「ちょっと知的な日帰りの旅」報告
「ボケ防止に協力している」という友人の友情に感謝しながら1月下旬の肌寒い日に行って参りました。「ありがとうコラム125」の続編です。
朝8時半、東京駅のすぐ近くの集合場所へ、こんな寒い日に本当に参加する人達がいるのかな?など思いながら到着すると何と30数名。いるものなんですね。
「暇でボケ防止」を探している人達が(イヤ失礼、それは私だけですね)手慣れた(口慣れた)ガイドさんの本日の旅程を聞いているうちに、日本の重大なことの全てを決定してくれる人達の居城、行政府「永田町国会議事堂」が早くも見えてきました。この時期は小・中学生の社会見学で大変混むのだそうです。2列に並んで前の人との間隔をあけないようにとか、小・中学生、大昔の小・中学生が注意事項に真剣に耳を傾けます。衆議院議会場の内部、また天皇陛下の貴賓室などを後ろから押されながら見学、赤ジュータンは上の階になる程その厚みが増してくる廊下を歩いているうちに、予算委委員会室と表示があり、中では道路財源をどうするのか、と審議中のようでした。廊下のあちこちにドアに耳をつけ、中での話しが聴こえてこないかとよくTVで報道している「番記者」のような人が「隠密忍者」よろしく異様な雰囲気で壁にはりついていました。ITの時代でもやはり身体と足を使う「手動式」が一番かと感じたりしました。
息抜きに(別に何もしてませんが、日本の運命を決定するところにいるんだという高場感のなせるせいか=我ながら純真なこと)外庭に出てみると公用車が「先生方」の出待ちをしております。「先生方がいつおいでになってもよろしいように、快適な車内温度を保つため?エンジンは当然つけっぱなしです」「京都議定書」を提言提唱し、今年地球温暖化防止サミットの議長国ではありますが、それはそれとして「まあ、まあ」ということでしょうか。CO2の排出源の一つが国会の庭であることは残念ではあります。
ちょっぴり義憤を覚えながら、次の見学先は法務省内資料館。ここでは明治維新から近代国家の司法の確立に貢献した先人達の偉業をみることができます。英国、独国などのヨーロッパの法律を研究し日本の100年の法大系の「礎」がよく理解できます。
その苦労と情熱を思うにつけ国会の先生方に「己のえりを正し国を支え経済を支え民を支える」べく働いていただきたいものと心より思いました。
昼食、休憩の後、東池袋にある造幣局に行きました。「硬貨」の製造工程「勲章」の細工製造工程を見学し、黙々と作業に従事している方々の「職人技」にすっかり魅了されました。
終了時間は頃合いも4時半、そろそろおなかの中からあったまりたい時間です。5時半から少々遅い仲間達での新年会。その会場へ向かう道すがら今日の一日を誘ってくれた友人が「頭を上にばかり向けている奴ばかりじゃ国は立ちいかないぞ。頭を稲穂の様に柔軟に風にまかせて、目の前をしっかり見すえて働かないとな。そんな奴の後支えになるのが俺達のこれからの役割なんじゃないか」とのたまう。
今日も楽しい一日でした。こんな友人達にめぐまれて感謝。


