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ありがとうコラム

国際化の時代

※内田会計事務所さんの会報より転載させていただいております。

日本の四季を表現するのに「春夏秋冬」と言いますが、最初の季節である「春」となりました。皆様お元気でしょうか?

春は私が一番好きな季節です。身体的にも元気が出るホルモンの分泌が活発となり、精神的にも昂揚し、自然界においても花々は咲き乱れ、新緑が眩しく、心身が躍動感に満たされる季節です。特に満開の桜を見ると、その美しさに陶酔感さえ覚えます。南北に長い日本列島の桜を追って旅をするのが私の永年の夢です。

さて、最近のマスコミに「BRICs」(ブリックス)という言葉がよく出てきます。ブラジル(B)、ロシア(R)、インド(I)、チャイナ(中国=C)の4カ国が経済的に急成長してきたために、世界経済に大きな影響を及ぼすようになった現象を説明する経済用語として使われています。ちなみに人口は、B=1億8千万人、R=1億4千万人、I=10億3千万人、C=13億人でBRICsの合計人口は26億5千万人となります。世界の人口が66億5千万人ですから40%を占める人々が経済的に先進国並になりつつあります。経済的に成長するということは、生産大国にもなり消費大国にもなるということですから、食料や石油等の消費大国(輸入大国)である日本にも大きな影響があるでしょう。さらに、このBRICsの後に続いて経済成長を目指している発展途上国があります。「VISTA」(ビスタ)と呼ばれる国々です。ベトナム(V)、インドネシア(I)、サウスアフリカ(南アフリカ共和国=S)、トルコ(T)、アルゼンチン(A)の5カ国です。

一方、日本は少子高齢化により人口減少国となり消費市場は縮小せざるを得ない状況です。企業経営者としては、人口が増え、経済的にも豊かになり、消費市場が拡大していく地域(特にアジア)をターゲットにすることは当然の選択です。海外に進出しても良いし、日本に来る外国人を顧客と考えても良いでしょう。アジアの高級スーパーへ安全安心な日本食品を輸出する、香港の寿司チェーン店が日本の魚を仕入れに来る、東京のデパートで外国人に売れている日本酒、外国人に人気の紙細工やカシミヤ衣料品、日本食ブームに乗じた箸・・・最近の銀座は外国人のショッピングセンターとなっています。北京で会計事務所を経営している知人(内田総研:内田俊彦税理士)は「中国の経済発展により日本人以上に裕福な中国人が沢山いる。彼らは日本に憧れを持っている。自分がお手伝いした日本の歯科医院(一般・美容・インプラント)・エステサロンは大人気でフランチャイズ展開を検討中!」と言っています。

事業経営は環境適応業であることを試される時代です。

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