謹賀新年
※内田会計事務所さんの会報より転載させていただいております。
明けましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりました。本年も昨年同様よろしくお願い申し上げます。
今年は十二支の中で第一番目に数えられる子年です。縁起の良い一年であって欲しいものです。「漢書」によると「子」は「孳」(し:「ふえる」)の意味で、新しい生命が種子の中に萌し始める状態を表しているとされていました。後に、覚えやすくするために動物の「鼠」に置き換えられたそうです。俗説では、「神が十二支の動物を決める際、家の門の前に来た順番に決めることにした。牛は動きが遅いからと真っ先に出かけ、一番に門の前に着いたが、門が開けられる時、牛の頭の上に乗っていた鼠が牛の前に飛び出したので、鼠が一番になった」と言われています。後世の人の物語創作能力の豊かさに驚きます。
今年は第29回夏季オリンピック北京大会が開催されます。アジアで開催されるオリンピックですので日本選手の活躍を期待したいものです。
前回の子年は1996年(平成8年)でした。東京三菱銀行誕生(その後UFJ銀行が参加)・ペルー日本大使公邸人質事件・作家の司馬遼太郎氏や芸術家の岡本太郎氏、それに「寅さん」で有名な俳優の渥美清氏没、等々いろいろな出来事がありました。あれから12年、「光陰矢の如し」という言葉を痛感しています。
さて、今年も団塊世代の退職が続きます。私の友人も殆どが退職し第二の人生を歩んでいます。大量退職に伴う経営への影響は大きいと思います。彼らが永年かけて社会で養った能力や技術を生かす経営もこれから重要になります。また、今後の日本経済を考える場合、1500兆円の個人金融資産をいかに活用するかが課題です。金融資産のうち、50%は現預金、株式・投信は11.4%で、欧米諸国と比べて現預金の比率が高いのが日本の特徴です。今後は貯蓄から投資の流れを作り、経済の活性化を促す政策も必要であると同時に、個人レベルでも減少する公的年金を補填し、豊かな人生を送るために資産形成に対する考え方を変えることも必要かと思います。
弊事務所も昭和55年創業から今年28年目を迎えます。今まで頂戴した御縁に感謝し、御恩を忘れずに今年も皆様のお役に立てるように努力したいと思います。
末筆ながら皆様の御多幸と御活躍を祈念いたします。


