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ありがとう便り

12月1日(金)

【花粉症】

毎年2月終わり頃から花粉症に悩まされる。杉花粉から始まりヒノキのそれまで3ヶ月間の長期戦である。赤鼻防止のため、普段は見向きもしない超高級保湿ティッシュを大量に買い込み、自宅では空気清浄機がフル稼働。今や国民病とまで言われている花粉症だが、最近興味深い記事が目に留まった。

「塩素消毒されたプールで児童期の多くを過ごした子どもたち、成人後の花粉症発症リスクが最大化」

今更言われても遅すぎる。3歳から22歳までの19年間、塩素まみれのプールで泳ぎ続けてきた。過酷を極めている自分の症状に、妙に納得をしてしまった。

「プールで長らく泳いできた人向け花粉症特効薬」の早期開発を、この研究チームに期待したい。

12月4日(月)

【社会の実力】

先日自分が通勤で使っている電車の路線で夜遅く事故があった。大惨事にはならなかったのは幸いだったが踏み切りで立ち往生した自動車に電車がぶつかって大破し、電車は不通となった。

偶々事故の場所は近所の踏み切りだった。ちょうど自分の乗り降りする駅から先が朝から不通になっている。振り替え輸送のバスに乗るつもりでいつもより早く家を出たが、念のためと思って駅に行って見ると電車が動いていた。丁度動き始めた後で、ダイヤは乱れていたが結局いつもより早く会社に到着した。

事故現場をテレビ報道で見た時には、電車に引き込まれて自動車はぐちゃぐちゃだし、ゆがんでしまった線路を元に戻して点検する必要があることを考えると、復旧までにはかなり時間がかかると想像していたので思ったより早く動き始めたのに驚いた。事故に巻き込まれた人や影響を受けた人たちは大変だったろうが、それにしても現場の復旧を行った人たちの働きはすごい。こうして危機の時にどれだけ力を発揮できるかが「社会の実力」の判断基準のひとつだろう。

雨の中、夜を徹して作業を行った方たちに感謝すると同時に日本という社会の実力を改めて感じた。世界の国々を見回してもこんな力を発揮してしまう国はそんなに多くない。

12月5日(火)

【強気相場!?】

毎朝、電車の中で日経新聞の1面を一通り読んで、次に、職業柄「株式市況欄」へ移るが、そこで今朝真っ先に目に飛び込んだのは、“日経平均「ミニ・ゴールデンクロス」”という記事であった。ご存知の方も多いと思うが、これは期間が違った移動平均線が交差した時に使われる言葉で、昨日のマーケットでは、5日間という期間の短い(よってミニと呼ばれている)日経平均株価の「移動平均線」が「25日移動平均線」を下から突き抜けた事で記事になった。因みに前回のミニ・ゴールデンクロスは9月の終わり頃であり、それから約一月の間相場は上昇した。

このクロスが現れると新聞にも書かれている通り、「短期的な強気相場入り」と言うのが定説である。出社して即、インターネットで日経平均のチャートを見ると、何と75日移動平均線も同時に重なっており、これは結構“長めの短期”(意味不明)上昇が見られるかもしれない。

なお、チャートを眺めていたら、何と“酒田五法”で言われている“赤三平”(あかさんぺい)も数日前に出現している事に気が付いた。これは、“赤”(陽線・・・値上り)“三平”(終値が前日の引け値より切り上げられた状態が三日続いた状態)と言う事で、株価上昇の兆しとされている。しかも三本の間には“空”(“窓”とも言う・・・前日の株価よりも高く始まって、一度も前日の値段まで下げないこと)まで空いており、かなり強気相場である事が窺える。

確か“三空”が出現するとかなり過熱している状態なので、“売りシグナル”だと昔、証券会社に入社した当時に教えられたが、今回は三空ではなく、二空であったので該当はしないし、むしろ「ミニ・ゴールデンクロス」の出現によりじっくり様子を見て行くと面白いのではないだろうか。期間については何とも言えないが、ゴールデンクロスの逆はデッドクロスも出現するので、チャートを見ながら(短期)売買を行う“チャーチスト”の皆さん、是非ご注意あれ。

