信じられない男
今回は私の友人の一人をご紹介いたします。
彼は子供の頃に鳥を見ていて自分も将来絶対空を飛びたいと思ったそうです。大人になったある日、子供の頃の夢を果たすべく「鳥になるために」中国へ飛び「ヘリコプター」の免許を取得してきました。「なぜヘリコプターなの?」「そりゃさすがに俺の家は田舎だけど自分の家に滑走路つくれないからね」とヘリコプターを購入し日本中をそれこそ飛びまわっている。私も一度乗せてもらったが、オオ!こわっ!
鷹匠でもある。当然獲物もねらう狩人でもあります。熊・鹿・猪・その他種々、きれいに処理したあとのお肉を「生」で時々いただきますが、当然のことながらとても美味です。 熊の言葉が話せるのではないかと思ったこともあります。ある熊牧場に行った時のことです。バラバラにいた熊を呼び寄せ?話しかけ?一人一人?いや一頭一頭を並ばせてリンゴをあげているのを私は彼の隣で見ていていたのですから。思わず「信男ちゃんてターザン?」豪快な彼ですが、心やさしく面倒みがよく、生きざまは「超人」です。
一緒にドライブをしていると、あれは○○の実、あれは食べられる、あそこあたりにはきのこが一杯ありそうなど、私は目が悪いせいもあり、あっという間にその風景は流れてしまいます。自称「きのこ博士」(彼の名刺にそう書いてあります) 彼のそばにいれば、肉でも野菜でも、魚、果物、食べる物には全く困りません。「泊まりにおいで」と誘われますが、かたくかたくお断りをしています。彼の家には「むささび」が放し飼いされているのです。彼が山中でみつけ哺乳瓶を使って育てた「むささび」です。温泉に一緒に泊まった時に、彼は夜中定期的に起き、竹カゴに入れてきた「むささび」の面倒をみているのを、気持ち悪げにこっそり見ていた私です。
会社は息子さん二人が中心になって仕事をし、サイフは奥さんがしっかりニギッていてこの時世でも安泰。座右の銘「拾う!頂く!タダ!」
そして「信じられない男と覚えて下さいm(__)m」と名刺を差し出す。
(株)○○商会 社長○○信男
甘党で酒は一滴もダメ。この彼と一緒に話をしていると何故か清々しい気持ちにさせられます。生かされている喜びの中に「友」ありです。生かして頂いてありがとうございます。感謝!


