異常気象
梅雨明け宣言後も曇り空が続き、思い出したように強い日差しが照りつける。やはり気候が変だ。アメリカシロヒトリの消毒を、本年は一度も頼んでいない。葉桜の頃から数えて多い年で5回、少ない年で3回はして貰う。虫も気候の激変についていけないのか。ただ、長らく成長不良の野菜苗が、6月半ばから俄然良くなり、キュウリ、トマト、茄子の収穫が絶好調である。
我が家の庭にオハグロトンボが戻ってきた。何年ぶりだろう。真っ黒でか細いトンボがひらひらと舞うのは何とも優雅である。子供の頃の夏休みを思い出す。蝉の声を聞いたのは8月に入ってから、蝉時雨には程遠く弱々しい。夏の昼下がりの風物詩、カッコウの声も、まだ聞いていない。もうすぐ立秋だというのに、夏らしい夏は何処へ行ってしまったのだろう。
8月1日、生後1ヶ月半の牡の柴犬がやってきた。息子が中学1年の夏、家族となった武蔵君も今や14歳の老犬。耳が遠いのか最近は反応が鈍い。そこで後継者を育成することに。名前は女房の発案で日本男児の代表的名前「太郎」。が、息子と娘から大ブーイング。訝(いぶか)る女房に「衆院選が近いよね」で、「あ、そうか」と得心。息子命名の「大和」が採用された。
衆院選といえば、初めて草津に行った16年前の夏休みを思い出す。娘が小学2年生、大雨の洗礼を受けながらホテルにチェックイン。部屋のテレビを点けると細川内閣誕生のニュース。そう、平成5年8月9日のことである。今、奇しくも政権交代の機運、天候異変と政治の世界を結びつけるのは乱暴だが、冷夏の年は何かが起こりそうだ。気を回し過ぎかなあ!