以上は、あくまでも本日の「ありがとう便り」の材料であり、弊社が運用している「宝石箱」には何ら係りはございません。また、市場環境の変動などを予測したり、保障したりするものでは無いので、その点を何卒ご了承下さい。

12月6日(水)

【オーナー経営】

先日、役員の先生の会社の事業承継を追いかけたドキュメント本を読ませていただいた。そこには、創業者が60歳引退を宣言して親族ではなく社員の中から後継者を選んで事業承継をし、成功していく過程が記されていた。

最近、オーナー経営の会社が業績悪化で苦境に立たされているのを見て、創業者の後継者は長男か親族の中から選ぶことが果たしてベストな選択肢であるのか、あらためて考えさせられた。

ちょうど昨日の日経新聞にオーナー経営に関する面白いコラムが載っていた。「オーナー経営を買う投資家」と題して、外国人投資家が会社ではなくその経営者のタレント(才能)を見込んで投資するというもので、強い経営者は目先の成果を求める市場の声に逆らってでも大局的な判断を下すので、長期的には株価が上がると読む。投資対象には、経営者がサラリーマンではなく筆頭株主であるオーナー型企業を選ぶそうである。また、設けている売却基準は「経営者が脚光を浴びすぎた企業」であり、あまりにも経営者に人気が出てきて本業と違うことに興味を持つようになってきたら売却するそうである。

オーナー経営の会社には大きな強みがある一方、暴走してしまうリスクもある。「会社は社会の公器である」ことを忘れずに、脚光を浴びてもおごらずに事業承継も含めてしっかりと取り組んでほしいと願う次第である。

12月7日(木)

【完璧すぎる】

イタリア出身のピアニストの巨匠「マウリツィオ・ポリーニ」。私の大好きなピアニストの一人です。

ポリーニの演奏はミスタッチがほとんど無い正確なテクニックと、速い音や細かい音、音の大小とどんな音でも美しい音の出せる芸術性があり、中でも1972年に録音されたショパンの「エチュード集 作品10及び作品25全曲」は、私の中では他の追随を許さない、この上ない絶品です。

ポリーニがピアノ界に登場した当時、“完璧すぎた演奏で機械のようだ”と批判もあったそうです。楽譜には簡単にいうと、音を示す記号とリズムを示す記号だけが記載されているので、楽譜通りの演奏だと機械のようだと考えてしまいます。ですが、楽譜には作曲家がただ譜面に記号を入れただけではなく、その曲の中にある作曲家の意図していること、その時の感情も入っています。演奏家はそれをどれだけ楽譜の中から読み取り、音として表現し、再現できるかが“見せ所”なのです。

同じ演奏を聞いても聞く人によっては感じ方も好みも違いますが、ポリーニはこの“見せ所”が凄すぎて、他の演奏家が弾いた同じ曲の音の記憶を私の頭から消してしまうほど、衝撃的な演奏でした。完璧“すぎる”というのは賞賛の裏返しのようなものだったのでは?と思っています。

12月8日(金)

【初滑り】

昨日は代休を頂き、新潟県は苗場スキー場に初滑りに行ってきました。前日夜に、中国から一時帰国中の父親から電話が入り、「明日スキーに行くぞ」と突然の誘い。朝一から、営業終了まで昼食もとらずに遊んできました。

苗場スキー場は、真夏の富士ロックフェスティバル会場としても有名です。また、苗場山は頂上に湿原が広がる平山で、登山者の人気も高い山です。都心からのアクセスも比較的容易で、山頂からプリンスホテル前のゲレンデまで傾斜角度も急。おまけにコブ付きとくるから、スキーファンには人気の高いスキー場です。

本題の初滑りの方は、2年ぶりのスキーとあって体力的にも大分衰えを感じ、夕方には足がパンパンに。一方、父親は元競技スキーの国体選手。日帰りスキーでは物足りなかった様子でした。朝4時に「次回のスキーまでに、体力をつけておくように」とのファックスをよこし、本日朝一の便で赴任先の杭州に飛び立ちました。

体力的にも、技術的にも、スキーで父親を越える日は、当分先になりそうです。

12月11日(月)

