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先行き不透明な環境の中で<月次レポート2017年2月より>

2017年04月29日(土)

先行き不透明な環境の中で<月次レポート2017年2月より>

 皆さま、いつもありがとう投信をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。ありがとうファンドを設定して今月末で12年半となり、この月次レポートもおかげ様で150号を迎えることができました。これもひとえにお客さまのご支援の賜物であると御礼申し上げます。

  

 さて、先月を振り返って見ますと米国ではトランプ氏が1月20日に米国大統領に就任しました。就任直後からTPP離脱やメキシコとの国境に壁建設、入国禁止令など選挙期間中に公約していた政策について、連日大統領令に署名して矢継ぎ早に実行に移そうとしています。就任前までの期待先行のトランプラリーの雰囲気から一転して現実に引き戻された感があります。

 

トランプ大統領の自国優先の米国第一主義や保護貿易主義的な言動や政策に各国、企業とも戦々恐々としている状況ではないでしょうか。日本に対しても為替操作国として円安誘導していると批判したり、トヨタ自動車にメキシコ工場で作ってアメリカに輸入したら高い関税を課すと警告したりと決して他人事ではありません。

 

 トランプ大統領の言動の妥当性・正当性はさておき、選挙中の公約を忠実に有言実行しているだけとの見方もできますが、大統領に就任したら、過激な発言も少しは収まるのではないかとの期待はあっさりと裏切られた格好になりました。

 

 今後、政策が実際にどこまで実現されるかは、議会承認の問題などもあり不透明ではありますが、一つ確かなことは過去の延長線上で考えることができなくなったということです。オバマ政権時代の政策が継続されず見直され、国内世論は分断し、自国優先・保護主義に傾倒し、まさに非連続の連続が起きていると考えられます。

 

 世界を見回すと今年は欧州において政治イベントが多く、オランダ、フランス、ドイツなどで選挙が行われます。昨年のBrexit(英国EU離脱)のように自国優先・保護主義・移民排斥を主張する極右勢力が台頭する可能性も少なくありません。

 

 以上のように、今年の世界経済はイベントリスクが多く先行き不透明な環境ではありますが、IMF(国際通貨基金)では、2017年世界経済についてはゆるやかな回復の見通しで前年比+0.3%の3.4%の経済成長を予測しています。

   

  

図:世界経済見通し予測一覧   

予測GDP.jpg

出所: IMF(国際通貨基金) 2017年1月16日改訂見通しより

   

 トランプ米大統領の言動によって、しばらくは各国、企業とも振り回される状況は続きそうで、その度にマーケットは一喜一憂する展開が予想されますが、長期的な視点で世界全体を俯瞰すれば人口増加、新興国における中間所得層増加、高齢化、生産性の向上、ITデジタル化の進展など、大きな流れであるメガトレンドは変わっておりません。

 

 私たちは短期的な株価の動向やマーケット動向に惑わされることなく、長期的な視点でそのようなメガトレンドの恩恵を受けて持続的に成長していける企業などに投資することによって、長期での利益成長の恩恵を享受することができると考えております。

 

 現在のような先行き不透明な環境の中でこそ、目先の相場を予測した短期売買ではなく長期投資の視点がますます重要になってくると考えておりますので、私たちはこれからもブレずに王道である長期国際分散投資で良い投資先に厳選投資して、お客さまにご投資いただいた資金を大切に運用してまいります。

 

 皆さま、こういう環境の中だからこそ、ご自身の資産運用をする目的を思い出して、コツコツと長期国際分散投資で資産運用を継続して参りましょう!

 

今後ともありがとう投信をどうぞよろしくお願いいたします。

ありがとう投信株式会社

代表取締役社長 長谷 俊介

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