『ウォーレン・バフェット、2009年株主への手紙』を読んで
世界中の投資家が、いつも待ち望んでいる恒例のウォーレン・バフェット年次メッセージだ。私もこれを読んでいると、株式のことを書いているのだが、その時代を超えた慧眼には目先のことを忘れさせ、計り知れない奥深さを感じる。
ウォーレン・バフェットでさえ、2008年は大失敗した投資が二つあるといっている。一つは石油価格がピークのとき、石油メジャーのコノコ・フィリップを株価80ドル超、70億ドルで大量に買った投資(現在株価37ドル)。もう一つは、アイルランドの二つの銀行を244milドルで買って、年末には27milドルに評価替えしたこと。
これを正直に述懐するところが、ウォーレン・バフェットの聖人といわれる所以でもある。
またこの時期に、手紙の中でこういっている。「アメリカの最高の日々は、先にある。」勇気をもたされることばだ。
ここで、2009年の手紙の中で言っている投資の心構えについて3つほど上げる。
-投資をするとき、悲観は友だちであり、熱狂は敵だ。
-価格は支払うものであり、価値は手に入れるもの。
-喝采を浴びる投資は警戒しろ。偉大な行動はあくびで迎えられる。


