ありがとう投信は、お客様に様々な情報をお届けすることで、お客さまとより密接な関係を築いていくことを目指しています。


はじめての方へ ありがとうファンド 各種変更手続 購入・売却方法 ご質問・お問い合わせ 会社概要

お客様からのメッセージ

長期投資の可能性とミッション

消費者問題の領域から、株式投資などの直接金融の世界にアプローチして行くと、どうしても証券被害(トラブル)の問題に出くわすことになります。このことは、多くの人にとって「株式」と言えば、「賭け事のようなもの」であるとか、あるいは「投資会社」と言えば、「騙されそう」などというネガティブなイメージが先行してしまう大きな要因だろうと思います。

私も大学で消費者法を専攻していた立場から、このネガティブな側面から直接金融とのかかわりを持ち始めたわけですが、その辺の研究を進めて行くうちに、言わば副産物としてある程度の金融知識(ファイナンシャル・リテラシー)を身につけていきました。その中で、しだいに長期投資や分散投資などの基本的なセオリーに沿った投資スタンスを心掛ければ、それなりの成果が得られるのではないかとも思い始め、こうして私も直接金融の世界の扉をたたくに至ったのです。

直接金融の世界に漕ぎ出した当初は、もちろんそれほどの運用資金など持ち合わせておらず、分散投資を図るためには投資信託(ファンド)の購入という選択肢しかなかったのですが、毎月積み立て感覚で購入しつつも、「自分は長期保有したいが、果たしてファンドの方は存続するのだろうか」という不安感を抱いておりました。それは値下がりリスクに対する不安よりも大きなものでした。

そんな不安を感じていた頃、長期投資という運用方針を掲げ、この“宝石箱”の中にも大切に納められているファンドが誕生しました。長期投資という運用スタンスに加えて、消費者法を学んだ者の心の琴線に触れる「広告や勧誘は一切やらない!」という営業方針に-例えが悪くて申しわけないのですが-悪質商法に吸い寄せられる消費者のようにハマって行ったのです。

このファンドは、同時多発テロや株価8,000円割れの局面においても、着実に保有者を増やし、そのことに安心感を覚えるとともに、その時は漠然としたものでしたが、とても大切なことを感じておりました。そもそも証券ビジネス自体、運用を任される側と資金を託す側の信頼関係が重要なのは言うまでもないことですが、保有者が互いに長期投資のスタンスを崩さないという保有者間の信頼も大切ではないかということを感じていたのです。

さらに最近では、長期投資による資産形成を通じて、保有者間の信頼(ソーシャル・キャピタル)という無形資産が蓄積され、結果として、社会がより良い方向に変わって行く可能性を馬鹿みたく信じ始めています。これからの時代の経済活動にソーシャル・キャピタルを織り込む重要性については、何人かの識者が主張しているところですが、長期投資もその試金石の一つと考えます。

長期にわたって、大切なお金を投じて行くのですから、おのずとその資金はロングタームコミットメントするに足る企業、言い換えるなら、未来を共有できるサスティナブルな事業活動に向かって行くのではないでしょうか。その意味で、長期投資は持続可能性を追い求める信頼の投資行動と言えるでしょう。

また、長期投資という運用方針を掲げる金融商品には、重要なミッションがあるとも考えています。

投資というものが、決して大金持ちになることを目的としたものではなく、庶民の購買力や生活水準の維持に不可欠なものであると多くの人が理解し始めた時、個人資産は堰を切って直接金融の世界になだれ込むものと私も思っています。その際、持たざることの焦りから、ファイナンシャル・リテラシーという海図すら携えずその世界に漕ぎ出し、トラブルという嵐の中で遭難してしまう人も少なくないはずです。

金融に関する消費者学習も大切とは思いますが、むしろ、いわゆる「自己責任」が問われるのは、限りなく市場性リスクに限定されるトリックのない金融商品を用意しておく方が手っ取り早いと考えます。そして、この“宝石箱”もそのような金融商品のモデルであってほしいと思います。ありがとう投信設立の背景にはその辺の思いもあったと伺っております。

無論、運用サイドとして「確実に」とか、あるいは「絶対に」という言葉は使えないだろうし、消費者としてそれを期待してはいけないことは百も承知です。それでもなお、この“宝石箱”が長い時間軸の中で評価に晒されながら信頼を得、そして真摯な努力がやがて実を結ぶことを期待し、その道程を共有したいと想っています。

メッセージをお待ちしております!
コメントの内容は、皆様が実践されている「長期投資」、「資産運用」或は「資産形成」や「社会情勢などに対する考え」など特定致しません。文章はA4版1ページ程度の長さでお願いします。 

※ご注意:原則としてご寄稿されました文章は、すべてご紹介させていただきたいと考えております。
〒110-0005 東京都台東区上野3-19-4 サカイビル5F
ありがとう投信株式会社 お客様メッセージ係宛

△ページトップに戻る