが多い中、厳しい生活の中でも必死に生きて幸せをつかもうとする親子の姿を見て、我々が忘れてかけている大切なことがあるのではないかと考えさせられた。また、仕事があり衣食住を満足させることができる今の自分の境遇にも感謝しなければと思った。
もし興味のある方は是非観てみて下さい。