【人の振り見て我が振り直せ】

先日あるテレビ番組で現代の若者が日本語を理解していない、使えない、という報告をしていた。取り上げられていた例は、ある工場の現場に張り出されていた注意書きの中の「差異」という言葉が理解できなかったケース。若い従業員がその言葉の意味を理解できずに製造過程の異変を報告せず会社に損害が出てしまった。その従業員の上司が「これではコミュニケーションが取れないということで困ってしまいますねー」と話していた。確かにこれでは困る。

昔読んだアメリカの新聞の身の上相談欄には、文字が読めない旦那さんのことを相談してきた奥さんの話が載っていた。旦那は無理して新聞を読める振りをして眺めているが奥さんは旦那が読めないことを知っている。プライドを傷つけずにどうやってこの状態を解消したらよいか?という相談だった。アメリカでは字が読めない人がいて当たり前だが、日本は違う。というはずだったがだんだんそれも怪しくなってきたか?

しかし自分を省みると、文章を書くのもこうしてパソコンを使うようになって漢字能力は明らかに急低下している(歳のせいという説もある)。やはり手で漢字を書く作業が必要なのだろう。最近は漢字検定を受ける人が増えているという記事を読んだが、自分と同じような不安を感じている人が多いせいだろうか。自分も「差異」の若者を笑えない。正に「人の振り見て我が振り直せ」とはその通りだ。

12月12日(火)

【家計簿のすすめ】

今年の春から家計簿をきちんとつけ始めて半年以上が経ちました。最初は続くかどうか心配でしたが、知らないうちに習慣になりました。はじめは単純に表計算ソフトにレシートの内容を入力していくだけでしたが、次第に1ヶ月の予算を立てて週単位で集計して状況をモニタリングできるようになりました。そして、月末時点で締めて費目毎に差異を分析し、翌月に分析結果を生かしています。

家計簿をつけることによって無駄使いがかなり減り、支出をうまくコントロールできるようになったと思います。特に、食費と書籍代が支出のかなりのウエイトを占めていた私の場合、以前は予算を立てていなかったので毎月何にいくら使っていたのか正確に把握できていませんでした(支出合計額の把握のみでした)。今では考えられないことです。

さらに、毎月末時点で決算をして個人財務諸表(B/S、P/L)を作成しています。こちらは作成し始めてかれこれ2年半くらいになります。家計簿をつけ出してからは毎月の支出の内訳が正確に分かるようになったので、より詳細に財務諸表を作成することができ家計の状態を的確に把握することができるようになりました。私の場合、給与の手取り3割を住居費(家賃)、2割を投資(貯蓄)に回すようにし、余ったお金で赤字にならないようにやりくりしています。そして、金融資産残高(時価)と負債(カード利用額等)を計算し、純資産額がいくらであるかを算出して、その毎月の推移をグラフ化しています。

投資の勉強をして自分に適した投資手法や投資対象を見つけることは大事ですが、支出をコントロール(節約)することも非常に大切であると思います。木村剛氏の著書『投資戦略の発想法』の中でも、「節約は誰でもできる最も簡単でリスクのない高利回りの金融商品である」と紹介されています。

投資において平均パフォーマンスよりも1%分高い利回りの商品、あるいは他の金利商品より1%金利の高い商品を探すのは至難の業ですが、1%支出を節約することはそんなに難しくありません。(例えば、支出10万円のときは1,000円節約できれば1%)

皆さんの中でまだ家計簿をつけていない方は、この機会に家計簿をつけ始めてみてはいかがですか?無駄遣いが減ってお金が貯まるかもしれませんよ。

12月13日(水)

【“宝石箱”1本を育てる】

「貯蓄から投資へ」の流れに乗って、現在、64兆円もの資金が国内の公募投信で運用されている。中でも他社が運用する「毎月分配型」に代表される「分配型」がどれも大ヒット中で、同時に、国内外の株式と債券を一緒に組込まれた「バランス型」というファンド等も人気があるらしい。

先日、お客様との会話の中で、“(弊社にて)「毎月分配型ファンド」は作らないのか?”というご質問をいただいた。“弊社がもっともっと大きくなって欲しい”というお客様のご好意からのご質問である。

弊社は、“ファンドの資料”に同封している小冊子『ありがとうスタイル』の中にも書かれているとおり、「出来るだけ投資家にコスト負担を掛けず、投資リスクを抑えて“資産形成”のお手伝いさせていただく」という設立発起人5名の“熱い想い”から設立されており、“お手伝い”の手段として「宝石箱」を設定・運用し、直接販売をさせていただいている。

「資産形成」のお手伝いをするには、「分配金」をこまめに出したり、「いろいろな種類の商品」を同時に組入れたりするような運用は行わず、その時々の日本や世界の経済状況を冷静に分析・判断し、投資対象となる商品を厳選して運用するのである。

景気は歳月を掛けて大きな波(うねり)を打っている。その流れの中でテーマを限定し、それに固執したファンドを設定するのではなく、経済の流れの変化に対応した柔軟な運用でリターンを追及するのである。よって、極端に言えば、ファンドの中味を入れ替えて運用すれば良いのであり、莫大なコストを掛けて何本もファンドを用意する必要は無いと考える。

また、運用以外で「宝石箱」の特記すべき点は、段階的に“信託報酬”を下げるテーブルを既に設けているとおり、投資家が負担される“コスト”を可能な限り低減させる事と、「ライフサポートサービス」のような“利便性”などをこれからも追求・考案し、導入することで、より一層「宝石箱」に磨きをかけて行く所存である。

周りを見渡すと投資家のニーズに応えたユニークなファンドを設定したり、多彩なサービスを提供したりいろんな変化球を投じている。その中で、弊社は「運用は臨機応変に」、「業務は愚直に」をモットーに、ひたすら“「資産形成」のお手伝い”という会社設立の目的を貫く“「宝石箱」一本”を大きく育てる事に“直球を投げ続ける”所存である。

12月14日(木)

【体にやさしい】

先日、よく行く雑貨屋さんで「蜜蝋」のロウソクを買いました。

「蜜蝋」とはミツバチが巣を作るために体内から分泌するもので、その蜜蝋でできた巣を溶かして、吊るした芯に少しずつ垂らし段々と固めていくと、黄色のロウソクが出来上がります。ヨーロッパでは教会で灯すロウソクとして使われているそうです。

また、蜜蝋は肌に良い成分を含んでいるらしく、化粧品の材料として使用したり、最近ではシックハウス症候群の予防策として、床や家具のワックスとして使用されているそうです。また一つ体にやさしいものを見つけました。

家に帰って包み紙をあけるとほのかにハチミツの甘い香りが漂いました。ミツバチが生み出すロウソクの色は季節によって色が異なるそうで、それもまた一つの楽しみです。

12月15日(金)

【図書館の活用】

週に1冊程度本を読む。通勤途中やお昼休み、家に帰ればテレビコマーシャルの間や就寝前など、ちょっとした空き時間に本が手元にないと禁断症状がでてきてしまう。そう、典型的な活字中毒者である。

以前は、書店に立寄ってから家に帰るのが毎日の日課だったが、本関連の支出があまりにも多いことに気づき、最近図書館を利用するようになった。

インターネットを通じて、図書館が保有している本の検索から予約、そして受取希望の図書館の指定ができるなど、利用者の利便性が考慮され、かつて私がイメージしていた図書館とは別物になっていた。また市町村合併により、利用できる図書館の数は20倍に増えた。財政的にも少し余裕があるのか、今話題の本も1週間後には書棚に並んでいる。もちろん「倍率」は非常に高いが。

今まで書籍の購入に充てられていたお金を、今後は趣味のコーヒー飲み比べに少し回そうと思う。

12月18日(月)

【2年前の「ありがとう便り」】

先日あるお客様からメールをいただき、2年前の「ありがとう便り」を読んでいて「感動しました」と言われてしまった。2年9ヶ月前に会社を設立して、2ヵ月後くらいから「ありがとう便り」が始まった。過去の自分たちのことをそのように言われても面映いばかりだが、どんなことを書いていたのか忘れてしまっていたので読み返してみた。

感想は、一言では言えない。探しても適切な表現も見つかりそうもない。その頃はありがとう投信の設立直後で、当然ながら投信業務の認可もまだ頂いていない。コストは日々出てゆくが、ファンドは設定できていないので収入はゼロ。なかなか厳しい日々だったが今となっては懐かしい。気がつけば2年余りで状況は大きく変化している。

「時間」がもたらす変化の大きさはまさに「長期投資」のパワーにつながると実感している。

12月19日(火)

【今年もあと少し】

今年も早いものであと2週間となり忘年会シーズン真っ只中です。弊社でも先週一足お先に忘年会を行いましたが、皆さんはいかがお過ごしですか?

今年の年末年始は投信振替制度への集中移行があるため、私は帰省せず31日まで仕事で来年1月2日から出勤予定です。

投信振替制度移行に関しては、約款変更等のほかに8月頃から証券保管振替機構と各種テストを実施してきましたが、ようやく事前のテストと移行リハーサルが一通り完了し、あとは集中移行と本番稼動を残すだけとなりました。

最初はどうなることかと不安でしたが、気がつくとここまであっという間でした。あと少しですが最後まで気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。

12月20日(水)

【情報収集】

年末のこの時期、“忘年会”もたけなわを迎えているが、お蔭様で?自分も連日のように繰り出し、滅多に会えない友人・先輩そして後輩達と親交を深めている。先日は証券会社勤務時代の諸先輩方との集まりに参加させていただいたが、もともと調査畑を歩まれていた某先輩は現在、外資系投信でアナリストをされており、何とも“忙しい”との事であった。その理由は:対中国関係の好転による日本企業の繁忙によるものらしい。

現在BRIC’Sを中心に世界好景気が続いているが、中でも「中国」は今やアジアの中心的存在となって「ヒト、モノ、カネ」が目まぐるしく動いている。“来年も中国のGDPは二桁近い伸びが維持される勢い”との事であるが、懸念材料として、既に一部は社会問題にもなっているが「エネルギー、環境、テクノロジー」関連における“成長の陰に潜むマイナス要因”である。そこで問題解決の手段として日本の“技術力”が一役買う事になり、今や相当数の「商談」が中国から日本に持ち込まれている様子である。また、領海問題でもめていた東シナ海の「天然ガス採掘」についても、今後、日中で「共同開発」する事が近く正式に発表されるとの話しで、その関連企業にも頻繁に訪ねて調査している様子である。つくづく日々足を棒にしてその実態調査と分析を行っているアナリストには頭が下がる思いである。

ここまで聞いた話しを掻い摘んで書いてしまったが、安倍政権に代わり、ようやく正常な日中関係を取り戻しつつある昨今、外交努力によって対中国をはじめ東南諸国との交流が深まり、経済・技術・文化等においてお互いに協力し合い、思いやりを持ち、助け合う事が出来れば、必ず近い将来はアジア諸国みんなが「Win-Win」になれる気がする。

そして今回、日本(企業)のアジアにおける役割と経済の流れ等々をアナリストの観点から話しを聞き、決して活字や机上では得られない“活きた情報”を貰えた事で、あらためて外部の人と接触する重要性を再認識させられた次第である。

自分は職種上、周囲から得た情報を直接「宝石箱」の運用に生かす事が出来ないが、安心して「宝石箱」を保有していただく為に、これからもいろいろな情報を入手し、何等かの形でバックアップして行く所存である。

それにしても、“情報収集”の為!?とは言え、そろそろ“肝臓と財布”が破綻しそうであるが、今宵も出動である・・・。

12月21日(木)

【直伝】

フランスのピアニスト、ヴラド・ペルルミュテール(1904~2002)。彼はフランスの作曲家ラヴェルに師事したことがある人でした。

以前のありがとう便りで楽譜には作曲家がただ譜面に記号を入れただけではなく、その曲の中には作曲家の意図していること、その時の感情も入っていると書きました。

ペルルミュテールはラヴェルの曲をラヴェル本人から楽譜には書かれていない意図していること、指の運び方や表現方法を直伝されていました。ですので、彼の演奏は“ラヴェルによるラヴェル”というような、作曲者の曲を忠実に再現している、非常に完璧に近い演奏なのです。また、忠実に再現できたのは、表現や意図していることの言葉のニュアンスが、同じ国同士だから理解できる所もあったからだと思います。

音楽の勉強をしている私の妹によると、ペルルミュテールがラヴェル直伝の表現方法や指の運びを書いたものを採用している楽譜が出版されているらしく、色々なことが譜面にびっしりと書いてあるそうです。今度見せてもらおうと思います。

12月22日(金)

【サンタクロース】

今度の日曜日はクリスマスイブ。そして週明けはクリスマスです。

この時期の都内は沢山のクリスマスイルミネーションに彩られ、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

クリスマスと言えば、子ども達が楽しみに待っているサンタクロース。私は小学校5年生くらいまでその存在を信じていました。いや、もしかしたら本当に実在するのかも知れません。

フィンランド郵政が毎年取り組んでいる夢に溢れた企画があります。その名も「フィンランドから届く『サンタさんからの手紙』」。あらかじめ郵便局で手続をしておくと、子ども達の大好きなサンタクロースから、夢いっぱいの手紙が届くそうです。今年は既に締切日を過ぎているようですが、来年以降、夢を取り戻すためにも1通申込んでみようと思います。

北半球ではソリに乗り、南半球ではジェットスキーにも乗ってしまうサンタクロース。どのような格好であれ、憧れのサンタさんに出会う子どもたちの輝く瞳を見ると、穏やかな気持ちになりますね。

『サンタさんからの手紙』についてはこちらから
http://www.jf-santa.org

12月25日(月)

【ありがとうファンド最高値更新!】

この「ありがとう便り」にはなるべく弊社の仕事以外のことに関して書こうと思っています。しかし今日は方針を変えました。それというのも、「ありがとうファンド」の純資産が44億円を超え(本日発表する数字です)、基準価額も設定以来の最高値を更新しているので、うれしくなってそのご報告をしたくなったからです。

ファンドの基準価額は株で言えば株価のようなものです。今までの最高値は今年4月10日の1万3千231円でした。先週末の基準価額はそれを更新して1万3千277円でした。

会社はまだ赤字ですので、経営の観点からは純資産の増加が嬉しいのですが、ファンドの趣旨からすれば何と言っても嬉しいのが基準価額の上昇です。基準価額が設定以来の最高値になったということは、その瞬間にはファンドを購入された方の収支は全てプラスになっているということです。こんなにありがたいことはありません。

投資信託という金融商品の面白いところは、投資家と商品の間に「生きた関係」があることです。「ありがとうファンド」の基準価額が上昇したのも皆様にファンドを購入していただいたからです。つまり投資家がファンドのリターンを押し上げている側面があります。それに対して銀行預金は預金者が銀行に「丸投げ」していますから、預金者の行動と預金金利には「生きた関係」はありません。

今日はクリスマスですが、今日のありがとうファンドの純資産額と基準価額は皆様にいただいた貴重なプレゼントだと思っています。ファンドを購入していただいた皆様、どうもありがとうございます。

12月26日(火)

【漢字検定】

今朝の新聞に「笑えるワープロ変換ミス『年間変漢賞』」が紹介されていました。

「歯無しに困った歯科医者」(話に困った司会者)、「上司気力検定を導入してはいかがでしょうか」(常識力検定を導入してはいかがでしょうか)、「妄想するしか方法がなかった」(もうそうするしか方法がなかった)等など、思わず読んで笑ってしまいました。

『年間変漢賞』は日本漢字能力検定協会が発表しているものですが、そのようなものがあることを今まで知りませんでした。

最近では、漢検を受ける人が年間240万人を超えていて、企業の中には、漢検合格のための特訓講座をもうけるところまででてきているそうです。さらに、大学・短大の漢検合格者に対する入試優遇校の増加や、大学・高等学校での単位認定校の増加により、漢検の重要性が認められているようです。また、脳トレゲームもヒットしています。

私は漢検の知名度が今より低かった10年前に2級まで取得したのですが、現在はパソコンばかり使用していて変換候補の同音異義語がすぐに出てきて選択するだけの生活に慣れきってしまっているので、きちんと漢字が書けるかかなり怪しくなってきています。

変換ミスをして『年間変漢賞』に輝かないように、これを機会に漢字の勉強をしていきたいと思います。

12月27日(水)

【亥年に向けて】

いよいよ“戌年”も終わりに近づいて来た。そして来年の干支は“亥”。株式市場に携わっているといろいろな格言が飛び込んで来る。当然“干支”によってその年の相場を占う格言も存在するが、因みに亥年は「固まる」である。「固まる」って一体どう言う意味?と聞かれそうだが、株式相場の世界では「値を固める」と言う意味である。しかし、戦後に限ると東京証券取引所が再開されてから過去4回あった亥年はいずれも“値固め”どころか上昇している。それも3回は20%以上の上昇(残り1回は0.7%の上昇)で、この事実は12支の中で亥年が唯一であり、相場上昇率は100%という事になる。

大変景気の良い話しでつい強気になりそうだが、相場以外で過去の亥年を振り返ってみると、大型台風や大地震による自然災害や、大韓航空機撃墜事件や地下鉄サリン事件などと言う忌まわしい出来事が起きている。

“相場格言”や“市場の噂”或いは“ジンクス”とか“経験則”などに振り回される必要はまったく無いが、過去に起きた事実の再認識と検証を行い、それに基づき柔軟な思考と行動、そして特に災害に対する備えは亥年に限った事ではないが、とても大切だと思う。

来年も暫くは世界景気の拡大が続きそうな雰囲気で、それに伴い株式相場も堅調に推移する事が予想されているが、自分としては、「猪突猛進」などと調子込んで“スピード”のみ求めた揚句に“足元をすくわれる”事態を招かない為にも“巡航速度”を保ちながら着実に進んで行く所存である。

数日後に新しい年を迎える。資産運用の世界では普段と変わらず一日が暮れ、そして夜が明けるだけであるが、元旦は精神的に気持ちをリセットするにはとても良いタイミングである。

12月28日(木)

【リフォーム】

お正月に着る機会がでてくる「着物」。その着物のちょっとしたアクセサリーとして女性は「帯留」、男性は「根付」があります。

「帯留」は帯締めに通して付けるブローチのようなもので、素材は鼈甲や珊瑚、玉髄などが使われています。中には七宝焼きの物もあります。「根付」は煙草入れや印籠などを帯から吊るすときに用いた留め具で、素材は黒檀や黄楊などの堅い木や象牙などが使われています。どちらも小さい物ながら職人さんの卓越された技術よって細かい所まで装飾が施されている、“日本伝統の美”の一つです。

最近では「根付」ブームが到来し、もちろん着物に合わせる人もいますが、着物を着る機会が少なくなった今、携帯電話のストラップやキーホルダーなど、着物以外に別の用途として楽しまれています。「帯留」もよく古い型の指輪をネックレスにリフォームしたりするように、帯留をブローチなどにリフォームして楽しむようです。最近知ったのですが、私の義母がつけているブローチも、祖母がつけていた帯留をリフォームしたものでした。

こうしてほとんど使われる機会がなくずっとしまわれたままでいるより、リフォームして表に出して使ってあげることも、物にとってはうれしいことだと思います。

毎年の事ながら、今年もあっという間に1年が経ちました。今年もおかげさまで昨年以上にたくさんのお客様よりありがとう投信へご賛同をいただきました。感謝の気持ちを常に持ち、来年もお客様の将来の資産形成のために、より一層のお手伝いをさせていただきます。

12月29日(金)

【光陰矢のごとし】

今年もあと3日で大晦日ですね。一分一秒を刻む時計の針に何の狂いもありませんが、年々時の経過するスピードが早まっていると感じるのは私だけでしょうか? ライブドア事件、イナバウアー、ハンカチ王子、ジダンの頭突き・・・。既にちょっと昔の出来事のように思われます。

前職では職業柄、正月休みはほとんどありませんでしたが、今年は投資信託振替制度への移行に伴い、明日と1月2日の出勤を除いては、久しぶりにゆったりとしたお正月を迎えられそうです。

皆様は年末年始をどのように過ごされるご予定ですか? ご自宅で新年を迎えられる方、帰省される方などそれぞれだと思います。ここ数日の「ありがとう便り」を海外の宿泊先ホテルでご覧になっているお客様もいらっしゃるかもしれませんね。

本日は弊社の2006年の仕事納です。今年一年間ありがとうございました。来年も皆様と一緒に「ありがとうファンド」を盛り上げて参りたいと存じます。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。

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